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伝えることを正しく理解して貰うため...(続き3)

印象が悪くなると話の内容を良くない方向で相手が解釈してしまう恐れもありますので、簡潔に伝える際にもキツイ言い方や、素っ気ない態度にはならないように気を付けましょう。

言い方で伝わり方も変わる

「物は言いよう」という言葉があるように、言い方一つで相手への伝わり方も変わります。

例えば実際には内容などなくても、話し方が上手な人は聞き手に「それなりの価値のある話だ」と思わせることが出来ます。

一方で、どんなに重要な内容であっても、言い方が不器用だと相手には「たいした話じゃない」と思われてしまいかねません。

話をする時には、簡潔に分かりやすくまとめることも大切ですが、それ以上に相手に対する言い方や伝え方にも注意が必要になります。

10、感情論は入れない

人に話しを伝える時には、出来るだけ感情論は入れないようにしましょう。

感情論とはすなわち主観的なことを意味します。

話し手が自分の主観的な感情でもって伝えることに対して、聞き手が共感したり、理解したりすることが出来ない場合もあります。

そのため、言いたいことを伝える時にはなるべく客観的で冷静な物の伝え方をするようにしましょう。

【感情論で話す人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

偏見を持たれない様注意する

自分の感情論で話をしてしまうと、話を聞く相手から偏見を持たれてしまう可能性があります。

例え正当性のある内容をこちらが熱心に伝えたとしても、それが相手の価値観にそぐわない場合には、「この人はこんな嫌な考え方をしているのか」などと良くないイメージを持たれてしまうこともあります。

そのため、感情的にならないように注意をしましょう。

11、1つの文章を短くする

物事を客観的に伝えることも大切ですが、やはり最も重要なのは「どれだけ相手に分かりやすく伝えるか」ということです。

それには分かりやすい言葉の表現はもちろんですが、1つの文章をなるべく短くすることで、一言ひとことに区切りがついて理解がしやすくなります。

例えば「昨日は雨が降って、今日もまた雨が降ったけど明日は多分晴れるだろうから明日は傘は要らない。」という言葉を、「昨日と今日は雨が降った。明日は多分晴れるから傘は必要ない。」と文章の途中でいったん区切ることで相手には伝わりやすくなります。

1つ1つが理解しやすくなる

1つ1つの文章を短く区切ることで、聞き手は1つずつの文章を頭の中で整理しながら理解することが出来ます。

まるで小説のように長ったらしい言い回しをすると、結局何が言いたいのか相手は理解することが出来ません。

それを子どもでも分かるように短く区切ってあげることで、聞き手との間に誤解が生じなくなります。

物事を伝えるのは得意ですか?

あなたは、物事を人に対して伝えるのは得意ですか?口下手な人は、恐らく苦手でしょう。

またおしゃべりが過ぎる人も、余計な雑談が入って話の本筋から逸れてしまいます。

出来るだけ正確に、自分が伝えたい内容を誤解なく相手に伝えることは、意識して行わなければ案外難しいものなのです。

正しく理解してもらうのは難しい

自分の理解力と相手の理解力とでは、多少の差があります。

例えばあなたが1から5までのことを、飛ばし飛ばしに人から伝えられても理解出来る人だとします。

しかし中には、1から順番に5まで丁寧に説明していかないと、内容が理解出来ない人もいます。

そのため、「こう言えば伝わるだろう」と思ってあなたが話す内容を、相手が正しく理解出来ていないという可能性も大いにあるのです。

説明下手だと余計に伝わりづらい

説明下手な人は、大抵人とのコミュニケーションを取るのも上手くはありません。

内向的で緊張しやすい性格なども原因の一つではありますが、相手に対して物事を説明出来る能力が乏しければ、余計に相手には内容が伝わり辛くなります。

また、自分が分かりやすく伝える努力をせずに、相手に理解してもらおうとする人も説明下手なことが多いです。

なぜ上手く伝えることが出来ないのか

説明下手な人は、なぜ上手く伝えることが出来ないのでしょうか?普段から口数が少なかったり、人とのコミュニケーションが苦手だったりすることも理由の1つではあります。