あなたは「ゆとり世代」という言葉を聞いた事がありますか?

主に、1987年4月2日生まれから2004年4月1日生まれまでの人に当てはまる教育改革による義務教育を受けた人が、このゆとり世代に当てはまると言えます。

義務教育においての学習内容や学習時間を減らす事で、これまでより個性を伸ばす為にゆとりのある教育を実施する事を目的とされた改革です。

自分自身が当てはまる人や耳馴染みのある人は多い事でしょう。

それでは、その後の世代「脱ゆとり世代」という言葉はご存知でしょうか?

以外と知られておらずゆとり世代と間違われがちな「脱ゆとり世代」についてこの記事で分かり易く解説していきます。

「脱ゆとり世代」って何?

脱ゆとり世代とは主にゆとり教育によって学力低下が著しく見られた事から、更に学習内容の改変を受けた世代が当てはまります。

就学期間全てが脱ゆとり教育であるのは2004年4月2日以降に生まれた人と言われています。

それでは、脱ゆとり世代とは一体どんな教育を受けた世代なのでしょうか?

総合学習時間がなくなった

ゆとり世代の最も大きな特徴である「個性を伸ばす」という目的で学習内容に加えられた総合学習の時間がなくなり、総授業時間数が増えたり選択授業制度が廃止されるなど学校の授業内容に大きな変化がありました。

6時間授業が増えた

ゆとり教育によって、学校が完全週休2日制になったもののそれでは学習時間の増加を達成出来ないため5時間授業の多かった小学校などでは6時間授業の日が増えました。

小学校で英語の授業が導入された

世界情勢がグローバル化されてきている事に対応して、小学校5年生6年生の授業に外国語教育が導入されたのも当時は衝撃的でしたね。

早くから外国語に触れる事で、言語力のアップを目的としているようです。

世界で通用する人材育成

今や、日本だけにとどまらず世界中で仕事をする日本人は多数います。

その中で外国語の知識は必要不可欠となる他国の言語を学習する場合年齢が低ければ低い程、覚えやすく学びやすいと言われています。

その為、これまで中学校でのみのカリキュラムであった外国語教育を小学校で前倒しにしたのです。

さとり世代とも呼ばれている

脱ゆとり世代は欲がなく、全てを悟りきったような物の捉え方をする事から「さとり世代」とも呼ばれています。

合理主義で個人主義な上に、産まれた時からインターネットに触れていた為知識だけはたくさんあり、経験していない事もインターネット上の知識で全て悟ったような気になっているという皮肉も込められているようです。

脱ゆとり世代の特徴とは

人格や能力を構成する学習プログラムが変われば、その世代の人たちの考え方なども大きく変わってくるものです。

ゆとり教育の問題点を改善した脱ゆとり教育を受けた所謂「脱ゆとり世代」の人達はこんな特徴や考え方を持っています。

尽くし体質

脱ゆとり世代は「個性がありながら個性がない」と言われる事もある程、人に嫌われるのを恐れて他人と繋がっていなければ不安になってしまう傾向があります。

そのため人に好かれるために、自分を犠牲にしてでも相手に尽くしてしまう尽くし体質であると言えるでしょう。

見返りを求める訳ではありませんが、心のどこかで「これだしてあげているのだから…」と思う事も多いようで度々、尽くす側と尽くされる側の間でトラブルも起こしやすいと言えます。

