不安を感じにくくなる
目標を持たずに、ただ毎日をだらだらと過ごしていると、ふとした時に「このままでいいのかな」と不安になってしまうものです。
しかしながら、目標に向かっている時は、自分が目指している事がハッキリと分かっているので、胸を張って生きていく事ができます。
その為、万が一急に不安になるような事があっても、目標を思い出せばまたやる気が復活するのです。
目標を持つ事で不安を感じにくくなり、実際に目標に向かって頑張っている人は、自信に溢れて見えるものです。
やる気が持続しやすい
最初はやるぞ!と気合を入れていたのに、仕事や勉強などを長時間取り掛かっていると、徐々にやる気が落ちてきてしまうのはよくある事ですよね。
そんな時にも、目標を持たずに作業をしているよりも、予め目標を立てておくと達成までもう少しと思って、案外踏ん張れたりするものです。
長時間の作業が苦手で、ついだらけてしまうという人には、非常に有効なメリットです。
目標達成がストレスになる
ドイツの心理学者であるクルト・レヴィンよると「目標はストレスとなるが、モチベーションと行動エネルギーの源泉となる」という言葉があります。
このように、人は目標を立てれば、心の中にやる気が生まれて原動力となりますが、同時にそれはストレスにもなるという解釈です。
つまり、目標を達成するにはモチベーション(やる気)とストレス(緊張)は切り離せない関係という事ですね。
尚、目標達成した時点でストレスは消え去りますが、同時にモチベーションも消え去ります。
多くの人は、一つの目標を達成できたら、更にその上を目指したいという欲が出てくるものです。
その為、目標を達成をする度にまた新しい目標を立てる必要があり、いつまでもプレッシャーから抜け出せない事からストレスを感じてしまうという事もあるのです。
間違った目標を掲げやすい
目標と言うからには、現状をより良いものにする為に頑張ろうと思いますよね。
最初はやる気に満ち溢れているので、到底手の届かないような事に挑戦したくなってしまうのはありがちな事です。
しかしながら、せっかく掲げた目標が自分に見合っていなければ、モチベーションよりもストレスを感じやすくなってしまい、最悪の場合は途中で投げ出してしまいかねません。
このように、間違った目標を掲げやすいというのもデメリットとなる事があります。
目標設定をする時のハードルは低すぎても高すぎても良くありません。
少し頑張ればできるくらいの目標設定をするようにしましょう。
目標に囚われると新しい事に挑戦出来難い
達成したいという思い入れが強い目標ほど、見事にその目標を達成した時の喜びは大きいものですよね。
しかしながら、そんな素晴らしいと思える目標も囚われすぎてしまうと新しい事に挑戦出来難いというデメリットもあります。
人は遠くにあるものを見ると、自然と目の前にあるものは見えずらくなってしまうものです。
目標達成を何よりも優先してしまう事によって、他の事が目に入ったとしてもそれを無視してしまう可能性もあるのです。
目標に向かって頑張る事はとても素晴らしい事ですが、もしかしたらそんな姿を心配している人がいるかも知れません。
時には冷静になって周りの事も気に掛けるようにしましょう。
目標ってどうやって決めれば良いの?
目標を立てようという気持ちにはなったけれど、どうやって決めたら良いか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
ここからはそんな人の為に、おすすめの目標の決め方についてご紹介します。
やりたい事を書き出す
まずはこれから自分がやりたいと思う事を、メモなどに書き出してみましょう。