中学生と言えば、思春期真っ盛り!勉強・スポーツ・友達と過ごす時間、思い切り楽しんでいる人も多いでしょう。

中には、初めての恋愛に心ときめかせている中学生もいるのではないでしょうか?

ところで、日本人の初恋って平均何歳くらいだと思いますか?

調べてみたところ、4~5歳だと回答した方が非常に多かったのですが、この年齢はちょうど幼稚園に通園する年齢ですよね。

だんだんと自我が芽生えて、家族では無い他人と過ごす時間というものをはじめて味わうのもこの頃です。

この頃に、男の子は女の子を、女の子は男の子をはじめて「異性」として意識しはじめます。

しかし、「初恋」と「恋愛」という言葉には少し差があるように感じますよね。

初恋は、こちらの一方的な感情である場合が多く、成就しない場合も多々あります。

言葉の意味的にも「初めて好きになった・意識した異性への感情」というイメージがありますが、恋愛は互いの思いが通じた末の結果という意味合いがあります。

もちろん片思いも恋愛には違いないのですが、わかりやすく言えば「お付き合いしている状態」と言えるでしょうか。

人間が人間と愛し合うことを恋愛と呼んでいますが、その年齢層は年々若年化してきています。

数年前は、はじめて付き合った年齢は高校生の年齢であったという回答が一番多かったのですが、現在ではそれが中学生になってきているようです。

中学生の現在の恋愛事情とはいったいどんなものなのでしょうか?今回は中学生同士の恋愛事情についてお話しましょう。

中学生の恋愛には制限や問題がある!

恋愛するのに年齢制限はありません。

しかし、中学生の恋愛にはいろいろ制限や問題点も多くあります。

それはまだ大人になりきれていない、しかし子供でもないという大変微妙な年齢層であること、まだまだ大人の保護下に置かれている年代であることがあげられます。

日本の中学生はよほどの事情がなければ12歳~15歳という年代ですが、この12歳~15歳のたった3年の間は思春期とも呼ばれ人間的にも大きな成長を遂げる時期でもあります。

早い人であればこの間に将来の進路を決定して、それに向かって既に準備をはじめる方もいます。

また、思考はまだまだ幼くても、身体の構造は大人への階段を着実に登りつつあります。

男女ともに、子孫を残せる状態いわゆる妊娠・出産が可能な年齢になるのもこの頃です。

大人であれば妊娠しないようにする方法や手段を知っていたり、理性でとどまることも可能ですが精神的にはまだ子供の部分を十分に残した中学生たちは時に、望まぬ妊娠をしてしまったりすることもあります。

金銭的問題

恋愛にお金は必要でしょうか?

