唐突ですが皆さん、「ファジー」という言葉をご存知ですか?
なかなか普段使うことがない方も多いでしょう。
著者は40代ですが実はあまりよく使えません。
妻曰く、上の子の担任の先生(50代)が使っていたとのことです。
ですので、それぐらいの年代の方がよく使うのかもしれませんね。
一体この「ファジー」とはどのような時に使われ、どのような意味なのだと思いますか?
では、現代人の人にそこまでなじみがない「ファジー」という言葉の意味や使い方などについていろいろと見ていきましょう。
現代人はファジーを知らない?!
40代の著者がそんな感じですので、同世代やそれ以下の方なら「ファジー」という言葉自体を知らない人も珍しくありません。
なかなか普段使いませんよね。
ですので現代人の方、特に20代や30代の方でしたら「ファジー」という言葉を使われたら「?」と思う人もいるのではないでしょうか?
確かに、この言葉を使わなくても日常会話は成立しますし、この「ファジー」に変わる言い方は色々とあります。
いろいろと、使い方などもありますので、あまり知らない内から多用すると意味を取り違えていたがためにトラブルになるようなこともあります。
ですので、しっかりとその「ファジー」という言葉の意味を抑え、失礼がないように、間違いがないように使っていくことが大切です。
知る人ぞ知る「ファジー」のこと
著者くらいの年代となるとあまり使わないような言葉ですが、この星「ファジー」という言葉は著者より上の世代の方はよく使うのだそうです。
某掲示板で色々と見てみると、「ファジーに対応してくれ。」などと言うような上司もいるそうですね。
この意味で使われると、たいていは「臨機応変に」と言うような意味合いが兼ね合いになっているようです。
このように「ファジー」という言葉は色々と臨機応変だったり、曖昧にという意味では少々かけ離れた意味合いでも使われることがあるようです。
英語が日本語として使われる時にだんだんとその本来の意味からかけ離れていくようなことありますが、「ファジー」に関しても同じような感じなのかもしれません。
ただ、この「ファジー」に関しては良い意味でも使われることがありますし、悪い意味でも使われることがあります。
では、この「ファジー」という言葉の意味などについて見ていきましょう。
意味
本来「ファジー」とは、輪郭がぼやけたと言うような意味合いから使われているところがあり、そこから転じて曖昧と言う意味になりました。
このほかにも、毛髪が縮れているとか乱れているというような意味合いもありますし、布や衣類がけば立ったと言うような意味合いでも使われます。
あいまいであるという意味はもちろんのこと、柔軟性があることも指します。
このような意味では非常に良い意味で使われていますね。
また、人間は決して理論では割り切れないところがありますが、その割り切れない部分を敢えてコンピューターで処理する技術のことも「ファジー理論」として使われることもあります。
(後に詳しく解説します。)
では今「ファジー」についていろいろ取り上げてきましたが、これには一体どのような意味があるのでしょうか?
それは、日本語に訳すと「曖昧」と言う意味になります。
先ほども少し触れましたが子供の担任の先生が「ファジー」と言う言葉を使った経緯は、子供が作文などの答えが1つでは無いものが苦手ということを説明するときに使ったようです。
具体的には「〇〇についてどう思いますか?」と言うような感じの表題に悩んでいると言っていたのだそうです。
やはりこのような答えが1つではないことに対しても「ファジー」という言葉を使います。
確かに「どのように思うか?」と言う質問は、非常に曖昧で答えは1つではありません。
例えば算数では1 +1 = 2というのは必ず決まっています。