好かれなくても良いから嫌われたくない

脱ゆとり世代は個人主義ながらも、完全な個人主義にはなりきれない人が多いと言えます。

どこかで他人との繋がりを持っていなければ不安になってしまうため、人に尽くす事で繋がりを維持しようとする面があります。

その本心は好かれなくても良いから嫌われたくはないという所にあるのです。

表面はいいが欲がない

脱ゆとり世代の特徴は「良い子」であるという事です。

気が利くし要領が良いので年上の世代からも可愛がられやすい性質を持った人が多いのです。

一方その現状に満足してしまいいつまでも「可愛がられる末っ子ポジション」に居たいと思うので欲がなく成長に繋がりません。

欲を持つ事を悪い事であったり恥ずかしい事のように感じる部分もあるようで、ボランティアなど無償でも褒められるような行動を好むのもこの世代の特徴と言えます。

出世欲はあるが努力してまでは要らない

出世できたり成功できればそれに越した事がないけれど、それにあたって何かを犠牲にしたり必要以上の努力をしてまで出世したいとは思わないようです。

最小限の努力で要領よく出世をしたいと本来の努力とは違った方向からアプローチする事も多く、上の世代からはそんな姿勢が理解されがたいようです。

実は目立つのが苦手

グローバルな教育を主軸として、自分をしっかりと発信していく教育を受けてきた脱ゆとり世代は自分の意見をしっかりと持っておりテクニックだけで言えば表舞台に立つ事は苦手ではありません。

しかし、ゆとり世代の影響もあり「全員で足並みをそろえる」という教育が抜けきっていない部分も多いため自分1人だけが目立つ事を嫌う傾向にあります。

何でもインターネットで検索する


幼い頃からインターネットが身近にあった脱ゆとり世代は、何でもインターネットで検索して解決しようとする部分があります。

人に聞けばすぐに解決するものでも、人に聞く事が恥ずかしかったりプライドが高く人に聞くという事を好まない事からインターネットに頼って答えを探す傾向にあるのです。

SNSに依存している

SNS社会の中で育ってきた脱ゆとり世代は、SNSの世界の中での自分の立場をとても大事にしています。

常に他人が今何をしているのかチェックし、自分が今何をしているのかを発信する事に慣れ過ぎてそれが義務化しているという面もあるでしょう。

SNSを利用できない場所では大きくストレスを感じるSNS依存に陥っている人も少なくありません。

お酒が苦手

脱ゆとり世代は、お酒が苦手な人が多いのも特徴の1つです。

昔は「悪い事」への憧れから未成年にも関らずお酒を飲みお酒好きになっていく人が多かったものの、脱ゆとり世代は「悪い事」への興味など微塵もなく堅実に成長してきた事からお酒の魅力が分からないという人も珍しくないのです。

社会人になってからは半強制的に飲まされるお酒に疑問を呈している人も少なくありません。

人に合わせるのが得意


SNSに慣れて、人の顔色をうかがうのが得意な脱ゆとり世代は、人に合わせるのが得意で相手の意図や希望を読み取るのが上手です。

相手にとって「こうあって欲しい」という自分を演出できると言っても良いでしょう。

無理に頑張らない

合理的で現実主義な脱ゆとり世代は、自分の限界や能力をしっかりと見極める事から常に80%の力で日々を過ごす傾向にあります。

限界まで頑張ると明日の仕事に響いたり、自分が疲れてしまう事を懸念しているのです。

「無理をすれば何とかなる」という場面でも無理をしないのが脱ゆとり世代の特徴と言えるでしょう。

休日は家で過ごす

欲の少ない脱ゆとり世代は、あまり希望がなく自分の「心地よい」という感性を大切にする人が多いのです。

その為休日は、無理に誰かに合わせて外出したりする事はなく自分の気持ちが乗らない限りは家で過ごす事が多いようです。

恋愛に興味がない

自分が傷付くのも嫌だし、深い人付き合いも面倒で自分が楽しい事ややりたい事だけを選んでいきたいという面から、恋愛に興味にあまり興味を持てない人が多いのも脱ゆとり世代の特徴の1つです。

実際は全く恋愛に興味がないという訳ではなく付き合ったその日から、熟年カップルのような何も言わなくても分かり合える関係でいたいという考えの人も多いので恋愛に発展しないのかもしれません。

