ここからは気になる最新の三種の神器についてご紹介します。
ロボット掃除機
言わずと知れたロボット掃除機。
最初にニュースなどで見た時に衝撃を受けた人も多いのではないでしょうか。
そんなロボット掃除機が誕生したのもすでに10年以上前の話です。
家庭用の掃除機として市販され、もう人の力を使わずともロボットが掃除をしてくれてしまう時代になってしまいましたね。
ロボットに頼らなくても自分で掃除くらいできると思っている人も多いかと思います。
しかし、売れ行きも上々で特に最近のロボット掃除機はどんどん性能が上がって人気のある家電製品となっています。
人気の理由としては、便利という事の他にも、ペットみたいで見た目が可愛い、掃除が楽しくなるという使用者の声も多いようです。
代表的なロボット掃除機はルンバですが、現在は他の電気メーカーからも様々なロボット掃除機が販売されています。
ルンバ
ロボット掃除機と言えばルンバが有名ですよね。
ルンバが誕生したのは2002年の事で、iRobotが製造・販売をしています。
ルンバは販売してから毎年新型や改良型が発表されており、売れ行きも上々のようです。
ルンバの特徴として、予め壁づたいに掃除をしたり、何かにぶつかった場合は方向を変えるなどの動作が組み込まれているというところです。
掃除を終了する時も、ルンバが自分で停止して掃除が終了した事を音で知らせてくれます。
ルンバは充電できる電池が内蔵されており、使用する前には充電が必要です。
掃除が終了すると充電機であるホームベースを探して自分で充電を行う事までできる優れものです。
特に最新型である第三世代のルンバは操作も簡単になった上に、目覚まし時計のように掃除をしてほしい時間をセットしておく事も可能です。
但し、掃除する場所に細かい物が落ちていたり、コード類があるとからまって動けなくなってしまうという弱点もあります。
事前に部屋を片付けて置く事が必要になります。
洗濯乾燥機
洗濯乾燥機はその名の通り、一つの機会で洗濯と乾燥を行う事ができる全自動洗濯機です。
家電製品の中でも白物家電と呼ばれる事があります。
現在では全自動洗濯機に乾燥機能が搭載されているタイプも数多く販売されています。
それまでは衣類乾燥機として洗濯機とは別になっていました。
洗濯乾燥機が普及し始めたのは2000年代に入ってからです。
洗い、すすぎ、脱水、乾燥が1つの槽で行う事ができるタイプと、全自動洗濯機と衣類乾燥機が別々になっているタイプがあります。
乾燥機能には幾つかのタイプがあり、ドラム式の洗濯機に搭載されている、まるでエアコンの除湿機能のように乾燥させます。
衣類が縮んでしまうのを防ぐヒートポンプ式や、従来の衣類乾燥機のように温風で衣類を乾かすヒーター式。
場所をとらないマンションサイズドラム式などが現在では多く販売されています。
食器洗い乾燥機
まさに主婦の味方とも言える食器洗い乾燥機は食器を洗い、更に乾燥までしてくれる機械です。
元々は食器洗うだけの食器洗い機が開発されました。
最近開発されたイメージがありますが、業務用の食器洗い機の歴史は意外と古く、東京オリンピックが開催された1964年より少し前から、外食店の新規開店に伴って一気に普及されたと言われています。
一方、家庭用の食器洗い機は1960年に松下電器産業が家庭用としては初めての食器洗い機を発売しました。
しかし、コストパフォーマンス面の問題などで、一般家庭に普及するまでには至りませんでした。
それからしばらくして、1996年頃から低価格でサイズも小さくなった製品の開発が進み、丁度この頃に0-157の食中毒が流行した事もあって、家庭用食器洗い機は一気に普及するようになりました。
その後も、徐々に家庭用食器洗い機は普及していき、2003年に当時内閣総理大臣であった、小泉純一郎首相が新・三種の神器として薄型テレビ、食器洗い乾燥機、カメラ付携帯電話と発表した事でも話題になりました。
食器洗い乾燥機は海外でのシェアは非常に高いですが、日本ではまだ置いた事がない、使おうと思った事がないという家庭も依然として多い事も事実です。