さとり…それは、一般的な見解をすると「理解すること」「迷いがとけて、会得すること」などとらえることが多いです。

なんだか修行僧や偉い人が到達する域のような感じがしますよね。

しかし、最近ではそんな人ではなく普通の若者でも「さとり」を得いている人が激増中です。

「みんな何か修行でもしたの!?」と思うかもしれませんが、そうではないのです。

ではさとりを得るということはどういうことなのか…?
今回はそんな「さとりを得る」ということについてまとめてみました。

さとりって聞いたことありますか?

友達との会話で「なんかキミってさとってるよね」「もうさとりを開いたから」なんて言葉を聞いたことってありませんか?「良くできた人」「ものごとを達観している人」のようのな意味合いでよく使われているさとりという言葉ですが、イマイチ「さとり」という言葉の使い道にピンとこないことがありますよね。

最近耳にするさとりという言葉は辞書などに使われている意味合いとはちょっと違う感じに使われていることが多いです。

話題になりつつある『さとり』


さとりを得るという聞くと、「厳しい修行の末に…」というイメージがありませんか?しかし、現代のさとりは修行で体得するのもではなく、生き方の1つになっているのです。

「さとりを得たらとても生きやすくなった」「安定思考に目覚めたらさとりを得ていた」など、今後のよりよい暮らしを目指すためにさとりを得る人・得たいという人は増え続けています。

しかし、さとりを得ることによって失うものもあったりします。

賛否両論はありますが、「さとり」はとても話題を集めています。

さとり世代が代表例

ちょっと前から話題のワードである「さとり世代」。

2013年の流行語大賞にノミネートされいたこともあるほど話題になった言葉です。

「ゆとり世代」という言葉は今や有名すぎて説明は不要でしょうが、さとり世代という言葉は話題になったにも関わらず意外と馴染みがないという人も多いでしょう。

さとり世代はゆとり世代の次世代バージョンとされており、世代的にはゆとり世代と同年代です。

「世代」というから別の年齢層なのかなと思いがちですが、ゆとり世代のなかにさとり世代は存在しているのです。

さとり世代は一般的に「欲がない世代」として知られており、バブル世代と呼ばれるさとり世代からすると親や会社の上司世代にあたる人々はさとり世代が苦手だったりします。

バブル世代の人々はハングリー精神があり、バイタリティの溢れた人が多いので、さとり世代の無欲さが理解できません。

何を考えているのか理解不能


とても冷静で真面目、人当たりも悪くないのに何を考えているのかわからないのがさとりを得ている人の特徴です。

さとりを得ている人は、人とコミュニケーションをとるのが苦手なので、相手に思っていることや考えを伝えるのがあまり上手ではありません。

そんなところが周りから見ると「何を考えているかわからない」というところにつながってしまうのです。

さとりを得ている人の6個の特徴

みんなで「アレがしたい」「コレがほしい」「どこに行きたい」など盛り上がって会話をしている中で1人だけ異様な空気を放っている人っていませんか?なんだか1人だけ別の世界にいるような感じで、盛り上がっている人たちを「こんなに盛り上がって、楽しそうだね」「どこでもいいよ、合わせるよ」みたいな生温い目で見守るかのように…話し合いがヒートしすぎてもめ出しても熱くならずいさめている姿を見ると「この人、さとってるなぁ」と思いますよね。