付き合うまでのやりとりが面倒くさい

恋愛ドラマは好きだけど、自分は実際恋愛をしたくはないと考えるのが脱ゆとり世代の特徴です。

出逢いから付き合うまでのやりとりやかけひきを面倒だと思う人が少なくないようです。

合理主義

コンピューターの普及はハイテク技術が色々な面で生活に取り入れられるようになってきた事から合理主義で、時短化や簡素化を好むのも脱ゆとり世代の特徴です。

先の世代の人達が作り上げてきた方法を合理的でないとしか捉えらずに、現代仕様に合理化したいと思っているため、上の世代と共感し合えれば心強いです。

ですが、共感し合えなければやる気を失ってしまう上司からすると、少し面倒な世代とも言えますね。

ゆとり世代の特徴とは

脱ゆとり世代の前衛となる「ゆとり世代」は脱ゆとり世代と似ているようで全く異なる考え方や特徴を持っています。

良い面も悪い面もありますが、おおまか言えば以下のような考え方や特徴がゆとり世代に多くみられるっようです。

自分から行動するのが苦手

自発的に行動するのが苦手なゆとり世代は、自分から何かアクションを起こす事が大変苦手です。

常に、方向性を定められてそのタスクをこなす事だけを重点的に教育されてきた弊害とも言えますね。

言われたことしかやらない

自分から行動するのが苦手なゆとり世代は、社会に出ても指示待ちになってしまう事が少なくありません。

与えられた仕事はしっかりと出来るのですが、それが終わってしまえば次の指示を待ってしまうのです。

社会でゆとり世代が最も疎まれる大きな原因がこの指示待ち状態となって自分から行動できない事であるとも言えます。

失敗を恐れる

敷かれたレールを余裕を持って歩いてきた事で、ゆとり世代は全体的に失敗が少ない世代であると言えます。

そのため、失敗慣れをしておらず失敗してしまう事を極端に恐れる傾向にあると言えるでしょう。

失敗を引きずる

失敗慣れしていないゆとり世代は、1度失敗してしまうと「また同じ失敗をしてしまうかもしれない」「今度はもっと大きな失敗をしてしまうかもしれない」と失敗を長く引きずる傾向にあります。

失敗する事に慣れていないため、そこから立ち直る方法が分からないのです。

大人しい

あまり自己アピールをせず、自分の世界に没頭しがちなゆとり世代は大人しく内向的な人も少なくありません。

自分の仲の良い人や安心できる人となら積極的に情報などを共有したがる一方で、一線を引いた相手とは全く自分からアクションを起こそうとしない一面を持っています。

人嫌いという訳ではありませんが、自分の興味の無い相手や事柄に全くもって興味を持てない性質を持っています。

ストレス耐性がない

詰め込み学習から解放されて、自分の個性を伸ばす事をメインとしてゆったりと育てられてきたゆとり世代はストレスに晒される事が少なくストレス耐性が極端に低い事が特徴です。

精神的な面は勿論、ストレスが身体に影響を及ぼす事も珍しくありません。

またストレス耐性がない事から、ストレスの発散方法もあまりよく分からずにひたすらため込んで爆発してしまうタイプも多くいます。

叱られたくない

ストレス耐性のないゆとり世代は「叱られたくない」という思いが強く、失敗して叱られてしまう位ならば挑戦しないという傾向にあります。

また、失敗してしまってもそれによって叱られるのを恐れて自分で何とかしようとして事態を悪化させてしまう事も少なくありません。

すぐ逃げる

ストレスを感じても、それを発散させる術を知らないゆとり世代はストレスを排除する事でしか自身を守る術を思いつかず、結果として目の前のストレスから逃げるという方法をとる人が少なくありません。

