人間は機械ではありませんから、毎回同じことを同じように正確に繰り返しおこなうことはできませんし、プログラムを取り入れれば、ただ淡々と作業をすることもできません。
その時の状況やコンディションなどが関係して、いつも完璧でいられるとは限らないですよね。
人は完璧ではない、だからこそ人は失敗を恐れます。
しかし「失敗するかもしれない」「完璧ではない」という気持ちを持って、物事に取り組む姿勢というのが失敗を回避するために必要な素質でもあるのです。
失敗しないために弱気な姿勢になってしまう人は、臆病者というイメージになりがち。
しかし見方を変えると失敗のリスクを想定する能力を持っているということですから、失敗しないように前もって対処し、仮に失敗した時の状況把握もイメージトレーニングしてあることでしょう。
もし失敗しても、想定していた内容であればリカバリーがききますし、メンタル面のダメージも最小限で済みます。
「絶対に失敗しないから大丈夫」と意気込んで強気な姿勢で物事に向き合うというのも、自信の表れですので良いことですが、「誰しも失敗はしてしまうものだから、気を付けよう」という気持ちでリスクヘッジをしておくくらいでも丁度いいのです。
「どうしてこうなった!」というような状況に陥るのは、失敗を想定していない人ですから完全に前者です。
論理的な根拠に基づいた自信なら良いのですが、根拠の無い自信は身を滅ぼします。
しかし、ある程度想定していたにしても、想像以上のトラブルに見舞われて「どうしてこうなった!」という時もありますから、あとは気持ちの部分の問題です。
「想定していなかった!」と後悔するのと「想定が足らなかった!」と後悔するのでは、後者の方が反省のしようがあると思いませんか?
人生における失敗あるある20個
誰にだって失敗はあると散々豪語してきましたが、実際に周りの人はどんな失敗を経験したことがあるのか?と気になる人も居ると思います。
自分ばっかり失敗しているような気がする…なんて思っている人も、今日はありがちな失敗パターンあるあるを見て、これまでの人生と比べてみましょう。
人の人生における失敗談を見てみると、他人事ながら学べる部分も多いですよ。
それに、今後自分の身にも降りかかるかもしれない状況だって沢山あるはず。
人の振り見て我が振り直せという教訓があるように、自分の身に置き換えながら「失敗が起こった原因」や「失敗しないようにする方法」 という点も考えながら見てみてくださいね。
1. 財布を無くす
まずは身近な失敗あるあるでいうと、モノを無くしてしまうというケース。
それも生きていく中で重要価値の高い`財布’を無くしてしまった…という時はそれはもうどん底ですよね!
中に入っていた金額の大小にもよりますが、お財布にはクレジットカードや免許証など個人情報が満載ですから、無くしてしまうと大問題です。
お財布を無くす原因は主に`ウッカリ’な失敗でしょう。
ウッカリどこかに置き忘れてしまった、ウッカリ落としてしまった…などなど気づかないうちに無くしてしまっている人が大半です。
無くした人からすると「まさか落とすとは思っていなかった」という気持ちが強く、落とす時は気を抜いている状態であることが多いようです。
失敗は思いがけない時に起きてしまうものですから「自分は大丈夫」と驕らずに「もしかしたら」という気持ちを持っておくようにしないといけませんね。
2. すぐに夢を諦めた
「あの時こうしていればよかったのに!」と後になって過去の失敗に気付くということも少なくありません。
特に将来の夢など、目指していた目標を簡単に諦めてしまった人なんかは、あとあと後悔することが多いようです。
あの時の違う選択をしていれば、今や未来は違っていたのかもしれない…なんていう人生の分岐点も、後になってからではどうしようもできません。
大切な選択を失敗して悔やむことのないよう、人生の先々まで見通して自分の人生を決めていくといいですね。
大人になってみるとより一層過去の失敗が悔やまれて仕方ないなんていう人を良く見かけます。
叶えたい夢がある人は、粘り強く努力し、これでもかと言うほど悩み、自分の中で納得する結論を出しておくようにしましょう。
そうすれば、良い結果にせよ、残念な結果にせよ、後になって過去の自分の失敗に苦しむことも減りますよ。