冗談がうまい人と聞くと、どんなイメージがありますか?
人気者で、いつも笑いが絶えない、たくさんの友達に囲まれていつも楽しそうなど、プラスのイメージが強いのではないでしょうか?
冗談が上手い人って一体どんな人達なのでしょうか?
今回は、冗談が上手い人の特徴や冗談が上手い人の10個のメリットについてお話します。
冗談がうまい人はどんな人?
日常普通に使っている「冗談」という言葉ですが、本来の意味をご存じでしょうか?
「冗談」という言葉は「ふざけて言う話」という意味であり、その言葉が転じて「ふざけた態度」を示す場合もある、実はマイナス要素の言葉です。
この冗談を上手に使える人のことを、「冗談のうまい人」と言います。
つまり、「冗談が上手い人」というのはプラスのイメージになります。
あなたがもし、他の人からふざけた態度を取られたらどう思いますか?決して気分良く感じませんよね。
しかし、冗談がうまい人にかかると、緊張がほぐれる、悩みが和らぐなど精神面で助けてもらったという気持ちになり、嫌な気持ちにはまずなりません。
冗談がうまい人は、「冗談」という一見マイナスとも思える手段で、相手を喜ばせることができる、そんな高度な技術を備えている人物なのです。
冗談がうまい人の特徴
では、どんな人が冗談が上手いと言えるのでしょうか?
まずは社交的であること、話術に優れていること、頭の回転が速い人が挙げられます。
冗談が上手い人は、「冗談」という手段をコミュニケーションツールとして非常に上手に使います。
また、冗談を言うことで相手を傷つけようとか、陥れようなどとは思っていませんので、冗談を言うことで他人の気分を害することはありません。
逆に、冗談を言って人を怒らせてしまう人もいますが、その人は冗談が上手いとはもちろん言いません。
相手を怒らせたとわかると「冗談、冗談」と言ってごまかそうとします。
しかし言われた本人はたいてい気分を害してしまいます。
このような人は「冗談が過ぎる」とか「冗談にもほどがある」と言われてしまうのです。
冗談が上手い人というのは、冗談という技術を使って人を喜ばせたい、和やかな雰囲気になってほしい、笑顔になってほしいという気持ちがあり、いつも人のことを考えている優しく思いやりの気持ちがあります。
また、自分の話術に自信があり、それでいつも人を笑わせているのでコミュニケーション能力が高いのも最大の特徴です。
大勢の人が集まるような場面では、一人寂しい思いをしている人がいないかなど、気配りも忘れません。
場の空気を読むのが上手い
冗談が上手い人は、場の空気を読むのがとても上手です。
例えば、和やかな雰囲気であるはずの場面で、何かをきっかけに気まずい空気になってしまうということはよくある話です。
冗談が上手い人は、このような場面でも、さっと気のきいた冗談を言って雰囲気を明るくもどしてくれる存在なのです。
逆に、空気を読むのが下手な人はKY(空気が読めない)と言われてしまい、孤立することが多いのですが、KYな人孤立すること自体を気にしないですし、もっと言えば孤立しているという自覚はありません。
さらに、他人がその人に「あなたKYなところがあるので気を付けた方が良いよ」とは言ってくれませんので、気づかないままの人が多いのです。
しかし、冗談が上手い人は空気の変化を素早く読みとって、すぐにその場を空気をリードするのが得意です。
「あ、なんだかまずい雰囲気になりそうだな」と思ったら、さっと機転をきかせて場の雰囲気を盛り上げることに徹します。
空気を読むのが上手いのは天性のものもあるかもしれませんが、日頃から人間観察をよくしている、いろいろな場に出向いて行って人とコミュニケーションを積極的に取るなどの努力をしているからなのです。
言っていい時と悪い時がある
また、冗談が上手い人は、冗談には種類があることや冗談を言っていい時・悪い時があるというのを心得ています。
ですので、冗談を言うべきではない時、冗談が通用しない時には絶対にふざけたことを口にしません。
きちんとメリハリができているのです。
そのため人望も厚く信頼されている人が多いです。
冗談が上手い人は常にみんなの人気者です。