人が人と愛し合うのに、お金自体は必要ありません。

しかし、やはり時にはデートしたり、飲食を二人で楽しんだりしたいでしょう。

通常中学生はアルバイト行為は禁止されていますし、親からもらうお小遣いも個人差があります。

金銭的問題と言ってしまうと、やや大げさではありますが、どうしても大人のようにはいかず、制限されてしまうことも多いです。

しかし、若い頃の、とりわけ中学生の恋愛は人生において初めての恋愛であるという人も多いでしょう。

この素晴らしい瞬間はお金では買うことは絶対にできません。

お金が無いのであればそれなりの楽しみ方もあるはずです。

自分で稼いでいないので使えるお金に制限がある

中学生という年代は、多くは親元で過ごしています。

寮生活や留学等で親と離れて住んでいても経済面では親の収入を全面的に頼っている時期でもあります。

そのため、中学生が使えるお金は自分で稼いだものではなく、保護者からもらうお小遣いということになります。

当然、与えられたお金には制限があり、その中でやりくりしなければなりません。

調べましたところ、中学生のお小遣い平均は月に、2500円前後とありました。

2500円のうち、全てをプライベートに使える人もいれば、学校で必要な文具品などもここからねん出しなくてはならないというご家庭もあると思います。

お金に関心のある人であれば、既に貯蓄を始めている人もいるでしょう。

そうなると、やはり恋愛に使えるお金は限られてきます。

デートするにしても、そんなに遠くまでは行けないでしょうし、娯楽施設などにもそうそう行くことはできません。

ですので、二人ででかけるとしても近所の公園や、互いの家などお金をかけなくても済む場所が多くなります。

ただし、学校が同じであれば休憩時間や放課後に一緒に過ごすことはできますし、もちろんお金もかかりません。

大人になれば職場内で恋愛することが多くなるかもしれませんが、学校内で楽しむ恋愛は今のこの時期だけですし、とても貴重な時間でもあります。

時間的問題

過去に、「逢えない時間が愛を育てる」という歌詞の歌が流行しましたが、恋愛は何日・何時間していたかというのが問題ではありません。

その貴重な時間をどれほど密に過ごし、充実した時間を過ごしていたかというのが重要なのです。

恋愛には、互いの距離感が必要です。

中学生の皆さんにはもしかするとわからないかもしれませんが、人間と言うものは人間関係において適度に距離感を保たなければ、ストレスになってしまいます。

一度このストレスを味わうと、あんなに好きだった相手が鬱陶しいだけの存在になってしまい、好きという気持ちどころか好きであったことすら忘れてしまいたくなるものです。

ただし、この距離感を保つというのは恋愛においてとても高度な技でもありますので、大人になるにつれて失敗を繰り返しながら、自分で理解し経験して恋愛上手になっていくのです。

最初からまして中学生の時点でこんなことを上手にできる人は誰もいません。

門限も厳しく会う時間が少ない

親や大人の保護下で生活しているため、またまだ自分自身で責任を負えないことがたくさんある中学生には、ご家族それぞれの生活のルールと言うものがあります。

例えば門限です。

各ご家庭で門限の時間は違いますが、帰宅時間を守るというルールです。

この門限の時間ですが、恋愛相手が理解してくれなければ続けて行くのは難しいでしょう。

仮に片方の門限が夜の10時、もう一人の門限が夜の8時としましょう。

そうすると、二人の間には2時間の差ができることになりますよね?2時間はなかなか大きな問題です。

もうちょっと一緒にいたいけど、相手の門限があるので帰らなくてはいけない。

これを相手の保護者の気持ちになって考えることができれば、納得できるのですがストレスになってしまうと、「もっと楽しみたい」という気持ちの方が強くなってしまい、優しくなれなかったり相手の保護者に腹を立ててしまったりするようになってしまいます。

こうなると、互いを好きでいるのすら難しくなってしまいます。

移動手段的問題

先にも述べましたが、中学生は使えるお金が限られているので、遠くに行くことはできません。

ですので、デートしたくても、あまり遠方に遊びに行くことはできませんし、旅行なんてもってのほかです。

ただし、初めての恋愛は何もかもが新鮮で楽しく感じられるものです。

別に遠くにでかけなくても、一緒にいるだけで幸せなのではないでしょうか?

もちろん二人の中で、一緒に行きたい場所というのはあるかもしれませんが、今行けなくてもいつか行ける日を夢見て会話するのも楽しいと思います。

たいていが同じ中学校であったり、同じ地元である同士の恋愛ですが、少し離れた場所に住んでいたり、遠距離とまではいかなくてもそう頻繁に会えないという状況下に住んでいる二人であれば、逢うために移動する費用がかかってきますので、それだけでお金を使ってしまうことになります。

そのような場合は逆に逢っている時間を大切にできたり、相手を思いやったりする心も強かったりするのではないでしょうか?

