今日は今日、明日は明日という考え方も持っているようで、楽観的に物事を捉えられるのがいいところです。
8、困った時は誰かが助けてくれる
イタリア人の素敵な所の一つに、困っている人を放っておけないという一面があります。
困っている人を助ける、その助け合いの精神はとても素晴らしいもので、子供たちもそのような精神を教えられています。
その一つにはキリスト教の影響があると考えられますが、助けの手を差し伸べて、何か人の役に立つことによって得られる満足感を知っているのです。
多くの人は助けの手を差し伸べたとしても何か見返りを求めることもなく、感謝を伝えると「どういたしまして」と笑顔で去っていくようです。
基本的にみんな楽観的だから、困ったときは誰かが助けてくれる、という意識があり、困ったときはお互い様と思える素敵な国なのです。
9、女性を口説かないのは失礼
イタリア人男性は情熱的に女性を口説くのが普通なのですが、それは単に下心がある、という感覚ではありません。
逆に口説かないことが女性に対する失礼なのです。
それは下心というよりかは、女性に対する礼儀だからで、女性を褒めないということはその存在を無視していることと同じになってしまうことのようです。
しかし、褒められなれていない日本人女性にとっては、男性からそのような褒められ方をするとすぐにその気になってしまうので、イタリア人男性からすると日本人女性を落とすのは簡単と思われているところもあるようで、下心ありありで褒めてくることも多いので、旅行に行く際にはちょっと気を付けましょう。
でも、そのような女性に対する感覚って、日本とはちょっと違いますよね。
日本では女性蔑視の考え方が古くはありましたが、キリスト教国であるイタリアでは女性をとても大切にするそうです。
10、言いたい事はハッキリ言う
日本はお互いに言いたいことを言わないで、察する能力が求められますよね。
でも、イタリアでは言いたいことははっきり言う文化です。
言ったもん勝ちだし、喧嘩をするとしても、自分の感情とか考えとか意見を理解してもらうことのほうが重要だと考えています。
それで、大げんかになることもありますけど、その後はあとくされなく仲直りしていることも多く、シンプルでわかりやすい性格をしているようです。
自分の意志や意見をしっかりと持っている、ということで、それを他の人におくせずに伝えられる文化も素敵ですよね。
ストレートな発言がたまに喧嘩になることがあったとしても、裏表がない、ということは人付き合いがしやすいということでもあります。
何を考えているのか、どう思っているのかがハッキリわかるほうがめんどくさくないかもしれません。
11、結婚=自由恋愛の束縛
愛することへの情熱がすごい、イタリア人。
では結婚観はどうなっているのかというと、ほとんどの人がカトリック教徒なので、結婚観は意外と固いです。
結婚は、子どもを生んで立派な家庭をも作るためのもの、という意識があるので、子どもが欲しくない人は結婚しません。
さらに、最近では結婚=自由な恋愛を制限するもの、という意識をもち、あまり結婚したがらないカップルも増えているそうです。
なので、生涯を共にしたい人と愛を深めるために結婚する、というよりも、家庭を持つために結婚するというほうが強い意識なのですね。
それで、自由に恋愛をしたいと思っている人は、束縛されるのが嫌なので結婚するよりも同棲することのほうを選ぶ人もいるようです。
12、毎日笑顔で過ごす
イタリア人の人の笑顔って、本当に大きな太陽のように明るいと思いませんか?
イタリア人は、基本的には物事を楽観的に考え、毎日笑顔で過ごしています。
でも、それは単に何の努力もなしにしているわけでもないようです。
いつも明るくて陽気なイメージのジローラモさんだって、本当は恥ずかしがりやだったそうです。
でも、それを克服するために自分から笑顔で挨拶することを努力したそう。
そうしたら、みんなも笑顔で挨拶をしてくれて、どんどんと世界が明るくなったようです。
人生を素敵にするために、笑顔で過ごす。
生きていれば悲しいことも、辛いことももちろんたくさんありますが、自分が笑顔でいれば周りももっとハッピーになれる、という意識と努力があって、イタリア人はいつも笑顔が素敵なんですね!