会社に入社したものの1週間以内に辞めてしまう人がいるのもゆとり世代の象徴と言われているそうです。

打たれ弱い

言葉や態度をストレートに受け取る事ゆとり世代は、叱られるとそのままストレスに直結します。

「悔しさをバネに頑張る」という意識にはならずに「悔しいからもう辞めたい」とネガティブに捉えてしまうようです。

その事からゆとり世代は打たれ弱いという印象を持っている人は少なくありません。

したいこと以外はしない

自分の個性や感性を信じ切っているゆとり世代は、自分の気持ちの向くままに行動する傾向にあります。

そのため自分がしたいこと以外は指示を受けない限りやらないし、それが何らおかしい事だとも思っていません。

「皆やっているから」はゆとり世代には通用しないのです。

自主性がない

全ての事柄について「やりたいこと」「やりたくないこと」と判断するゆとり世代は、自分のやりたくないことに対して自主性がありません。

人がやっていても「自分はやりたくないからやらない」と自分は自分、人は人という考え方を強く持っている様です。

やりたくない事を強要された場合には特に言われた事しかやらず、それを経て何かを学んだり得たりする気持ちはあまりない人が多いです。

基本的に受け身

「自分はできる筈」という自己評価が高い割に失敗する事を恐れるゆとり世代は、あまり自分から発信する事はなく基本的に受け身である場合が少なくありません。

受け身になる事で恥をかいたり失敗する事を避けているのです。

そして、それを「要領の良い生き方」と勘違いしている人も多いため中々改善に至らないのです。

自分優先で考える

「自分」という人間の尊厳や個性を大切に教育されてきたゆとり世代は周りの気持ちを理解できない人が少なくありません。

そのため、常に自分優先で周りへの配慮や優しさに欠ける面を持っているのです。

その反面、自分の家族や友人など大切な人にはしっかりと配慮したり思いやる事ができるので「自分」と「他人」の境界が明確で差が激しいとも言えるでしょう。

将来の夢がない

「個性を伸ばす教育」と言ったものの、結局要領よく生きる事を学んできたゆとり世代は将来の目標を持たない人が少なくありません。

「普通」「安定」「無難」といった言葉を好み、しんどい思いをなるべく少なく安定して生活していければそれで良いと思っている面が大きくあります。

「ゆとり世代」との明確な違いは!?

ゆとり世代、脱ゆとり世代のそれぞれの違いをご紹介してきましたが、試行錯誤している教育制度で育ってきたために通っている部分も多く持ちます。

そんな中、二つの世代の明確な違いとは一体何なのでしょうか?

休みの連絡は自分でする

ゆとり世代によく聞く特徴の中に「過保護」というものがあります。

少子化によって1人っ子や少ない子どもに尽くすような育て方をする親や、学校教育がゆとりを持った事から家で過ごす事や家族で過ごす時間の増えやゆとり世代の子ども達に対して過保護な親も急増したようです。

そのため、社会人になっても会社に親が電話をして「今日は体調不良なので仕事を休ませます」なんて連絡するのがゆとり世代の特徴です。

一方、脱ゆとり世代は自分で休みの連絡をするものの、問題になっているのがSNSやメールを使って連絡をするというものです。

SNSやメールで上司に「今日は仕事休みます」などと連絡を入れるバイト感覚が抜けない人も少なくありません。

飲み会は平気で断る

飲み会を平気で断るのは、ゆとり世代の最も大きな特徴です。

違う世代の人とのコミュニーションに不安を感じてしまい、誘われてもきっぱりと断ってしまうのがこの世代の特徴です。

仕事とプライベートを完全に隔離したいという面もあるようですね。

一方で要領の良い脱ゆとり世代は、お酒の席に付き合うものの飲みたくないお酒は断るしある程度時間が経つと「お先に失礼します」と先に帰ってしまうんだとか。

どちらにせよ他の年代からすると、お酒の席できっぱりとNOを出せるゆとり世代も脱ゆとり世代も羨ましく思う場面もあるでしょうね。

怒られたらすぐに仕事を辞める

どちらの世代も、仕事を辞めるという事をそれ程重く捉えていない面を持っていますが、怒られたら直ぐに仕事を辞めるのがゆとり世代。

やや強硬手段でも理由を付けて休職するなどして、仕事を休み職場に来なくなるのが脱ゆとり世代です。

有無を言わさず辞めるよりも、ストレスを感じた事に対して精神科などによる診断書を持って訴える方が自分を叱った上司が困るであろうという事まで考えた復讐でもあるようですね。

怒らせると怖いのは脱ゆとり世代と言えるでしょう。

時間にルーズ

個性を大事に教育を受けてきたゆとり世代は時間にルーズなイメージがありますが、実は時間を遵守するのはゆとり世代の特徴です。

その理由に、ゆとり教育によって負担の減った教師が生活指導に力を入れた事が原因ではないかと言われています。

詰め込み教育からゆとり教育へと変った事で教師にも生活面をしっかりと指導するゆとりができたという事ですね。

再び授業内容が詰め込み型に変わって生活指導についての指導が緩くなった脱ゆとり世代は時間にルーズな面を持っている人が多いのです。

ゆとり世代と上手く付き合うには?

