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浪人してから気付く、浪人をすること...(続き5)

また世間体が良いわけでもありませんし、色々な環境から見てみると、浪人するということが良いことばかりではないということが変わるでしょう。

多くの人にとっては「浪人するかどうか」ということを考えたときには、デメリットばかりが思い浮かんでしまう状態でしょう。

浪人期間中のデメリット

浪人というと「ひたすら勉強」「精神的にきつい」というデメリットが思いつくかもしれません。

実際に勉強ばかりしていることは浪人生にとってはある意味で一番のデメリットです。

ですが、それ以上に浪人期間中にはデメリットと呼ばれるようなものがあります。

浪人期間中は、人生の中で一番自由な時間であり、その分だけ自分をコントロールしなければいけない期間です。

そんな期間だからこそのデメリットがいくつかありますので、それらのデメリットについて見てみることにしましょう。

結局ダラダラしてしまう

浪人期間中のデメリットとしては、結局はダラダラしてしまい、きちんと勉強ができないということが挙げられるでしょう。

浪人期間中は、自分で自分のことを管理しなければなりません。

結局ダラダラとして勉強ができずに、無駄に一年を過ごしてしまう人も少なくはないのです。

自らの管理の中で、しっかりと目標まで自分を高められる自信がある人でなければ、浪人をしても意味がないかもしれません。

それも並大抵の精神力ではないのです。

一年間を結局ダラダラと過ごして遊んでいると、浪人のデメリットしか感じることができないでしょう。

一年間を自由に過ごすことができるのは楽しそうに思われるかもしれませんが、本気で取り組むと地獄のような時間になるのが浪人の一年です。

しかも、辛い時間に追い込むのは自分自身なのです。

様々な誘惑に負けてしまう可能性が非常に高いというのは浪人中のデメリットですね。

意外とお金がかかる

意外とお金がかかるというのも問題ですね。

これはもちろん、本人の問題ではなく親の問題になってしまいますが、浪人期間中はただではありません。

予備校に通う人は多いですし、模試や特別授業などで出費がかさむことも多くあります。

親に金銭的な負担をかけてしまうという心の負担は少なくないでしょう。

また、自分でお金を出さなければいけない場面も多くあります。

それは例えば、問題集などです。

浪人生であれば、自分の勉強内容は自分で決めることができますから、当然、問題集や参考書も必要になるはずです。

ですが、それは学校の教科書と違って自分で購入しなければなりません。

そういった面でもお金がかかりますし、予備校に通っているときの昼食代などを考えるとさらにお金がかかるかもしれません。

希望の大学に合格するために必要な経費だと考えると無駄ではないのかもしれませんが、やはり、出費がきついというのは大きなデメリットなのではないでしょうか。

失敗したら無駄な1年間になる

浪人の努力は必ずしも報われるというわけではありません。

浪人生だからと言って思ったとおりに成績が上がるとは限りませんし、むしろ、浪人生の方が伸びしろが少ないとも言われています。

浪人したことによって必ず希望の大学に合格するわけではないというのが、誰もが考えるデメリットなのではないでしょうか。

もちろん、浪人の一年が全く無駄なものになるかどうかは、その人次第です。

合格しなかったとしても、その精神力がのちの人生に役立たないとは言えません。

ですが、やはり、希望の大学に合格したいという明確な目標がある以上、それを叶えられなければ「無駄な一年」になってしまったと考える人の方が多いでしょう。

また、本人がそう感じていなかったとしても、周囲の人間に「あの子は無駄な一年を過ごした」と思われるのは悔しいものです。

不健康な体になりがち

浪人生活の中では、不健康な体になりがちという特徴もあります。

第一に、運動不足が挙げられます。