こんななんだか不思議な雰囲気を持つさとりを得ている人の特徴をちょっとご紹介します。

1、情熱を持てない

さとりを得ている人は、「静」か「動」かでいうと「静」の人がとても多いです。

物事を冷静に、そして客観的に見ることができる頭脳派です。

それがために、物事や展開を即時に把握することができるので結論や結末を簡単に予測してしまうことができてしまい、何事にもイマイチ情熱を持つことができません。

終わりが見えていたり、予測できてしまうと熱くなれませんよね。

「どうせ登り切ったら、あとは落ちるだけしかない」というようなさとった冷めた思考が情熱を欠かす一因となっています。

「出来る範囲で無理なくベストを尽くす」というのがスタンスなので、物事に熱くなることはめったにありません。

また、さとりを得ている人は無欲な人がほとんどなので「どうしても成し遂げたい!」という感情が乏しくなっているのも情熱が持てないことの一因でしょう。

「これでいいや」と妥協する

さとりを得ている人は「一生懸命にやっても、結果は同じ」と思っている節があります。

これは決してネガティブというわけではなく、「無駄なことをしたくない。

そこそこでいいや」という考えから来ていることが多いです。

失敗を恐れず、妥協をせずにとことん物事を突き詰めるということが得意ではありません。

学生時代のテストでは、「100点とるぞ!」という考えではなく「赤点取らない範囲で点を取れたらいい」という考えで、必死に勉強をしたという人は少なかったでしょう。

良く言えば、無理をせずに適度に力を抜くことを知っています。

2、休日は外出しない

休日の過ごし方は人それぞれ好きに過ごしますよね。

日ごろの肉体的な疲れを癒すために家でまったり過ごす人や、仕事でたまったストレスを趣味のアウトドアやスポーツなどで発散してリフレッシュするなど、色んな過ごし方があるでしょう。

さとりを得ている人は、普段は周りに平等に接し、波風を立てないいい人を演じているので精神的にとても疲れています。

休みの日くらいはリラックスして、誰にも気を遣わないありのままの自分でいたいと思っているのです。

外に出るとまた演じないといけないので休日は基本的に1日中家で過ごします。

また、さとりを得ている人は家族ととても仲がいい人が多いので休日は家で家族とまったりと過ごしたいという人がとても多いです。

自然体で過ごしたい

普段は人当たりが良く、穏やかな印象。

普段のこの印象作りに疲れてしまっているので、休日くらいは自然体でありたいと思っています。

とにかく人目を気にせずにダラダラと過ごしていたいのです。

ネットをしたり、ゲームをしたりと家でできる趣味に没頭して、寝たいときに寝る…お疲れのさとりを得ている人にとっては極上のひと時でしょう。

家には心を許している家族しかいないのでとてもリラックスして過ごすことができます。

自然体になれるのは家と家族のいる前だけなのです。

3、何でもかんでもネット頼み

最近ではネット文化がすっかり定着してとても便利になりました。

昔は調べものしようと思ったら図書館に足を運ぶか、詳しい人に電話をして質問するかなどとても時間や手間がかかったものです。

しかしネットがあれば、ちょっと検索するだけでカンタンに解決するので本当に便利ですよね。

さとり世代の人々は、生まれたときからそんな便利なネットがあり、物心ついた時にはすでに自分でネットに触れていたという人がたくさんいます。

そのため、ネットで調べものをしたり買い物をしたりするのは当たり前です。

そして、迷ったときには自分1人で考えることはあまりせず、ネットに答えを求めることがあります。

SNSなどで誰かに聞いたり、どこかのサイトのいい感じの言葉を答えとして自分の心に刻むことも。

しかし、ネットには真偽が怪しい情報もたくさんあります。

あんまりネットの情報に頼り切っているので、間違った情報を誤認して信じてしまうなんてことも…

ネット依存の可能性も

とにかく何をするにもネットありきな人が多いです。

家にいるときはもちろん、電車の待ち時間やトイレの中でもスマホを触ってネットを楽しんでいます。

天気予報やニュースなどの日常の情報はもちろん、SNSやゲーム、情報掲示板などの暇つぶし系のものまで幅広くネットを活用しています。

知りたいことをキーワード1つでカンタンに検索できるなんて、無駄がなくてさとりを得ている人にとってはとても魅力的なのです。

また、ずっとネットにつながっているのでネット依存症状態の人も少なくありません。

ニュースから暇つぶし、買い物に至るまでをすべてネットで完結してるので、ネットからはなれることができなくなっている人がとても多いです。

4、倹約家

さとりを得ている人は倹約家がとても多いです。

と、いうよりも「物欲がない」ということもあります。

必要最低限のものがあれば生活していけると思っているので、無駄な買い物を好みません。

食事は、生きるのに必要な栄養が取れたらいい、服は着られたらいいなど、「(美味しい食事を食べる、オシャレをするなど)人生の楽しみ」としている人が多い分野でも倹約っぷりは関係ありません。