社会では様々な世代が一緒に仕事をしていますが、そんな中にゆとり世代が現れた時どう対応すればスムーズなコミュニケーションがとれるのでしょうか?

ゆとり世代の部下を持つ方はこんな事に注意して付き合ってみて下さい。

個人である事を認める

「皆やっているから」「やって当たり前だから」は個性を大事にして生きて来たゆとり世代に通用しません。

やりたい事しか行動しない上に、常に自分にしかできない事を求めているので「周りと足並みを揃えろ」というと反発してしまう事でしょう。

指示を出す場合にも「皆」というワードは使わずに「君にお願いしたいんだけど」と個人である事を認めて指示を出すとスムーズに動いてくれます。

褒めてから注意する

叱られ慣れていないゆとり世代は、ミスを見つけて指摘しただけでも落ち込んでしまったり酷い場合には翌日退職願いを持ってくるなんて事もしばしばあります。

ミスを見つけた際でも「ここの出来がいいね。

あ、ここはちょっと違うかもしれないね」などまずは褒めて相手の心を開いた上で注意や指摘をすれば助言を素直に聞き入れてくれます。

2つ3つ先まで指示でする

指示待ちしてしまうゆとり世代には、2つ3つと先の指示まで出しておく事を心がけましょう。

指示待ちしてしまうものの能力が高い人が多く、多くの支持を出しても混乱する事なく処理できる人は多いです。

そして最後には必ず「ここまで出来たら声をかけて」と付け加えておく事を忘れないようにしましょう。

落ち込んだ時には構う

失敗してしまったり、叱られて落ち込んだ時、ゆとり世代はストレスの発散を上手く出来ずにため込んで中々立ち直る事が出来ません。

だからといって放っておくと「自分は必要とされていない」と悲観してしまうのです。

構ってちゃんな一面を持っているので「大丈夫?」と声をかけて構ってあげた方が比較的早く立ち直ってくれるかもしれません。

脱ゆとり世代と上手く付き合うには?

ゆとり世代の特徴を持ちつつも要領の良さやズル賢さも持つ脱ゆとり世代と上手く付き合うには、対ゆとり世代以上にコツが必要です。

ゆとり世代と一緒にされる事を嫌う

上の世代からするとゆとり世代も脱ゆとり世代も大きな差は無いように感じられますが、脱ゆとり世代はゆとり世代と一緒にされる事を極端に嫌います。

「これだからゆとり世代は…」なんて呟きを聞けばすかさず否定してくる位には嫌がっているので軽口には注意した方が良いかもしれませんね。

上下関係をハッキリさせておく

ゆとり世代にも共通して言える事ですが、ゆとり世代も脱ゆとり世代も上司だろうが年上だろうが自分が「この人の方が上だ」と認めない限り素直に指示を聞き入れません。

友達感覚で対応したり、見下して指示を聞かなくなる事もしばしばありますね。

上下関係をハッキリとさせて自分の方が優れている事をしっかりと分からせる事が必要です。

特に脱ゆとり世代は要領が良いので「この人に逆らっても得する事はない」と思うと、素直に従うようになります。

威圧するとパワハラと言われてしまう事も

これまでは年上というだけで後輩をこき使ったり、役職を持っているだけで横暴に振舞う上司も「上の人間だから仕方ない」と黙認されていましたが、ゆとり世代や脱ゆとり世代はハラスメントに敏感です。

上下関係をハッキリすると言っても威圧してしまうと直ぐにパワハラ扱いされてしまうので注意しましょう。

最も良いのは学歴や所持している資格、業務成績などを提示して数字で自分の方が格上だという事を知らしめる方が脱ゆとり世代は納得します。

理論詰めに屈しない

特に何でも最低限の労力で済まそうとする脱ゆとり世代に根性論は全くもって通用しません。

寧ろ、効率を重視した理論詰めで反論してくる事でしょう。

しかし、社会の中では効率や理論だけでは上手くいかない事も存在します。

小難しい理論を並べられて嫌になりがちですが、よくよく耳を傾ければ内容の無い難しい言葉を並べて丸め込もうとしているだけに過ぎません。

脱ゆとり世代の理論詰め反論に屈してしまわずに、納得いくまで自分の主張を伝えましょう。

ルールを明確にしておく

「こんな事も説明しなければいけない?」というような些細な事まで明確に伝えておく必要があります。

自分に自信のある脱ゆとり世代はルールを順守するものの、抜け穴を見つけて自分の都合良く事を運ぶのが得意だったり効率を重視するあまり時に驚くような判断をしてしまう事もあります。

