会社ですごい偉い人なのに、一従業員の私に優しく声をかけてくれたとなれば、その人の好感度はものすごく高くなることでしょう。
しかし、その逆で初対面なのに、立場が上というだけで見下すような発言をされたとすれば、その人のことをたちまち嫌いになることでしょう。
嫌な感じのやつだなと言う印象はなかなか消えないはずです。
それと同じで良い人だという印象もなかなか消えません。
だとすればもちろん前者の方がたくさんのファンがいて、後者はたくさんの敵がいるようなものです。
イメージの良い人のことは、たとえ知り合いが悪く言ったとしても、かばいたくなるものです。
しかしイメージの悪い人のことは、悪い話を聞いても「やっぱりそう言う人なんだ」と納得できてしまいますよね。
この違いはすごく大きなことだとご理解いただけたでしょうか。
人って仲の良い人とだけ関わって生活しているわけではありません。
レストランのの店員さんや、よく行くスーパーやコンビニのレジの人や、ご近所さんや、いつも乗る電車。
生活の中で様々な場所に行き、顔を見たことある程度の人がたくさんいるはずです。
その人たちは逆にあなたのことを顔を見たことのある人だと認識していることでしょう。
その人たちからみたあなたって一体どんな人なのでしょうか。
何もどんな人にも気を使えと言っているわけではありません。
誰でも彼にでも気を使っていたら気を貼りすぎて疲れてしまいますよね。
しかしこれだけは気をつけて欲しいのは、人のご機嫌は取らなくていいですが、ご機嫌を損ねることはしないように気をつけて欲しいです。
レジでお金を投げたり、店員さんに偉そうな口調で喋ったり、道で唾を吐いたり、人に不快感を与える行動を知らず知らずのうちにしていないかを振り返って見て欲しいです。
もし思い当たることがある人は、きっと身近な人にも気づかないうちに失礼なことをしてしまっているかもしれません。
大切なのは、人を気遣うという配慮ができるかどうかですね。
こうしたことに気をつけさえしていれば差別することなく、平等に人に接することができるようになっていきますよ。
19.人の良いところをしっかり見ている
魅力的な人には人が集まってくるイメージがありますが、その要因の一つに、人の長所を見つけるのが上手だという特徴もあります。
人に与えるのが好きな彼らは、人の気持ちのフォローだけでなく、その人自身の長所を見つけて伸ばすのが上手だと言えるでしょう。
人は自分の存在意義を求めるものです。
周囲の人からすれば、しっかり自分のことを見てくれている。
話を聞いてくれたということでまず嬉しいですし、その上に自分の良いところを見つけてもらえて、気分もいいですし、本当に自分の知らなかった自分の発見に繋がることも多いでしょう。
また会いたいと思い、また話したいと思うのは必然的なことだと思います。
なのでたくさんの人を惹きつける人になるのかもしれません。
20.言動がいつもポジティブ
そして魅力的な人の言葉は常に前向きです。
明るくポジティブなのが特徴的です。
ついつられて楽しくなるような無邪気さも兼ね備えていたりします。
これはポジティブな気持ちで自分の人生を楽しもうとしている人が多いからこそでもあると思います。
明るい言葉は聞いている人にもプラスの効果を与えてくれますし、何より発している自分自身にも影響していると言えます。
人は考えた言葉を口に出し、その言葉によって導かれるところがあります。
なので汚い言葉やネガティブな言葉を使うと、その方向に引っ張られ、ポジティブで綺麗な言葉を使うと良い方に引っ張ってもらえます。
良い言葉を使ってワクワクしていると、本当にワクワクすることが不思議と起こります。
そして大切にして欲しいのは感謝する気持ちです。
些細なことでも、物事がうまくいった時、それは関わってくれた誰かのおかげでもあります。
今日気分良く帰ってこれたのは、取引先の担当の方の笑顔が素敵だったからかもしれません。