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若いのに達観している人の6個の特徴...(続き4)

さとりを得ている人は「信じる者は救われる」「努力は裏切らない」などの言葉を基本的に信じていません。

努力をしてもどうにもならないことがあるのをさとっており、無駄な努力というものを嫌います。

そんな感覚なので、夢を追って人をどこか冷めた目で見てしまうことがあります。

「そんなに頑張っても、なりたいものになれなかったときに今まで努力したきたことや時間が無駄になる」「頑張ってワンランク上の大学を受験しても、落ちてしまったら全部台無し」など、努力したという過程よりも、最終的に出た結果がすべてだという考えがとても強いです。

確かに結果が伴わなかった努力は悔しいものですが、それ以上に努力することによって得たものはあるはずなのです。

ですが、さとりを得ている人にとっては「報われない努力はしない」という考え方が多いです。

達観することのメリット

「さとり世代」と聞くと、若者らしい情熱が欠けている、冷めた目線で世の中を見ているなどの印象を持つ人も多いでしょうが、さとりを得るのはそんなに悪いことばかりではないのです。

さとりを得ることによって、これまでの自分の考え方が変わってとても楽になることだってありますよ。

誰かのためにさとりを得るのではなく、自分自身のためにさとりを得るのです。

ここでは、さとりを得るメリットについてご紹介します!

大概の事に悩まなくなる

社会の一員として生きていると、悩み事がたくさん出来て頭が痛いですよね。

「あのとき、人にこう言ったけどどんな風に思われたかな…」「さっきは冷静じゃなかったな…」「嫌われたかもしれない…」「友達が出来なくてぼっちがツラい…」なんて悩むのはさとりが得られていない証拠です。

さとりを得てしまうとそんな細かいことでは悩まなくなります。

悩んでいても解決にはならないし、その悩んでいる時間を自分の好きなことのために使いたいと思えるほどになるとさとりを得ている人の仲間入りです。

また、若者の悩みは人間関係や仕事関係の2つが大きいですが、さとりを得ているひとは「人間関係を過信していない」「仕事は仕事と割り切る、耐えてなんぼ」のような考えがあるのでそんなに深く悩みこみません。

悩み事が少なくなるとグッと生きやすくなりますよ。

冷静に考えられる

さとりを得ると、自分のことでも客観視することができるようになります。

普通、自分のことだとどうも熱く考えてしまったり、「過ぎる」ことが多くて冷静でいれなくなってしまうことがあります。

しかし、さとりを得ることによって客観的に見ることができるようになるので、自分のことやその他のことを冷静に考えることができます。

仕事などで周りが熱い論争をしていても、1人1歩引いたところから見ていられるので的確な意見を言うことができます。

仕事などを辞めにくい

さとりを得ると、イヤなことがあったり、仕事にやりがいを感じなくても「仕事なんてこんなもんだよ」と受け流すことができます。

また、無駄を嫌う性格なので不要な周囲との衝突を避けるので人間関係をうまくやっていけます。

職場でも「穏やかでいい人だよね」と評判もよく、心地よく職場になじめるでしょう。

なにより、将来に抱えている不安が大きいのでカンタンに仕事をやめたり変えたりすることに強く抵抗があります。

「今この仕事を辞めてメリットはあるのだろうか。

転職先が見つかるという保証はない」「貯金できたらどんな仕事でもいい…それなら転職しても同じことだし、色んな手間を考えたら今の仕事でいいか」など考えるため、仕事などはやめにくいです。

スキル向上を望める

どんな仕事も「こんなもんだ」と思いながらも真面目にこなしているうちに、他の人よりもスキルが向上していることもよくあります。

他の人なら弱音をあげるようなこともジッと耐えてやりぬいた結果です。

コツコツよ地道に仕事してきたことによって「石の上にも3年」を無意識で体現しているのです。

仕事をコロコロ変える人には決して身につかないような会社特有のスキルなどを習得して、会社から重宝がられることもありますよ。

安定した生活を送れる

誰もが「安定した生活を送りたい」と思っているけど、実際はなかなかうまくいかないものですよね。

若いうちは仕事について悩んで転職を繰り返したり、毎月お金がカツカツでなかなか貯金が出来なかったりと安定した生活とは程遠い生活を送っている人も少なくありません。

しかし、さとりを得ると安定した生活を送ることができます。

堅実で真面目、まっすぐにブレることなく人生に向き合う力を持っているのがさとりを得た人なのです。