しかしそれ以外でも、上手く伝えられない原因はいくつか考えられます。
情報を絞れない
情報量が多いのは悪いことではありません。
しかし、その膨大な情報の中から、必要なものだけを絞りこんで伝えることが出来ない人は、長々とすべての情報を人に伝えようとしてしまいます。
そうなると「話が長い」「結局何が言いたいのか分からない」と思われてしまいかねませんので、人に話しをする時にはある程度情報を絞っておく必要があります。
主語を抜いて話す
「どうしたらいい?」や、「次の時間にやっておいて」など、主語を抜いていきなり必要な部分だけを相手に伝えても、相手からすれば「え?なんのこと?」と理解出来ません。
しかし話している本人は、聞き返されると「だからアレのこと!」と一度で相手が理解出来なかったことに対しイラつくことがあります。
そんな不要なストレスを感じないためにも、予めきちんと主語を付けて話をするように気を付けましょう。
説明しないといけない部分を省略する
膨大な情報の中から例え必要な部分のみを抜き出して話をしたとしても、それを補足する部分がないと相手は理解出来ないことがあります。
そのため話をする時には、主語と目的語の他にも、それを補助する言葉も必要になります。
例えば「トイレ掃除をやっておいて」というお願い1つとっても、それがどこの階のトイレなのか、またどんな風に掃除をすれば良いのかなどの付随する情報がなければ、相手は完全に理解することは出来ません。
ちょっと意識するだけで正確に伝えられる
物事の伝え方は、伝える側がちょっと意識するだけで正確に伝えることが出来るようになります。
例えば話の内容は伝えたいことだけに絞る、話す時には主語を抜かずに話す、また1つの文章を短く区切るなど、いくつかのことに気を付けるだけで、相手にとても分かりやすく伝えることが出来ますし、また誤解も避けられます。
後になって自分がストレスを感じてしまわないためにも、日頃から分かりやすく物事を伝えられるように努めましょう。