皆さんの周りには「腐女子」って言われている人たちがいますか?
最近「腐女子」って言葉、かなり聞くようになりましたね。
本屋さんに行っても、BL系の漫画などがかなり場所を拡大していることからすると、「腐女子」が今急増中なのでしょう。
特に、今は女子高生とか20代・30代の女性に「腐女子」傾向が出ているとと言われています。
では、「腐女子」にはどんな特徴があるのでしょうか??
今回は、「腐女子」と言われている女性たちの特徴、恋愛傾向を特集してみたいと思います。
腐女子とは?
腐女子が若い女性たちの中で急増しているらしいのですが、皆さんの友だちや学校や職場にも自分が腐女子であることを公言している人っていますか?
公言している人はそんなに多くはないかもしれませんが、じつは自分や仲のいい友人が腐女子だという人もいることでしょう。
でも、「腐女子」っていうことば、一般にはどうゆう意味で使われている言葉なんでしょうか?
そして、世間一般からすると腐女子のイメージって!?
ちょっと調べてみましょう。
BL・やおいを好む女性のこと
「腐女子」っていったい何のこと!?という方もいるかもしれません。
腐女子がいったいどんな女子のことなのかというと、つまりは「BL」や「やおい」を好む女性たちのことを、そのように呼んでいます。
アニメや漫画の中でも、特にBLややおいの作品を好んでいて、妄想も常にそっちの方向に行ってしまう女性を指している隠語だそうです。
「腐女子」って「腐った女子」って書くから、あまり印象はよくありませんよね。
というか、普通自分が「腐った女子」みたいな言葉で呼ばれたらかなり怒りますけど、この言葉は、当人たちが自分たちのことを「世間受けしないシュミを持つ腐った女子」と自虐的に使っていたことから世間にも広まった言葉みたいです。
BL=Boys Love
腐女子は「BL」を好むといいましたが、「BL」とは何かというと、「Boys Love(ボーイズラブ)」の略です。
「Boys Love(ボーイズラブ)」とは、主に少年・青年同士の恋愛を描いた作品のことです。
よく漫画でも「BL」とジャンル分けしてありますけど、つまりは男性同士の恋愛やからみがテーマの漫画だということです。
たまに「ML(メンズラブ)」という言い方でも男性同士の恋愛作品を呼ぶことがありますが、その場合は「BL」が学生などの10代の男性の恋愛で、「ML」が学生以外の社会人の男性同士の恋愛の内容ということで、分けているようです。
この「ボーイズラブ」という名称は、1990年代の漫画情報雑誌で使われていたのが基となっているそうです。
「Boys Love」といっても、これは和製英語で、英語ではほぼ同じ意味の言葉は「Slash(スラッシュ)」らしいです。
それで、海外では「BL」という呼び方は日本の漫画やアニメ作品において使われていて、日本独自の文化としても認識されているようです。
やおい=男性同性愛の作品
「Boys Love」と同じような意味を持つ言葉で、「やおい」という言葉もあります。
「やおい」は、男性同士の同性愛をテーマとした作品のことで、作品中の同性愛描写のことも指しています。
なぜ「やおい」と言っているのかというと、このジャンルにおいて作品が主に性描写のみとなっていることから「やまなし・おちなし・意味なし」と言われていたからです。
つまり、ストーリー的に特に山場もないし、終結(落ち)もないし、意味もないということらしいです。
しかし、現在ではストーリー性のあるものも含めて、男性の同性愛描写のある作品をやおいと言っているそうです。
じゃあ、「BL」と「やおい」にはどんな違いがあるの??となりますが、そこの線引きは難しいらしいです。
しかし、「やおい」ではもともとの原作の中でただの友人同士である二人の男性キャラクターを、その原作ファンが妄想によって恋人同士に仕立てたストーリーのような、二次創作のものを主に指していたようです。
一方で「BL」はオリジナル作品だそうです。
最近そのような男性同士の恋愛要素を持つ作品の市場が増えてきて、普通に本屋さんでも売っているようになったこともあり、1990年代に「やおい」ではわかりづらいから「BL]という言葉が主に使われていて、「BL」は商業用の言葉として使われているということらしいですよ。
女のオタクという意味で使うことも
ということで、BLややおいなどの男性同士の恋愛や同性愛行為をテーマとした作品を好む女性たちが増えているということで、彼女たちを「腐女子」と呼んでいるわけですが、たまに、普通のオタク女子のことも「腐女子」と呼んでいる人もいます。
これは、「腐女子」という言葉が独り歩きしちゃって、本当の意味をしらないまま、とにかくオタクだということで「腐女子」と間違って使っている人がいるためです。
確かに、BLとかやおいなどが好きな女性はオタク率が高いのですが、しかしオタク女子がみんな男性同性愛作品が好きなわけではありません。
「オタク」というのは、アニメや漫画が大好きなタイプもいて、アニメや漫画の話になるととにかくテンションが上がり、口数が多くなるような女性たちです。
さらに、声優が大好きで追っかけをしている「声ヲタ」とか、小説やアニメのキャラと恋愛ができちゃうタイプのオタク女子、そしてアイドルの追っかけをしているオタクなどなど・・・、オタク女子にはたっくさんのタイプがあります。