車もないので行く場所に制限がある

恋愛したての頃は、デート行動について「ドライブ」というのは一種憧れです。

しかし、免許が取れるのが18歳になってからですので、中学生はもちろん車を運転することはできません。

このような理由から、やはり中学生同士では行ける場所にも制限がかかってきてしまいます。

しかし、大人になって免許が取れたとしても、毎回ドライブするわけではありません。

電車やバスで出かける醍醐味というのもありますし、車があるから遠くに行けるわけではなく、移動手段はたくさんあります。

車で出かけると駐車場料金やガソリン代などかえってお金がかかってしまうこともありますので、車が無いことのデメリットは実はそんなにありません。

親の干渉による問題

小学校の頃に、初恋の相手ができたらこっそりお母さんだけに相談したという方は多いのではないでしょうか?

その時別に反対されたりしませんでしたよね?むしろ微笑ましく受け取って応援してくれていたのではないでしょうか?

しかし、中学生になって「初恋」が「恋愛」に変わったとたん、親の干渉が厳しくなったという心当たりのある方はたくさんいらっしゃると思います。

では何故突然干渉するようになるのでしょう?

それは、中学生と言う時期がとても難しい時期であることを大人たちは自分たちの経験も踏まえてよく知っているからです。

大人でもないけど、子供でもない。

この微妙でデリケートな時期には、誘惑と言う魔の手が忍びやすいのも事実です。

人は年齢を重ねるにつれて、良い意味でも悪い意味でも疑うことを覚えて行きます。

でも、中学生はそういう意味では純粋すぎるほど純粋です。

彼らにとってよくないことなのに、本人たちは良いことだと思い込んでします。

そんな時期でもあるのです。

干渉してくる大人たちは、おそらくそのような経験があるのでしょう。

自分自身も中学生時代に干渉されて助かった人、干渉されなかったために酷い目に遭った人、さまざまだと思います。

これは大人になって自分も子供を育て、その子が中学生くらいになればその時の親の気持ちが痛いほどわかるのですが、干渉することが子供の部分をまだ持ち合わせている中学生を守る義務でもあるのです。

今、保護者にたいして「うるさいな」「鬱陶しいな」「子供じゃないんだからほっといてくれ」と反発している人もいるでしょう。

その気持ちもとてもよくわかります。

でも、なんとか守ってやりたい、救ってやりたいと懸命に考えている大人たちの気持ちもどうぞ理解して下さいね。

恋愛経験不足問題

中学生に限った事ではありませんが、恋愛経験が豊富でない、恋愛するのが初めてである場合は、恋愛という環境自体に憧れていることがあります。

ですので、どうしても自分の恋愛を客観的に見られないというデメリットが発生します。

いわゆる恋に恋している状態です。

恋愛すると人はどうなるのかを、どのようにして知るのでしょう?多くは、コミックや雑誌、映画、ドラマなどで恋愛状態の知識を得て行く場合が多いでしょう。

また友達同士で恋愛話に花を咲かせるのも楽しいでしょう。

しかし、これらの多くは「理想的な恋愛」であり、実際に恋愛してみると「あれ?ちょっと思っていたのとは違う」とショックを受けることも少なくありません。

恋愛は綺麗事ばかりではありません。

一人の人間と人間が真剣に愛することで、ぶつかりあうこともありますし、相手の嫌な面を見てしまうことだってあるのです。

恋愛経験不足の人は恋愛とは何かをじっくりと考えることは、あまりありません。

好きという気持ちだけで周りが見えずに突っ走ってしまうことが多いのです。

経験不足の為好きの気持ちが強くなってしまう

人を好きになることは素晴らしいことです。

恋愛感情と言うのは、人間に与えられた特権です。

しかし、恋愛に夢中になっている間は、相手のことばかりを考えてしまうあまり、行き過ぎてしまい逆に相手の気持ちを考える余裕が無くなってしまうことがあります。

恋愛はお互いの気持ちの温度が同じでなければ成立しません。

片方だけが熱くなってしまってもそれは恋愛とは言えないのです。

人の感情はとても扱いにくいものです。

いくら自分が相手のことを好きで好きでたまらないとしても、相手がその気持ちを受け止めきれない場合は、相手にとっては「好き」という気持ちが「重荷」になってしまいます。

恋愛を上手くすすめるには、適度な距離感が必要なのです。