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イタリア人の16個の特徴的な行動・...(続き3)

マンマも息子を溺愛しているから、普段は彼女と思いっきり遊んでいる男性も、週末にはマンマのところに行ってマンマに洗濯してもらったりお世話してもらったりすることもあるらしく、「HOTEL MAMMA」という言葉さえあるようです。

さらに、マンマだけでなくノンナ、つまりおばあちゃんへの愛情もものすごいものがあります。

マンマが働いている家庭では、ノンナが子どもたちの面倒を見ていることも多く、子どもたちは小さい時からノンナの手料理を食べ、ノンナに愛情たっぷりに育てられていたりするようです。

それで、イタリアでは一般的にノンナをとても大切にしていて、自分のおばあちゃんじゃなくても、おばあちゃんという存在をとても大切にして愛しているのです。

家族の絆がそれほどまでに強いというのは、素敵なことだけど、マザコンのイタリア人男性と結婚すると、なんだかめんどくさそう・・・とも思ってしまいますね。

だから、もしイタリア人男性との結婚を考えているのであれば、まずは第一にマンマに気に入られるようにかなり頑張らなくてはいけないようです。

マンマも息子が第一だし、息子もマンマが一番の女性だと思って大切にしているわけですから、そこをクリアしないと結婚は難しくなるでしょう。

4、求愛行動が情熱的

たぶん、日本人にとってイタリア人のイメージとしてみんながもっているのが、求愛行動に関して日本人の比ではないほど情熱的である、ということではないでしょうか?

街では、気になる女性には必ず声をかけます。

それも、ものすごい口説き文句を平気で言ってきます。

「なんて美しいんだ!」「僕の女神だ!」などの、女性を喜ばせる言葉を連発します。

日本人からすると、そんなこと言われて一目があるところで、愛情をたっぷり表現されたら恥ずかしくなってしまいそうですけど、イタリア人にとっては、それは女性への礼儀だそうです。

それで、女性に対してはとてもよく褒め、さらに食事に行った時などには必ず男性が支払いをするそうです。

それに人目をはばからずにいつもイチャイチャしているのも普通。

愛情を言葉と態度で表すことが当たり前なのです。

愛することへ熱意はかなり高く、レディーファーストで対応してくれるので、そんな恋愛や愛情表現に憧れて、今すぐイタリアに行きたくなる女性は多いのではないでしょうか?

5、よく褒める

男性からの求愛行動でもそうですが、イタリア人は人のことを良く褒めてくれます。

先ほども求愛行動が情熱的問いうことで、イタリア人男性は女性に対して「きれいだね」とか「キミはなんて素晴らしい存在なんだ!」ということをシャワーのように浴びせてきます。

しかし、イタリア人が褒めるのは女性だけではありません!

イタリア人は食事を「おいしい!」とか、相手の能力や才能に対しても「素晴らしい!」と言ったり、キレイな景色を見たり、友人に対してそのように褒めることも多く、「素晴らしい」という意味の言葉がたくさんあります。

それで、よい点を言葉にして褒める、という文化が根付いているのです。

褒めるってすごく相手にやる気とか自信を与えるし、積極的な言葉ですよね。

日本人もその点では友人やパートナーを褒めるとか、美しい景色やおいしい料理が出てきたら、それを言葉にして褒めるということを忘れないようにしたいですね。

6、距離感が近い

イタリア人は人懐っこい人が多く、距離感が近いです。

すぐに打ち解けて、一緒にビジネスをやろうと持ち掛けることもあります。

しかし、すぐに打ち解けるということと、信頼関係が築かれているということとは違うので、イタリア人とは距離感を縮める、ということよりもどう信頼関係を築くかを考えるほうが大事になるのかもしれません。

もちろん、恋人同士になると常にどこかれかまわず近い距離でラブラブしようとします。

日本人の感覚からしたら距離が近いと思うところも、イタリア人からしたら恋人同士なのに触れ合わないでいるほうが不自然、という感覚らしいです。

7、楽しむために仕事をする

これはよく言われることです。

日本人は、仕事のために生きている、つまらない人生だと・・・。

確かに、ヨーロッパの国の人たちと、日本人の仕事に対する意識というか目的は違っていますよね。

イタリア人はとにかく明るい性格で、人生を楽しもうと努力しています。

そして、基本的に陽気です。

「人生とは、楽しむもの!」と考えています。

だから、クヨクヨしたりしないし、孤立しないし、物事を暗く受け止めることはあまりなく、話したいことをたくさん話、ジョークもたくさん言って、笑って楽しければOK♪というような明るさを持っています。

それで、仕事も、仕事それ自体に喜びを持つというよりは、遊ぶために仕事をしている人が多く、人生の楽しみのために仕事をしているので、仕事で人生が支配されるなんてまっぴらごめんです。