だんだんと悪くなっていく状況に対して、そのような状況を言い表した言葉がジリ貧という言葉なのです。
なので、ジリ貧という言葉は不況から生み出された言葉であるといえます。
言葉のルーツを考えてみると、非常に状況がわかりやすく、理解も深める言葉できると思います。
経済の様子を表したもの
経済の様子を表す上で、非常に便利な言葉がこのジリ貧と言う言葉です。
急に悪くなってしまう場合などもあれば、だんだんと悪くなっていく場合なども状況としては大いに考えられます。
経済で考えた時に、このような状況は非常に多く存在しますので、的確に状況を伝える言葉として、とても優れている言葉だと言えます。
中でも、先ほどお伝えした株価に対して使用される場合もあれば、 FXなど、為替相場としてのグラフでも言い表せる言葉にもなりますので、経済を表す言葉としては最適な言葉なのです。
ジリ貧の使い方
ジリ貧という言葉について正しい意味は類義語、そして対義語についてもご紹介をしていきました。
ジリ貧という言葉の正しい意味を理解したところで具体的なジリ貧という言葉の使い方について学んでいきましょう。
楽しく意味を理解しても正しい使い方ができていなければ、相手には伝わりませんし、学んだ意味がなくなってしまいますので、注意してください。
使われる状況と、実際に使われる例文などを踏まえた上でご紹介していきたいと思います。
現代では色々な分野で使われる
ジリ貧という言葉は上手に状況を言い表せる言葉になりますので、様々な分野で使われることが多いです。
特に金融などの業界ではよく使われることが多いですがそれ以外にも様々な場面で使用されます。
それだけジリ貧という言葉がとても便利な言葉であるということが言えます。
便利な言葉である反面、間違った使い方をしないように注意する事が大事です。
この機会に正しい使い方を学んで、日常的に適切な場面で使用してみてください。
金銭的なもの
ジリ貧という言葉を言い表す上で、金銭的な状況を言い表すことが出来ます。
ジリジリと貧しくなっていくという言葉の性質上、 お金を連想させる意味も多く含まれていますので、多くの方が金銭的な状況を表す場合が多いと言えます。
だからこそ先ほどお伝えしたように金融の仕事などでも多く用いられている言葉になるといえます。
特に経済や金融に関しては、様々なことをグラフなどで置き換えて確認したりしますし、価値が相場によって変動するような物が多いので、このような言葉を用いて表現がしやすいという背景も連動しています。
価値が変動するものについては基本的には、急に上がるか、だんだんと上がるか、変わらない状況か、だんだん下がるか、急に下がるかの五つのパターンで言い表すことができます。
そのうちの5つのパターンの一つのパターンとして表現できると言えますね。
実際にジリ貧という言葉を金銭的な意味として置き換えた時に例文を見ていきます。
長引く経済的な不況によってこのままだと売上高がジリ貧状態となってしまう
長引く経済的な不況によってだんだんと貧しくなってしまうという様を表した例文になります。
経済的な影響によって、商品の売上が上がらなくなってしまい、長い目を見るとだんだん売り上げが下がっていってしまい、このままだと最終的には売上がまったく上がらなくなってしまうという意味合いになります。
金銭的な面において、言い表せる代表的な使い方になるのではないでしょうか。
この言葉を使う状況を考えるとやはり金融的な仕事に就いている場合であったり、何らかの商品を取り扱っている会社の方が使う場面が想像つくのではないでしょうか。
どのような会社においても日本的には自社の商品やサービスを顧客に販売して売上を立てているので、様々な状況において使用することができるポピュラーな使い方となるといえます。
学校やスポーツの成績
ジリ貧と言う言葉は何も金銭的な面だけを言い表す言葉ではありません。
そもそもジリ貧という言葉は、状況を表す言葉になるので例えば学校やスポーツに関する結果や成績、内容についてもいい表すことができます。
例えば時には学校のテストの成績であったり、スポーツなどにおいての結果、そして試合状況などについても表現できるという意味です。