家に帰ったらまずは手洗い・うがいをして、ペットに触る前には消毒をしておきましょう。
このように、手洗い・うがいや消毒をする事は、あらゆる細菌や病原体の感染を予防する効果があり、またその場から別の場所へも持ちださない為にも非常に大切な事です。
そして、それができるのは人間である私たちだけだという事を忘れないようにしましょう。
舐められた手で目や耳を触らない
ズーノーシスの多くは粘膜の接触による感染すると言われています。
その為、ペットに舐められた手で目や耳を触らないようにしましょう。
特に赤ちゃんは手を舐めてしまう事がよくあります。
免疫力も大人に比べて弱い為、ペットに触ったり、舐められたりしたところは消毒をしてあげるようにしましょう。
尚、ペットや人間が舐めても安全な消毒・消臭・除菌などができる薬やスプレーがペットショップなどで販売されているので上手く利用しましょう。
但し、中には安全性が確保されていない商品もありますので、動物医薬品に指定されているものを使う事をオススメします。
赤ちゃんと犬や猫を同居させる時の注意
夫婦で暮らし始めていれば子宝に恵まれる事もありますが、もしそれまで犬や猫などのペットを飼っていた場合、家族が一人増える事になります。
でも、犬や猫の立場から考えれば「誰?」と思ってしまうのも仕方がありません。
当然、夫婦は生まれたての赤ちゃんの方へ愛情を注ぎます。
しかしながら、飼い主に慣れていればいるほど、犬や猫の赤ちゃんに対する嫉妬心は強くなります。
相手にされないと感じた犬や猫は、心にストレスを抱える事になり、その怒りや不安の矛先が赤ちゃんに向かってしまう可能性があります。
このように、犬や猫も人間と同じような心を持っていますし、いつも家族の事を観察しています。
ペットも家族の一員なので、たまにはかまってあげて下さいね。
犬や猫と同居するメリットもある
小さな赤ちゃんと犬や猫を同居させる事については、舐められたり傷つけられて感染症にかかってしまう恐れや、アレルギーなどの心配もありますよね。
そして、飼い主としては赤ちゃんの面倒を見ながらペットにも気を付けなければならず、何かと神経質になってしまいかねません。
しかしながら、まだ幼少期の頃からペットと一緒に暮らしている事で、免疫力の弱がアップする為、アレルギーや喘息も起こりにくくなるとも言われています。
そして、なによりペットと触れ合う事で、動物を可愛がる心を持てるようになります。
まるで兄弟のようにいつも一緒に遊んだり、散歩に出かければペットも子供にも良い運動になります。
そのような暮らしの中で、人間の大人がしっかりと感染症の予防、ケアを怠らないようにすれば良い関係になれるはずです。
犬猫に舐められて悪い意味はない♪(まとめ)
これまで犬や猫に舐められる理由についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
今回の記事が少しでも参考になって頂ければ幸いです。
舐めるという行為は、犬や猫にとって無くてはならないコミュニケーションの一つです。
舐めるという行為には人間や、他の動物に対しての愛情表現や挨拶である事がほとんどです。
そして、私たち人間に対して舐めてくれるという事は、それだけ信頼されているという証でもあります。
舐めてくれたらこちらも愛情を伝えてあげましょう。
また、犬や猫にも人間と同じように性格があります。
ただ舐めるというコミュニケーションの中にも、それぞれ癖があったりするのも大きな魅力ですよね。
今回ご紹介した特徴や行動パターンが全ての犬や猫に当てはまるという訳ではありませんが、共通して言える事は、犬や猫に舐められても悪い意味はないという事です。
小さな赤ちゃんがいるご家庭では感染症の心配は拭えませんが、ペットには決して悪気は無いのです。
舐められたからといって過剰に感染症を意識してしまってはせっかくの家族の絆も台無しになってしまいます。
犬や猫は人間の言葉を話す事はできませんが、注意深く見てあげる事で、性格や今どんな事を考えているのかが分かるようになります。
ただ叱るのではなく、同じ家族の一員として人間である私たちがペットの気持ちや、特徴などを理解してあげられたら、家族の絆がもっと強くなるはずです。
これからもペットと人間がお互いに幸せな生活を送れるよう祈っています!