最優先はコスパなのです。

使えるのならば、高いものでも安いものでも同じなのです。

また、基本的には家で過ごすのが好きなのでお金を使う機会が少ないということもあります。

友達や会社の人と外で食事したりするのは好きではないので、倹約生活はまったく苦ではなく、むしろ楽しんでいるのがさとりを得ている人です。

未来に不安を持っている

どんな人だって未来のことはわからず、大なり小なり将来に不安を抱えて生きています。

しかし、その不安を払拭するためにもしっかり働いて、後悔しないように今を楽しんで過ごせるように努力している人がほとんどでしょう。

さとりを得ている人も、例にもれず未来や老後に漠然とした不安を抱えていることが多いです。

しかしその不安っぷりは周りの人よりも何倍も大きいことがあります。

先のよめない「未来」に対してとにかく頭を悩ませています。

この不安を払拭するためにさとりを得ている人が必死でしていることは「貯蓄」です。

不測の事態や今後の人生展開を考えると貯金はいくらあってもいいものです。

今、無駄使いして将来困ったときにお金がない…となることをとても不安に思っています。

また、人間関係を信じていないので、結婚願望も低く「年老いたら1人で生きていく覚悟や用意をしておかないと」という考えがより倹約に拍車をかけています。

無駄使いをせずに倹約するというのはとても堅実な考えでいいのですが、将来のことばかり考えて貯めこんでばかりだと「今」を楽しみ切れないですよね。

5、淡白な人間関係

さとりを得ている人は「人なんて、結局いつか裏切るさ」「今は楽しくても、もっと仲のいい人が出来たら自分なんて忘れられるんだろうな」と、人間関係をどこか冷めた目で見ています。

もし、誰かが自分に近寄ってきても見えない壁を張ってとても警戒するか、表面上だけの付き合いをします。

とにかく自分のテリトリーに入ってこられることを嫌います。

そのため、大半の人間関係が非常に淡泊なものになります。

また、過去にいじめられていた、またはいじめを身近で見ていたことがある人が多く、今はどれだけ仲良く接してきても、都合が悪くなったらいつかは手のひらを返すんだろうと心のどこかで思っているのです。

過去の経験から人間関係に明るいものを見いだせないということもあるのです。

恋人などにも執着しない

友達はもちろん、恋人の有無にもこだわりがないのがさとりを得ている人です。

「この関係もいつかはなくなるんだろうな」と変にさとってしまっているので、別に恋人はいなくてもいい、または去っていくならそれはそれで「やっぱりな」と思うのです。

確かに、永遠に寄り添える人を見つけるのはとてもむずかしいことですが、それをさとってしまっているとちょっと人生を損しているようにも感じますよね。

また、自分1人の時間をとても大切にしているのも恋人に執着しないことの一因でしょう。

休日は1人でゆっくり過ごしたいし、自分の時間をとても大切にしているさとりを得ている人にとっては、「次はいつ会える?」「もっとマメに連絡して」など自分の時間や行動を縛るような恋愛は苦痛でしかないのです。

自分の時間が減ってしまうくらいなら恋人なんていらないとすら思っているます。

お互いさとりを得ている者同士なら、とてもいい関係性が築けそうですね。

6、出来る事しかしない

仕事や勉強など、難しくて「出来ないかも」と思ったことでも頑張って成長して出来るようになろうと努力する人はたくさんいますよね。

自分の力量以上のことをやるのはとても労力がいりますが、一皮むけるためにはチャレンジするということはとても大切なことです。

しかし、さとりを得ている人は、出来ないことを苦労して時間をかけてやることに意味を見出せません。

「どうして出来ないことに労力を使わないといけないのか」と疑問すら感じています。

効率重視のさとりを得ている人にとって、出来ない人に出来ないことをさせるのは無駄としか思えないのです。

仕事などで無責任になんでも「出来ます!」というよりはいいのですが、ちょっとは「努力してみます」といったような態度をとらないとやる気がないのかと思われたり、感じが悪いなと思われて嫌われてしまいますよ。