休みの連絡をSNSで済ましてしまうのも効率を考えた上にルールに「欠勤の際には必ず電話で連絡する事」という明記がされていないからなのです。

体験する事でのメリットを説明する

脱ゆとり世代はインターネットで得た知識を自分の経験のように考える人が少なくありません。

上の世代が「体験してみてはじめてわかる」という事も、何かと理由を付けて避けようとする節を持っています。

「取り敢えずやってみろ」が通用しないのです。

脱ゆとり世代には、体験する事でのメリットを理解して貰う必要があるのです。

メリットを明確に説明した上で、体験する事の必要性を提示しましょう。

全部知ってる?○○世代

時代によって、同時期に生まれ育った人を○○世代と呼ぶのは昔からありました。

あなたの上司や部下に当たる人が何世代の人なのか知っていますか?

相手が何世代の人間か知る事で、上手い付き合い方や相手との接し方のヒントになるかもしれませんよ。

団塊の世代

1947年から1949年は第一次ベビーブームとも言われ出生率がとても高かった時代でこの時生まれた人が団塊世代と呼ばれています。

そして第二次世界大戦と高度成長期を体験しているのが団塊の世代の特徴です。

経済的には恵まれていた世代ですが、何事も競争で全て自分で勝ち取ってきたというプライドの高い世代でもあります。

その割に時代が良かった為成り上がれたものの中卒や高卒の人も多く、男尊女卑の気質も強いのです。

苦労する事を美徳と考える傾向や、お金があれば何でも良いと思い込んでいる節もあるため、ゆとり世代や脱ゆとり世代からすると最も苦手な世代であると言えるかもしれません。

しらけ世代

1950年から1964年の間に産まれ、高度成長期が終わっていく中で団塊世代とは違い熱くなれるものもなくどこかしらけたように脱力してしまったのがしらけ世代です。

沖縄返還やオイルショックなど政治に振り回されてきた事から最も政治的関心の薄い世代でもあります。

個人主義で無気力無関心無作法などと言われた世代でもあり、ゆとり世代や脱ゆとり世代に共感できる世代でもあります。

バブル世代

1965年から1969年に産まれ、バブル時期に就職を迎えた人達がこのバブル世代です。

ツッパリ文化の最盛期で様々なヤンチャを起こしたものの、就職する際には好景気で職に困る事はなかったという最もバブルを満喫した世代であるとも言えます。

時代の中の一番の好景気を体験しているこの世代は他の世代とはあまり共感し合えないかもしれません。

団塊ジュニア世代

第二次ベビーブームに産まれた人を指し、1971年から1974年に産まれた人が段階ジュニア世代に当たります。

経済的には安定成長期に突入していたものの、世の中が大卒ブームを迎えて大学進学率が劇的にアップした世代で過去最も激しい受験戦争を体験した世代でもあります。

そのため競争意識や他を蹴落としてでも上に上がろうと言う気概の強い世代です。

段階世代と同じくゆとり世代や脱ゆとり世代が苦手とする世代とも言えるでしょう。

当たり前のことができれば「脱ゆとり世代」も「ゆとり世代」も大差がない!

常識的な事がしっかりとできていれば、ゆとり世代も脱ゆとり世代も関係ありません。

しかし上の世代から見て理解出来ない事が起こると「これだからゆとりは…」「あの子は脱ゆとりだからね」なんて言われてしまうのでしょうね。

自分の常識が社会の常識と噛み合わない事もありますので、今一度自分の世代の特徴を把握して自分は当たり前の事が本当にできているのか確認してみましょう。