CoCoSiA(ココシア)

バブルが懐かしい!若い人は知らない...(続き4)

7.タクシーの運転手に客が数万円のお小遣い

バブル期のタクシー運転手さんたちは、とにかく儲かっていたようです。

なんて言ったって、需要がすごくあったこともそうですが、お客さんからもらえるチップがすごいんです!
普通のお客さんでも、タクシーに乗ると、一万円を出すのが当たり前。

それも、お釣りはタクシー運転手のお小遣いになったようです。

そして、さらにリッチなお客さんは運転手にチップとして数万円を渡していた、ということもあったようです。

タクシーの運転手さんも、リッチなお客さんを載せれば、一晩でかなり儲かったわけですね。

なので、あの頃のタクシードライバーさんはけっこうみんな家を建てていた、という話もあります。

8.アタッシュケースにお金を入れて飲み歩く人がたくさんいた

飲み屋には、万札の束を持っていくのが当たり前。

田舎でさえ、おじさんたちは帯のついた万札をポッケの後ろに何個か差して、飲み歩いていたらしいです。

そんな感じなので、銀座などでは一軒で200万円とかは当たり前。

すごい人達はアタッシュケースにお金を入れて、飲み歩いていてそうです。

なので、高級ボトルをどんどんと開け、さらにはホステスさんには100万円単位でみんなにお小遣いをあげていたそうです。

アタッシュケースって、大きさにもよりますけど、万札の束が相当入りますよね!?

ということは、一晩で数百万、いや数千万円くらいを使えたということでしょうか?

金銭感覚がちょっとおかしいですね。

9.自家用ジェットやヘリコプターで地方に移動や旅行

自家用ジェットやヘリコプターを持っている人たちも多く、なんと地方や海外にもそれを使って行っていたそうです。

例えば、自家用ジェットではヨーロッパなどにも飛んで行って、なんでも好きなものをお買い物して、ジェットに詰め込んで帰ってきたとか、とにかく遊び方が豪快。

ちょっと北海道ラーメンを食べたいということで、自家用ヘリなどで北海道に飛んで行くということもあったみたいです。

自家用ジェットって、数億円~数十億円するものですよね。

そして、維持費だってかかります。

維持費だって、毎年2億とか3億はかかるらしいです。

もちろん、ターミナルを利用するのだって数十万円のお金がかかるし、とにかくお金がかかりまくるのです。

しかし、それでも所有している人がいて、それで地方への移動や旅行をしていたなんて、すごいですね!

10.就職活動は売り手市場で、旅行や食事で学生をもてなしていた

今でこそ、就職難民がたくさんいて、就職・転職にはたくさんの苦労とストレスがかかるものです。

しかし、今とは全く形勢が逆転していたのがバブル期です。

就職活動は空前の売り手市場で、企業側が学生をもてなして、説明会に行くだけでもう内定がもらえた、なんてこともあったみたいです。

企業側が就活性に媚びを売っていた時代で、他の企業に何とかとられないように、研修と名目をうって、ただの旅行をプレゼントしていたり、食事でもてなすこともありました。

旅行に行っちゃえば、ほかの企業との連絡が取れないので、そのように就活性を隔離するような方法だったそうです。

もちろん、交通費は支給してもらえます。

それも、交通費として1万円もらえるから、説明会にはしごするだけでかなり儲かったそうで、かなりたくさんの説明会に出かけてそれをバイトみたいにしていた学生たちもいたようです。

内定式だってハワイで行っている企業もあったようです。

11.高価な衣装の女優が出るトレンディードラマが大流行り

あの頃は、とにかく豪華で派手なブランド物を身に着けた女優たちが出る、トレンディドラマが大流行したようです。

あの明石家さんまさんと大竹しのぶさんが後に結婚することとなったのも、「男女7人夏物語」というドラマがきっかけでしたね。

石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」が主題歌でした。

その作品がトレンディドラマの元祖と言われていますが、その後の作品ではバブル期のドラマでおなじみの浅野ゆう子さん、浅野温子さん、工藤静香さん、中山美穂さん、陣内孝則さんとか、柳葉敏郎さん、吉田栄作さん、織田裕二さんなどが出演するドラマ作品がたくさん放送され、かなりの高視聴率をたたきだしていました。