平日のお昼のひと時を楽しみにしてくれる昼ドラ。

皆さんは、これまでにハマった作品などはありますか?

昼間のあの時間に見ることができない人も、かなり人気となった作品についてはタイトルなどを覚えていることもあるかもしれません。

そして、のちにDVDなどを借りてみたことがある人もいるでしょう。

夜の枠に放送されるドラマとは、また一味違った魅力とおもしろさがあり、ハマるともう毎日が楽しみになっちゃいます。

今回は、そんなこれまでに放送された昼ドラの中でも、特におすすめで、今見ても絶対おもしろい作品をご紹介したいと思います。

皆さんが見ていた懐かしの作品もあるかもしれませんし、タイトルだけは聞いたことがある話題のあの作品についても、その面白さを一挙大公開していきたいと思いますよ♪

昼ドラと言えば?

皆さんにとって、昼ドラといえばどの作品を思い浮かべますか?
そもそも昼ドラとは何を指して言っているのか?といいますと、主に平日の12時~13時台に放送されるテレビドラマです。

語源は昼の帯ドラマで、東海テレビはその通称として「昼ドラ」と言っています。

別の言い方としては、「昼の連読ドラマ」、「昼帯」、「昼帯ドラマ」なんて言ったりもしますね。

TBSなどがJNN系列向けに月曜日~金曜日の13:30~14:00に放送していたドラマのことでもあります。

アメリカでは、昼に放送されるメロドラマを「ソープオペラ」と言ったりもしますが、それは石鹸メーカーがスポンサーにつくことが多かったためのようです。

日本でも、TBSで放送されていた昼ドラで花王、東海テレビ作成の作品はP&G、そしてフジテレビにはライオンがスポンサーになっていたこともあり、やはり同じような企業がスポンサーになっていることもありましたね。

昼ドラの醍醐味


どうして昼ドラって、あんなにも人気なんでしょうか?
今まで昼ドラにあまり興味がなかった人もいるかもしれませんが、それでも昼ドラならではあの醍醐味というか、ハマってしまう理由を知ると、きっと一度見てみたい、と思うと思いますよ。

昼ドラと言えばドロドロ!

たぶん、昼ドラと言われて連想するのは、陰湿ないじめとか、男女の愛憎劇だったり、ありえないほどのドタバタぶりでしょう。

主人公は愛し合う人がいるけど、それは叶わないような恋で、次々と悲惨な出来事が降りかかり、ライバルと思える人からのいじめがあったりと、ドロドロとしたそんなストーリーがあったりしますよね。

多分それは、2004年に大ヒットした「牡丹と薔薇」のイメージが強いのかもしれません。

東海テレビがドロドロ路線の作品を放送し始めたのは、1986年からです。

1986年に「愛の嵐」という作品が放送されて以降、愛憎劇がたっぷりのドラマが主体となって放送され、そのインパクトが強くなって、「昼ドラといえば愛憎劇」というイメージがついたみたいです。

夜のドラマでは出せない、あの昼ドラならではの世界観がやっぱり面白いんですよね。

くどいくらいに、そして不自然なほどにどんどんと不幸なことや、悲劇などが降りかかり、女同士の熾烈で姑息な闘いなんかが、とにかく面白いんです。

ちょっとわざとらしいくらい、オーバーなくらいの演技もいいんですよね~。

実はドロドロばかりではない!


でも、実は昼ドラ作品は全部がドロドロとした愛憎劇のようなものではありません。

確かに東海テレビなどで放送されていたドラマは、2000年代後半までは「昼ドラと言ったら愛憎劇」というイメージを強く植え付けたかもしれませんが、2009年ごとから純愛物や、時代劇なども放送されるようになりました。

TBS系制作も、2000年代の初めからは愛憎劇を取り入れている作品が多かったのですが、2007年ごとからは純愛路線になりましたね。

なので、昼ドラには、家族愛をテーマにした心温まるドラマや、人間の成長がテーマとなったサクセスストーリーもあるんです。

感動作から、コメディー、そして人情物があるからこそ、いろいろな世代の人に愛されているんですよね。

【愛憎については、こちらの記事もチェック!】

昼ドラの視聴率

昼ドラもものすごく大ヒットし、話題になると、その主演している役者たちがたちまちテレビでよく登場するようになりますよね。

今までは無名に近かったような役者さんたちもいっきに有名になり、一躍スターとなります。

でも、お昼の12時とか13時とかの時間帯に、ドラマを見ている人たちって、そんなに多くないのではないでしょうか?

