ですので、そんな人に憧れて、つい自分もあまり経験も無いのに考えなしに冗談を言ってしまい、失敗する人がいます。
こういう人はたいてい場の雰囲気を逆に壊してしまいます。
覚えておかなければならないことは、冗談が上手い人は、昨日・今日で冗談が上手くなった人ばかりではありません。
時には失敗もしながら、さまざまな経験を積み重ねて、今日があるのです。
コミュニケーションを円滑に行うツールは何も「冗談」だけではありません。
その人が、人間関係をスムーズにしていくために見つけ出した方法がたまたま冗談を言うことであったかもしれないし、たまたま自分に合っていたということだったのかもしれません。
自分も冗談がうまくなりたいなと思うのは悪いことではありませんが、楽しい雰囲気を壊さないというルールは守らなければなりませんし、まずは自分は冗談を言うことに対して合っているのかどうかを見極めなくてはなりません。
発言するタイミングが絶妙
冗談が上手い人は、その発言タイミングが実に絶妙です。
まさに「ここしかない!」「今しかない!」というタイミングで、冗談を言って周囲を和ませたり、笑わせたりします。
さらに、その人の冗談がきっかけで、物事が進んだり嫌な雰囲気にならずに済んだりと、色々と感謝されることも多いです。
仕事の場面では、その人の発した冗談が相手に気に入ってもらえて商談が成立したなんてこともあるのです。
特に仕事の場面では、冗談を上手に使うことで頭の良さをアピールできますし、行動力も評価してもらえます。
ベストなタイミングでベストな冗談を言うので、頭の回転が速いことがわかりますし、冗談の上手い人の冗談を聞いて笑った後に、「賢いな」と感心するのです。
どういう状況、場面で発言したら面白いのかを知っている
冗談が上手い人は、やはり常に人間観察を怠っていません。
冗談を言うタイミングやきっかけについて、天性のものを持っている人もいますが、日頃から人をよく見ていたり、他人のことを思いやったり、自分のことよりも相手のことを考えて行動する人が多いです。
生まれつき冗談が上手なわけではなく、その人が社会経験で積んできたの努力のたまものでもあります。
タイミングがわかっている、身についているということは、その人が積極的に人の集まりに参加して、楽しませてきた証拠でもありますし、コミュニケーションの経験が豊富であることがわかります。
持っている言葉の種類が豊富
冗談が上手い人は、ボキャブラリーが豊富です。
ダジャレ一つとっても、言葉をたくさん知っていなければ冗談につなげることはできません。
ですので、よく本を読んだりもしていますし、お笑いが好きという方も多いですね。
また、音楽好きな方も多く特にメロディより歌詞に思い入れがあるという人が多いです。
それは、歌詞が一種の言葉遊びになっていることが多く、メロディに乗せてすんなり頭に入ることから自分の中の「言葉の辞書」に落としやすいのでしょう。
映画なども、例えば洋画では、吹き替えではなく字幕版を見ることでユニークな表現を勉強する人もいます。
海外の笑いのニュアンスやセンスは日本人に通用しないことも確かにありますが、日本語の翻訳者は言葉のプロでもありますので、冗談を上手に仕事に活かす人もいるようです。
日頃から面白いと思うことを受信している
冗談が上手い人は、常にアンテナを張り巡らせています。
今流行っていること、人気があることなどについて、雑誌やメディアでいつもチェックしています。
ですので、冗談が上手い人はとても物知りでもあります。
広く知識を持っている方が多いので、内容も趣味のことから政治のことまで広範囲にわたって知識を蓄えています。
また、何にでも興味を持って積極的に調べたり経験するバイタリティもあります。
冗談のために何かを経験するというわけではありませんが、冗談が上手い人はもともと好奇心旺盛な人がたくさんいます。
ですので、冗談が上手い人は多趣味な人も多いです。
冗談がうまい人の10個のメリット
冗談が上手い人は、一体どのようなメリットがあるのでしょう?なぜ冗談が上手い人が人気者になれるのでしょうか?
冗談が上手い人のメリット10個について考察してみました。
1.友達が多くなる
冗談がうまい人の周りはいつもたくさんの人で賑わっています。