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昼ドラのおすすめランキング16選。...(続き6)

主役を演じたのは羽田美智子さん。

羽田さん演じる、東京の旅行代理店で働くアラフォーの奈緒子が、金沢の老舗旅館「かぐらや」の長男宗佑と結婚します。

当初、宗佑の母親で大女将の志乃は、嫁である奈緒子が加賀伝統の婚礼儀式「花嫁のれん」を経ていないので「えんじょもの」つまりよそ者として、彼女のことを認めようとしません。

そんな中、会社が倒産したり、夫である宗佑が借金を作って失踪するといった出来事が起き、奈緒子は疎遠だった宗佑の実家に向かい、志乃に夫の借金を返すために「かぐらや」で中居として働きながら、宗佑の帰りを待ちたいという願いを語ります。

加賀の美しい街並みや風習や方言なども楽しく、さらに、嫁と姑のぶつかり合い、分かり合う姿などを描いたドームドラマとなっています。

14.麗しき鬼

こちらは、同性愛、セクシュアリティ、代理母出産などの性と、生きるをテーマにして描かれた壮大な愛と激情のストーリーとなっています。

人のこころには必ず鬼が潜んでいる。

そんな鬼の部分を隠しながら生きている人間たちがの本音のぶつかり合いの末は、性と生が残る。

そんな「性と生をめぐる苦悩を葛藤を濃密に描き、人が人を愛することの意味、生きることの意味などを問いかけている」ドラマとなっています。

主人公は、異母姉妹である洵子と悠子です。

この二人は、自分たちの父親を母親が殺してしまう、という過酷な運命を背負い、お互いを求めあい、与えあい、さらに傷つけあう、そんな運命をたどります。

この二人を取り巻く人々の30年以上にも渡る生きる姿を描いています。

平均視聴率は5.4%とそれほど高いわけではありませんでしたが、それでもファンからの評価が高く、放送後も地方局でも多く放送されました。

15.美しい罠

こちらの昼ドラは、昼ドラらしい愛憎劇にプラスして、心理戦という知略的な要素も取り入れた作品となっています。

原案はフランスのサスペンス界の女王であるカトリーヌ・アルレーの世界的大ヒット作「藁の女」となっています。

心なくしては生きられない人の、決して美しくはなくともどんな花にも負けない愛の物語です。

この作品で主演を果たした櫻井淳子さんは、2006年に東海テレビスポーツ芸能選奨を受賞しています。

16.ほっとけない魔女たち

この作品は、東海テレビ制作でフジテレビ系列の昼の帯ドラマ50周年記念企画として「脱・ドロドロ、勧善懲悪の人情喜劇」がテーマとして、「昼ドラ新時代の幕開け」として作成されました。

主演は、浅野ゆう子さん。

浅野ゆう子さん演じる、有沢家の次女夏江は、三女の秋代(松本明子さん)と四女の冬美(釈由美子さん)と共に、長女の春子(室井滋さん)に呼び出されます。

なんと春子は難病で余栄半年の命。

その春子は残された機関で、4姉妹で「キャッツアイ」や「チャーリーズエンジェル」のように、世の中を世直ししたいと提案します。

そこから始めるストーリーの中で、現代社会にある結婚詐欺とか、家族崩壊問題、賄賂、土地転がしなどなど、いろいろな課題と向き合いながら、4姉妹が世直しをしていくアクションコメディーとなっています。

キャッチコピーは「ほっておいたらオンナがすたる。」です。