一般のサラリーマンや会社員、OLさんたちなどは見れないと思うので、たぶん特に主婦が見ているようなイメージですよね。

一体どのくらいの視聴率が取れているのか、調べてみました。

平日の昼間とあってあまり良い方ではない

あの2004年に放送された「牡丹と薔薇」ですが、こちらは平均視聴率が8.9%です。

そして、「温泉へ行こう」という作品が7,7%、キッズウォー5はかなりの高視聴率で、9,1%を記録しました。

その他も、大体6~8%のあたりが多いので、昼ドラが大人気だったころには、平均的にだいたい7%くらいだったようです。

まあ、NHKの朝ドラがだいたい平均視聴率が20%ちょっとくらいになっているので、それと比べるとあまり良いほうではありませんが、やはり平日のお昼の時間帯に見れる人の割合を考えると、しょうがないのかもしれません。

そう考えると、逆にその時間帯であっても7%の視聴率を持っていたというのは、すごいのではないでしょうか。

しかしその後、昼ドラの平均視聴率は落ちてしまい、TBSや東海テレビは昼ドラを終了左遷した。

ところが、テレビ朝日が2017年にスタートしたシニア世代に送るテレビ朝日系の昼ドラ「やすらぎ卿」は、テレビ界に新風を巻き起こすこととなりました。

この作品は、「北の国から」などの名作ドラマの脚本を手がけた倉本聰先生が手がけています。

かつてのテレビ黄金時代を支えた俳優や作家、そしてミュージシャンたちが入居できる老人ホームが舞台の人間ドラマとなっていて、石坂浩二さんや浅丘ルリ子さんが出演して話題になりました。

なんとこのドラマは第一週から平均視聴率を8,7%と記録し、あの日テレ系「ヒルナンデス!」やフジ系「バイキング」などを抑えて、同枠トップの視聴率をたたき出したのです。

その後も、かなりの高視聴率を記録していいて、民放各局はこの結果にかなり驚いている様子です。

当初は取れても視聴率は2~3%と思われていたものが、この高視聴率を獲得したことにより、もしかしたらこれからまた、昼ドラの時代がやってくるかもしれませんね!

昼ドラの対象視聴者は?

昼ドラの対象視聴者は、今までは主婦層だったようです。

それで、主婦が好きなドロドロの愛憎劇なんかが多く放送されていました。

しかし、今回の「やすらぎ卿」のように最近ではシニアを対象にした昼ドラがヒットしています。

それで、この新しい取り組み、つまりシニア層を狙ったドラマが多くなるかもしれません。

子供~大人まで幅広い

さらに、今までの昼ドラでは、子どもが夏休みの時期には子どもたちも楽しめるような内容のものが放送されていました。

だからきっと、今大人になった社会人の方たちの中にも、学生の時に春休みや夏休みに見ていたあの懐かしの昼ドラがもう一度見たい、という人は多いのではないでしょうか?
中には学校が始まっても、昼ドラを見るためにその時間に猛ダッシュで帰っていた友達もいたのを覚えています。

それでつまり、昼ドラの対象視聴者は家にいる主婦たちだけではありません。

子どもからシニアまでが楽しめるドラマ枠として、今までも放送されてきましたし、今度特にシニア世代にウケるテーマが多くなるかもしれません。

昼ドラのおすすめランキング16選

では、ここからはこれまでに放送されてきた昼ドラの中でも、特に人気で多くの人の思い出に残っているであろう、人気の作品をご紹介していきたいと思います。

きっと「あれ懐かしいな~」という作品もあると思います。

何年も前の作品でも、今もう一度見てみるとあの頃がよみがえってきて、なんだか心がほっこりするかもしれません。

友情ものから、純愛物までいろいろありますが、まだ見たことがないという作品があった人も、心温まるものや日常のストレスをちょっと忘れさせてくれるような素敵な作品を、ぜひ見つけてみてくださいね♬

