いずれにしてもどちらの言葉も非常に似通っているので、基本的にはどちらの言葉を選択したとしても、同じ意味として相手に通じるようになります。
これから悪くなっていく状況の時には、ジリ貧という言葉を交えて使用すると、スムーズな会話が行えると思います。
右肩下がり
ジリ貧という言葉の類義語として右肩下がりという言葉を表現することができます。
右肩下がりと言う言葉は、例えばグラフの線が右に向かって下がって行く様な形から、後になるほど状態が悪くなっていくということを指し示している言葉になります。
なのでジリ貧と言う言葉と比較した時にとても似ている言葉になります。
使われる例としては、不景気で売り上げは右肩下がりだ、などという風に言葉を使いますので、不景気で売り上げがジリ貧になる、という様に言葉を置き換えても意味は通じると思います。
どちらの言葉を使っても文字数的にはそこまで変わらないので、自分自身が使いたい表現で使ってみると良いかと思います。
悪循環に陥る
悪循環に陥るという言葉も類義語として成り立つと言えます。
悪循環に陥るという言葉の意味は事態がだんだんと悪化していくことすでに起こっている問題がさらに複雑化して悪化することを意味しています。
なのでジリ貧という言葉の類義語として成り立ちますし、置き換えて使用することも可能です。
悪循環に陥ってしまい仕事がうまくパフォーマンスが出来ない状況はある程度存在するかと思いますので、そのような時に代用して、ジリ貧という言葉で表現する事ができると思います。
ジリ貧の対義語
ここまではジリ貧の類義語について詳しくご紹介をしましたが、反対の言葉の意味を知っておくと、より理解が深まるかと思います。
ジリ貧対義語を考える時にどのような言葉があるでしょうか。
ジリ貧という言葉がだんだんと貧しくなっていく、という意味合いなので、当然ながらだんだんと裕福になっていくということが対義語の意味として想像つくかと思います。
この意味を踏まえた上で対義語はどういう言葉になるか考えてみましょう。
ドカ貧
ジリ貧の対義語としておかしいと言う言葉が存在します。
名前からしてとても似ているのですが意味合いとしては対義語になります。
ドカ貧は一気に貧乏になっていく様を表している言葉になります。
ドカ貧はドカンと貧乏になるという言葉を略称していると言えます。
なので徐々に貧乏になっていく様を表しているジリ貧と言う言葉の対義語として位置しています。
徐々に貧乏になるか一気に貧乏になるかという違いの言葉になります。
一気に悪い状況に転じてしまう場合はど課金という言葉を使用してより詳しく状況を伝えることができるといえます。
状況に応じた適切な言葉を使うように意識しましょう。
ジリ高
次にご紹介する対義語はジリ高という言葉です。
ジリ高という言葉は一定の業界でよく現される言葉になります。
普段耳にしない方も多いと思いますが、特に金融の世界では一般的な言葉として使用される機会が多く、具体的な意味についてはマーケット全体を対象にした用語であり、 株などのグラフを言い表した言葉になるといえます。
どのような状況を言い表すかというと、相場の調子を表しており相場が一度に上がらないで少しずつ高くなっていくことを表現します。
なので先ほどのジリ貧と言う言葉と照らし合わせると、全く逆の意味でジリジリと高くなっていくという言葉として言い表せます。
高くなるということは良い方向に動いたり、裕福になる様を表した言葉としても捉えることができるので、ジリ貧と言う言葉の完全なる対義語であると判断できます。
ジリ貧とジリ高という言葉を覚えておくだけで、今の状況をうまく表現することができるようになります。
もともとは第一次世界大戦後にできた言葉
ジリ貧という言葉を理解するにあたり、なぜジリ貧という言葉が生まれたのかという由来について勉強することが、理解を深める大事なポイントになります。
ジリ貧という言葉が生まれたのは第一次世界対戦後にになります。
年数としては1920年代の不況の時期になり、存在している企業が不況の影響による業績の悪化を感じていました。