「だったら全ての人が使える方法ではないのでは?」とか「頭の悪い人は直感力がないということになるの?」と思うかもしれませんが、実は直感は生きている全ての人が無意識の内に使う能力の一つなんです。
そもそも直感は生存の知恵です。
人が突然危険な状況に出くわしてしまった時、論理的に「ああしてこうしてそうすればいい」なんて悠長な時間を掛けて判断したり考えたりすることはできません。
危険が襲ってきた瞬間によけて回避しなければ生きていくことができないのです。
こんな時に誰もが無意識で使われているのが「直感力」です。
「直感力」日頃から知識を増やして鍛えておけば、いざとなった時に災難を回避できるようになる確率が上がります。
5、他人と接していく
「見極める力」を鍛えるには、最初の内はできるだけ多くの人と接して、経験を積むことがとても重要です。
多くの人がそうだったと思いますが、社会人になって初めて学校や家庭内以外の人と接してみて「大人って本当はこういう世界で生きているんだ」とか「人間って本当はこんなことを考えて生きていたんだ」なんてことを感じたのではないでしょうか。
リアルな人間の姿は想像以上に冷たく・自己中心的だったかと思います。
場数を踏んで鍛える
社会の中では、小さい頃学校や家庭で大事にしていた仲間意識や家族意識とは違う、「生存本能」や「反骨精神」を鍛えていかなければなりません。
生きて行く為には社会の中で競争し勝ち残らなければならないのです。
そんな場所で堂々と立ち向かえるようになるには「見極める力」を持つ必要があります。
その為にはまずは場数を踏んで、嫌な思いや失敗を繰り返しながら、自分の見る目を鍛えることが大切です。
6、他人を観察する
ただ単純に失敗を繰り返しているだけでは、心が折れて疲れ果ててしまいます。
場数を踏みながらも「他人をできるだけ冷静に観察すること」を心掛けてみて下さい。
きっと幾つかの法則に気が付けるはずです。
洞察力が見極めるために重要
短い時間で他人を観察する力=洞察力は、人生のピンチからあなたを何度も救う「刀」となってくれるはずです。
顔は笑っているけれど心の中はドロドロで意地悪な人、大人しい顔をしているけれど本当は頭が良くて鋭い人、優しい人を装っているけれど本当はそうではない人などを見極めて、本当に良い人だけを選んで一緒にいれば、日常生活はどんどんハッピーになります。
【洞察力については、こちらの記事もチェック!】
7、本物に触れる
ある程度の見極める力を身に着けてきた時には、次のステップとして「本物に触れる」ことがとても効果的です。
身近なものだと、どんなことをするのが手っ取り早いのかというと、一流の家具を見に行くことがオススメです。
最近の人はできるだけ安いものを買う癖がついているので、気が付けば百円ショップ・ユニクロ・シマムラ・西友スーパー・ネットスーパー等で買い物を済ませてしまっています。
たまにご褒美だと奮発したところで、無印良品やFrancfrancやイケヤをセールで購入するのがいいところ・・・。
そういう生活を続けている内に「こういうものを買いたい」というイマジネーションはどこかに行ってしまい「お店に中に置いてある物の中でなんとかオシャレにしてみよう」くらいの気持ちで落ち着いてしまうのです。
たまにはイタリアの家具ブランド「カッシーナ」などの高級家具に触れてみて下さい。
きっとそこに行けば違いが分かります。
「高ければいいもんじゃない」とか「結局は同じ木の素材でできている」なんて言葉は頭から吹っ飛ぶはずです。
きっと「少しづつでもお金を貯めていいものを買ってみたい」と心は揺れるはず、自宅にたった一つでもそんな高級家具があるだけで、物の良さに気が付くことができるんです。
知識を得る
自分のお財布にあるお金を計算して、節約するところは節約し、使うべきところは使う、そんな堅実な生活はとても大切です。
でも残念ながらそれだけでは、見極める力や目は養えません。
お金がなくても、知恵を得ることはできます。
高級なものを買うことはできないけれど、見に行くことはできます。