1.キッズ・ウォー

キッズ・ウォーは、1999年から2003年にかけて、CSB制作でTBS系列で放送されていた作品です。

今でもCS放送のTBSチャンネルなどで再放送されていることがあります。

パート5まであり、その中で多少設定が変わったりもしていますが、当初は主婦をターゲットにしたホームドラマでした。

あらすじとしては、元ヤンキーでバツイチの春子と妻を亡くした大介が再婚し、それぞれの連れ子の性格が全然違うことで、いざこざがあったりしながらも、次第に打ち解けていく様子を描いています。

そんな今井家が世の中の不正や学校の教育問題に立ち向かっていくようなストーリーです。

パート3からは、若者向けのドラマに作風が変わります。

パート3では、斉藤祥太さん演じる翼と、井上真央さん演じる茜の恋愛模様が中心となったストーリーになりました。

このパート3では、関東圏で最高視聴率17.2%という昼ドラでは異例の高視聴率を記録しています。

この時の主題歌だったZONEの「secret base~君がくれたもの~」は70万枚を超える大ヒットとなりましたね。

きっとこの曲を聴くと、あのドラマが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

そして、パート4では、翼の双子の弟、斉藤慶太さん演じる一也が登場します。

そしてパート5では、なんと春子と大介と妹の真理が事故死するという衝撃の展開を見せ、その後の全寮制のフリースクール「太陽学園」が舞台となりました。

このほかにも、昼ドラの枠を超えてスペシャルとしても3本もの作品が放送されています。

今でも人気女優の一人である、井上真央さんや斉藤祥太さん&慶太さん、そして浅利洋介さんなどの子役時代がとても懐かしいですよ。

ちなみに2005年には、内容と出演者を一新し、「新キッズ・ウォー」が放送されました。

2.大好き!五つ子ちゃん

1999年~2009年に、TBS系列で放送されていた「愛の劇場」シリーズの一つが「大好き!五つ子ちゃん」です。

物語は5つ子と両親の7人家族である桜井家を中心とした、ホームドラマ。

拓也、美穂、慎吾、紀香、剛という5人の子供を持つ、パパ良介は中学教師です。

そして、ママ桃子は一度に5人の子供を出産し育てる元気な母親です。

そんな7人家族のかわいくて、楽しくて、時に涙を流すような、そんな物語となっています好き!五つ子ちゃん」は、まず1999年~2004年にパート6まで放送しました。

その後、2005年からは5つ子をはじめとする子どもたちの出演者を一新し、「大好き!五つ子Go!!」としてリニューアルしました。

2008年には10シリーズ目としてタイトルは「大好き!5つ子2008」として放送しています。

平均視聴率は、パート3が最高で12.0%を記録。

このパート3では歴代最高視聴率の15,8%も記録しています。

子どもたちがみられる夏休みに放送していたことや、いろいろな幅広い年代が共感できるような身近な内容だったことが、このシリーズが10年弱もの間放送され続けるほどの人気だった理由のようです。

視聴者からシリーズ化の要望があり、季節ものとしての高い反響があったようですよ。

3.温泉へ行こう

こちらも、TBS系列で「愛の劇場」シリーズ枠の一つとして放送されたドラマです。

温泉旅館を舞台にしたドラマで、1999年から2005年にかけて放送されていました。

最高視聴率は、2001年に放送していた第2シリーズの13,2%です。

シリーズは第5作までになっています。

主人公は加藤貴子さん演じる椎名(武藤)薫。

大手銀行に勤めていましたが、婚約者から一方的に婚約破棄され、幼いころに分かれた生みの親が営む老舗温泉旅館に訪れます。

そこで、大女将をしていた母から女将になるように言われますが、そこにはもうすでに信頼を集めている若女将がいました。

しかし、母の遺言により薫が女将となり、いじめや強い反発の中旅館を切り盛りすることとなります。

4.牡丹と薔薇

東海テレビが制作し、フジテレビ系列で2004年に放送していたドラマです。

とにかく、衝撃的なほどの像愛劇を見せてくれたドラマです。

多分、小沢真珠さんが演じた薔薇の「役立たずのブタ!」というセリフ、皆さんも覚えているのではないでしょうか?
数奇な運命に翻弄された姉妹、大河内奈々子さんが演じた牡丹と薔薇の壮大な愛と狂気のストーリーとなっています。

