例えばここ20年の日本企業の稼ぐ力を考えるときに、衰退の一途を辿ってきているということが周知の事実であると言えます。
ここ数年で若干下げ止まりの兆候が見えてはいるものの、本格的な回復にはまだ程遠いとされているのが現実的です。
日本人の稼ぐ力がなくなってしまったのは1998年から始まったデフレーションが大きく影響していると言われています。
デフレが始まった時代を考えてみると、その時代はインターネットを中心としたIT分野等どのイノベーションがとてつもない勢いで進んでいた時代と見ることができます。
インターネットが普及するということは当然ながら様々な方たちと関わりを簡単に持てるということで、グローバル化した時代に突入したという風に考えることができます。
実際にインターネットを使えば、海外の人でも気軽にやり取りする事が出来ますし、海外の新しい情報を簡単に手に入れる手段が身についたとも言えます。
そしてボーダレス化が進んだと言うことにも同時に考えることができます。
言い変えてみると、過去の経験であったり、すでに持っている知識だけでは解決が困難な、答えがある時代だったものから、これからは答えがない時代という風に時代に突入したという事に繋がります。
本来であれば、この答えがない時代へ対応するために対応策を考えなければいけないのですが、まだまだ対応できていないという事が現実であり、それが稼ぐ力を衰退させている原因であるという風に解釈できます。
今の世の中では経験を積んだ人の方が、浅い人よりも正しい判断が出来るという風に考えられがちですが、これはそのように考えた方が認識が共有しやすいからという風にも繋がるのです。
いわば、その方が楽であるという風にも捉えることが出来ますが、それではいけないとされています。
違う意見を言えば、空気が読めないという扱いをされてしまいますが、先ほどもお伝えしたように既存の考え方や答えだけでは対抗できない世の中になっているので、新しい考え方が今後は必要になります。
そう考えた時に、考えを縛られてしまうこのような制度ではダメだという風に判断が出来ます。
だからこそ、多様性を身に着ける事で、今までの答えではなく、新しい答えを導き出すことが出来るという事へと繋がります。
多様性を身に着けるという事は、新しい答えを作り出すことが出来る方法へ繋がるので、長いキャリアを持った人だけで判断するのではなく、様々なキャリアを持った人と協力していくことが大事な時代であるともいえます。
今までと違う答えを導き出す事が、ジリ貧から抜け出す答えにもなっていると言えるので、多様性を身に着ける必要があると言えます。
まとめ
今回はジリ貧という言葉を中心に、類義語、対義語、ジリ貧を使った例文、そしてジリ貧という状況になる理由をご紹介しました。
たったひとつの言葉だけでも、たくさんの使い方や意味があり、理解を深めることができます。
ジリ貧という言葉を通して、現在の社会についても考えることが出来、たったひとつの事を掘り下げるだけで様々な知識を得ることが出来ます。
ひとつひとつの事について、掘り下げて考える事は自分自身を成長させるきっかけにも繋がりますし、新たな発見をする事が出来る事にも繋がります。
日常生活で気になった事は、自分自身の中でどんどん掘り下げて考えるようにしてみてください。
それがあなたの成長へと繋がると言えます。