かなり濃ーいメンバーと、目まぐるしく変わる、早いストーリー展開でものすごい人気となりました。

とにかく、ずっとドロドロとしたストーリーの中に、過激ともいえるシーンなどが盛り込まれていて主婦たちはもう夢中になりましたよね。

あの頃は「ボタバラ旋風」が巻き起こり、多くのバラエティー番組でも、独特のセリフなどが使われていましたね。

2015年には「新・牡丹と薔薇」が放送されています。

5.赤い糸の女

2012年に東海テレビ制作でフジテレビ系列の昼ドラとした放送されていた「赤い糸の女」。

こちらも、ドロドロの愛憎劇で、現代人の心の中にある「欲望」がテーマとなっていて、なまなましい現代社会で生きる人間たちの負の一面や、性の欲望を描いています。

主演を務めた三倉茉奈さんは本作が連ドラの単独初主演となりました。

脚本は、「牡丹と薔薇」を手掛けた中島氏です。

キャッチコピーは「欲望が、絡みつく。」で、自らの欲望と向き合い乗り越えながら前進し人生を歩んでいく女性の姿を描いています。

ストーリーとしては、主人公の唯美は都内の美容整形クリニックの経営者の家に生まれます。

唯美には麻衣子というルームメイトがいますが、彼女は育ちもいいし、性格もいいし、家柄もいいし、すべてが整っている彼女に対して唯美は羨望のまなざしを向け、さらに深い黒い感情も持ちます。

さらに、そこに唯美の中学の同級生で、過去に唯美と比べられていじめられたことで劣等感を常に持っている芹亜が登場します。

芹亜は、唯美の父親に全身整形をしてもらい、完璧な美貌を手に入れますが、この3人が秘密の共有をすることによって、複雑で欲望渦巻く関係が生まれてしまいます。

6.やすらぎの郷

先ほども少しご紹介した「やすらぎの郷」。

2017年4月の3日から、テレビ朝日系列「帯ドラマ劇場」枠で放送されています。

この「帯ドラマ劇場」は、テレビ朝日が当たらに設けたシルバー向けの新・帯ドラマ枠で、その第一作として放送されているのが、この作品なんです。

主演は石坂浩二さんで、倉本聰氏のオリジナル脚本作品となっています。

初回の4月3日の放送では、視聴率を8,7%と想像以上の好記録を残し、中高年の視聴者向けの新設枠としてはとても良いスタートを切ったことになります。

「徹子の部屋」からはCMを挟まずに放映されていて、さらにNHKの朝の連続テレビ小説の再放送とは時間帯をかぶらないようになっていることも、高視聴率の理由となっているのでしょう。

ストーリーは、テレビ業界の黄金期には人気脚本家として活躍していた主人公の菊村栄(石坂浩二さん)は、認知症の妻を献身的に介護しますが、妻はあっけなく先立ってしまいます。

妻律子を看取ってから、仕事も生き甲斐も失ってしまったときに、以前に夫婦で入居を進められていた「やすらぎの郷」からの入居に誘われ、そこに入ることに決めます。

そこでは、かつて名を轟かせていた女優たちがいました。

そこで出会う入居者たちとのちょっとした騒動に巻き込まれたり、女優たちの意外な一面を目にしたりと、主人公の新しい毎日に翻弄される姿を描いています。

7.天まで届け

TBS系「愛の劇場」枠で1991年から2004年にかけて放送されていたホームドラマです。

大家族をテーマとしたストーリーになっています。

制作は総合企画アンテンヌです。

視聴率は、昼ドラ枠としては高くパート1~パート5までの平均視聴率は13.1%でした。

最高視聴率は19.0%を記録しています。

「天まで届け」シリーズは、1991年の3月~第一弾がスタートし、第8弾まで続き1999年春まで放送されました。

新聞記者の父と、専業主婦の母、そして13人の子供たちという大家族のドラマを描いています。

しかし、子役たちが成長したことによりスケジュールがつけられなくなったことや、母親役の岡江久美子さんの仕事の関係で一度完結します。

その後に1999年の12月には、杉本家の「新・天までとどけ」シリーズが始まり、2004年までで第5弾まで続きました。

杉本家の父善三は警察官で、母由美子はしっかり者で明るい専業主婦です。

11人の子供たちが直面する大家族であることや警察官の父を持つことからのいじめ、偏見などのエピソードなどが織り込まれたホームドラマです。

8.幸せの時間

この「幸せの時間」は、もともと原作は国友やすゆき氏による漫画です。

この漫画は双葉社の「漫画アクション」にて1997年から2001年に連載されました。

そして、東海テレビが2012年にテレビドラマとして制作し昼の帯ドラマ枠として放送されました。

主演は田中美奈子さんで、キャッチコピーは「女は愛を奪い合う。」というもの。

平均視聴率は4.7%とひくいものの、社会現象ともなった作品でもあります。

原作では主人公は達彦ですが、ドラマでは妻の智子が主人公となっていて、男性支店の原作に代わって、女性視点でのストーリーとなっています。

それで、どらまではオリジナルストーリーも盛り込まれました。

原作で描かれている濡れ場シーンはデフォルメしつつも原作に忠実だったので、濃厚なラブシーンが話題となり、時には10%を超える高視聴率を記録しました。

しかし一方で視聴者からの苦情も多く、放送倫理・番組向上機構の審査対象となったことで、そのような性的な業者がトーンダウンし、それと同時に視聴率も下がりました。

9.嵐の涙

東海テレビ制作、フジテレビ系列で放送されていた「嵐の涙~私たちに明日はある~」は、2016年に放送されていましたね。

この作品は、「東海テレビ制作昼の帯ドラマ」枠の最終作品となることが発表され、「最後の昼ドラ」として注目されました。

主人公役を務めたのは、佐藤江梨子さん。

第一子を出産してから初となる女優復帰作となりました。

ストーリーは、不運にもゲリラ豪雨によって夫と娘をなくした石原里子が、親子や家族の絆を深め、大きな傷を背負いながらも幸せを追求していくヒューマンサスペンスドラマとなっています。

舞台となっているのは愛知県常滑市です。

10.明日の光をつかめ

「明日の光をつかめ」は、フジテレビ系列で夏休み期間に放送されていたシリーズです。

2010年、2011年、2013年に放送されていました。

テーマとなっていたのは、いじめや児童性的虐待、少年犯罪などです。

舞台となっているのは、海の見える丘にある「たんぽぽ農場」です。

そこは少年院から出てきた少年少女たちが社会復帰するための厚生施設なのですが、いじめや自傷行為、さらには薬物中毒や引きこもりなど様々な問題を抱えている子どもたちも保護されています。

心に大きな傷をかかえ、寂しさや悲しみを経験している少年少女たちが、「たんぽぽ農場」で過ごし、人生のどん底ともいえるところから這い上がって自分たちの人生に光を見出そうとする姿を描いています。

そして、そんな少年少女たちを支えていく大人たちの姿も描いていて、心の奥底までに迫るドラマとなっています。

主演を演じているのが、広瀬アリスさんです。

あの広瀬すずさんのお姉さんですね。

主人公の沢口遙(広瀬アリスさん)は、県立高校に通うバスケ部で次期キャプテンとしてみんなから愛されていて明るく快活でした。

しかし、母親の不倫や市議会議員である父親が「たんぽぽ農場」の追放を進めようとしたり、自身もいじめにあうなど、自分の周りの世界が狂い始めます。

心に大きな傷を負った遙の支えになってくれたのが、自らも心の傷を負い行き場のない少年翼でした。

そんな二人の切ない恋も描かれています。

11.僕の夏休み

2012年の7月と8月に放送されていたドラマです。

夏休みシーズンに合わせた内容で、内容としては、現代っ子で甘やかされて育った兄は妹ともにタイへよう戦争真っただ中の昭和19年の日本にタイムスリップしてしまいます。

今までの平和でモノがなんでもあふれていた時代とは全く異なる過去の日本。

戦時中の暮らしを生き抜く姿や、病気になった妹のために奮闘したりしながら精神的に大人になり大きく成長していく姿を描いています。

副題として「和也とはる奈のタイムスリップ」というタイトルがついていて、キャッチコピーは「生きなくちゃ。」です。

第一部の少年編では、特に和也とはる奈がタイムスリップしてしまい、一年に及ぶ紆余曲折の人生を経てついに現代に帰るためのSLに乗り込もうとする・・・というところまでとなっています。

そして、第二部では時が流れてそれぞれ離れ離れになった二人が、お互いの正体を知らないまま再び運命的な再開を果たし、実の兄弟都は気づかぬまま男と女として互いにひかれていくという青春編となっています。

12.さくら心中

「さくら心中」は2011年にフジテレビ系列で放送されていました。

昭和後期から平成の近代までの飛騨高山が舞台となっています。

桜の木の下で運命的に出会った男女の純愛が、ドロドロの愛憎劇とサスペンス要素たっぷりに描かれています。

脚本を担当しているのは、「牡丹と薔薇」でおなじみの中島氏です。

キャッチコピーは「震えて、揺れて、乱れて、悶える。」というもので、過激なベッドシーンも描かれました。

とにかく複雑に絡み合う男女の恋愛のストーリーで、これも、これぞ昼ドラといった感じの作品です。

13.花嫁のれん

「花嫁のれん」は、
金沢の老舗旅館を舞台にしたホームドラマです。

主役を演じたのは羽田美智子さん。

羽田さん演じる、東京の旅行代理店で働くアラフォーの奈緒子が、金沢の老舗旅館「かぐらや」の長男宗佑と結婚します。

当初、宗佑の母親で大女将の志乃は、嫁である奈緒子が加賀伝統の婚礼儀式「花嫁のれん」を経ていないので「えんじょもの」つまりよそ者として、彼女のことを認めようとしません。

そんな中、会社が倒産したり、夫である宗佑が借金を作って失踪するといった出来事が起き、奈緒子は疎遠だった宗佑の実家に向かい、志乃に夫の借金を返すために「かぐらや」で中居として働きながら、宗佑の帰りを待ちたいという願いを語ります。

加賀の美しい街並みや風習や方言なども楽しく、さらに、嫁と姑のぶつかり合い、分かり合う姿などを描いたドームドラマとなっています。

14.麗しき鬼

こちらは、同性愛、セクシュアリティ、代理母出産などの性と、生きるをテーマにして描かれた壮大な愛と激情のストーリーとなっています。

人のこころには必ず鬼が潜んでいる。

そんな鬼の部分を隠しながら生きている人間たちがの本音のぶつかり合いの末は、性と生が残る。

そんな「性と生をめぐる苦悩を葛藤を濃密に描き、人が人を愛することの意味、生きることの意味などを問いかけている」ドラマとなっています。

主人公は、異母姉妹である洵子と悠子です。

この二人は、自分たちの父親を母親が殺してしまう、という過酷な運命を背負い、お互いを求めあい、与えあい、さらに傷つけあう、そんな運命をたどります。

この二人を取り巻く人々の30年以上にも渡る生きる姿を描いています。

平均視聴率は5.4%とそれほど高いわけではありませんでしたが、それでもファンからの評価が高く、放送後も地方局でも多く放送されました。

15.美しい罠

こちらの昼ドラは、昼ドラらしい愛憎劇にプラスして、心理戦という知略的な要素も取り入れた作品となっています。

原案はフランスのサスペンス界の女王であるカトリーヌ・アルレーの世界的大ヒット作「藁の女」となっています。

心なくしては生きられない人の、決して美しくはなくともどんな花にも負けない愛の物語です。

この作品で主演を果たした櫻井淳子さんは、2006年に東海テレビスポーツ芸能選奨を受賞しています。

16.ほっとけない魔女たち

この作品は、東海テレビ制作でフジテレビ系列の昼の帯ドラマ50周年記念企画として「脱・ドロドロ、勧善懲悪の人情喜劇」がテーマとして、「昼ドラ新時代の幕開け」として作成されました。

主演は、浅野ゆう子さん。

浅野ゆう子さん演じる、有沢家の次女夏江は、三女の秋代(松本明子さん)と四女の冬美(釈由美子さん)と共に、長女の春子(室井滋さん)に呼び出されます。

なんと春子は難病で余栄半年の命。

その春子は残された機関で、4姉妹で「キャッツアイ」や「チャーリーズエンジェル」のように、世の中を世直ししたいと提案します。

そこから始めるストーリーの中で、現代社会にある結婚詐欺とか、家族崩壊問題、賄賂、土地転がしなどなど、いろいろな課題と向き合いながら、4姉妹が世直しをしていくアクションコメディーとなっています。

キャッチコピーは「ほっておいたらオンナがすたる。」です。