職場や、学校、バイト先、いろいろな場所や環境で、人とのコミュニケーションを取らなければならないことが多いと思いますが、みなさんは上手く出来ているでしょうか?自分に非が無くても、中には「相手の変わった性格」のせいで、コミュニケーションが上手く取れず、人間関係までもが崩壊しかかっている状況もありますよね?

そんな中、その「相手の変わった性格」で、困り者なのが、「すぐキレる」という性格の持ち主です。

落ち着いて話が出来れば、相手の要求する事や、言い分などを理解する事ができ、こちらも何かしらの対処は出来るかも知れませんが、余りに目くじら立てて、詰め寄られると、「何でこんなに怒っているのだろう?」と、こちら側からしたら、相手の「怒っている理由」すら分からないっていう状況もあると思います。

そんな厄介な性格の「すぐキレる人」、略して「すぐキレ人(にん)」が、自分の環境に居る場合は一体どんな特徴を持っており、それに対応する為にはどんな手段が考えられるのでしょうか?

なるべく細かく書いていきたいので、少々長くなるかも知れませんが最後までお付き合いください。

なんですぐキレるの?

そもそも何で「すぐキレる」のでしょうか?これには色々な理由が絡んでいると思います。

単に「○○が原因」とは中々言いづらいところはありますが、少しずつ項目を分けて、ご紹介いたします。

あなたの身近にいる「すぐキレ人」は、一体どのパターンでキレているのでしょうか?考えていきましょう。

プライドが高いかも

あなたの身近な「すぐキレ人」は、もしかしたら「プライドが高い」ことでキレやすくなっているのかも知れません。

すぐキレる人は、さまざまな要因があるでしょうが、ざっくり言うと「今の環境が、自分の思い通りに成っていない」からキレているのではないでしょうか?いつでも自分が物事の中心に無いと「不安になったり」、「寂しくなったり」、「嫌われたのかな?」と思ったり、すぐキレ人は、「孤立」することにものすごく神経質になっているのです。

つまり、すぐキレる人は、「自分が一番カワイイ」と思っている、さらに言うと「自己愛が強い」、すなわち「プライドが高い」という性質が関係しているのだと私は思います。

プライドを高く持っておく事で、自身の社会的立場を守り、簡単に自分を「他人にどうこう出来ない地位に置く」ことで、相手を牽制し、問答無用で他人を、「自分の操り人形」にように考えている人もいるかも知れません。

これは少し飛躍しすぎた理論かも知れませんが、「すぐキレ人」の思考回路は、「とにかく自分第一」なので、あながち間違ってはいないかもしれませんよ。

また、「すぐキレ人」は、自分を正当化する為に、相手に高圧的な態度を取って自分をキレて見せます。

そして、周りに自分をキレて見せることによって、相手に歯向わせないようにしているのです。

一種の「パフォーマンス」ですね。

視野が狭くて自分が正しいと思っているかも

すぐキレ人が「キレる」のは、自分を守るためにキレているのですが、「自分を守れるのは自分だけ」と考えているため、「自分は絶対」でなければならないのです。

そのことから、自分の頭で考えられることは「全て正しい」と思いこみ、相手と話しが噛み合わないと、「絶対的なはずの自分への否定」、「自分を脅かす危険な存在」と思い、「キレる」という方法で攻撃してくるのではないでしょうか。

相手の考えを聞ける程の余裕があれば、「すぐキレ人」には成らないでしょう。

普通は気にならない些細なところを気にしてるのかも

中には「相手よりも自分の方が有能」と思う事で、「自分の立場を絶対的にする」という方法を使い、他者を攻撃する「すぐキレ人」がいます。

つまり簡単にいうと、「揚げ足取り」です。

細かい所まで目を光らせ、重箱の隅をつつくような「本質とはあまり関係のない所」で、相手のアラや欠点を探り出し、攻撃して「自分の方が優位」と勘違いして、優越感に浸りたいのです。

また、それを周りに見せることで、「この人には敵わない、くやしい」、「○○さんより、××さんの方が、仕事が出来る」という一種の「評価」を周りからされたいのかも知れません。

ここで重要なのが「些細な事を指摘する」というところです。

これが非常に厄介なのですが、話の本質で指摘が出来るところが無いと、すぐキレ人は大いに焦ります。

「こいつの方が仕事が出来ると周りの連中は思っている」という発想などから、一気に「不安」になり、話の本質では、何かを指摘して相手を打ち負かせる事が出来ないので、それとは全く別の「些細なところ」を攻めていくしかないのです。

しかし、仕事をする上で、「小さなミスも命取り」になってしまうケースもあり得ますので、そういった細かい個所を口うるさく言ってくれると思えば、周囲の人間からすると、少し楽になるのかも知れません。

周りの目を異常に気にしてるかも

前述までの内容を読んでいただけたら、この項目は必要ないかもしれませんが、すぐキレ人は、周りの目をものすごく気にしています。

「絶対的な自分」を形作りたいのは「すぐキレ人の場合」何も、「向上心」から来ている訳ではないのです。

というのは、周りから「否定されたくない」ことから、「絶対的でなければならない」という発想の「すぐキレ人」がいるからです。

言わばこれは「マイナス思考から来る発想」ですよね。

自分と相手は独立していて、周りの評価なんて関係ないと思っていてくれれば、「自分の自己評価が大切」と考え、自分も周りもみんな大切にし、意味のない所ですぐキレる、「すぐキレ人」には成らないと思いますが、「すぐキレ人」の厄介なところは、「相手の評価が第一」なのです。

ここぞという時に「言えない」という「すぐキレ人」もいると思いますがどうでしょうか?

強がってるだけで本当は小心者!

また上の項目に続きますが、あなたの周りの「すぐキレ人」は、同僚や、後輩には「すぐキレる」が、上司や、先輩にはどうでしょうか?
「すぐキレ人」の特徴として、相手をみて自分の態度を変える人が多いように思います。

先ほどから何度か言っていますが、「すぐキレ人」は、「自分の立場を守るため」、「相手の評価が重要」なのです。

つまり、自分よりも強い人間には「媚びへつらっておいた方が良い」と考えているのではないでしょうか?
ここぞという時に「いつもの勢いが無い人」は、「すぐキレ人予備群」かも知れません。

キレることで思い通りに事を進めようとしてるかも

そして、キレる事は問答無用に相手をねじ伏せること、キレる事は自分の立場を絶対化することと考え、「すぐキレ人」は、キレる事で相手を「戦意喪失」させ、物事を自分の思い通りにさせたいのです。

何事も「自分の思い通り」になっていないと落ち着かない。

いつも自分が話の中心に成っていないと不安で仕方がない。

自分よりもチヤホヤされて、認められている相手を見るのはとても苦痛。

だから「キレてブチ壊す」と考えているのが「すぐキレ人」の思考回路なのではないでしょうか?

ただ疲れてるだけかもしれない・・・

いつもと違うな…、と思う人は、「すぐキレ人」という訳でなく、ただ単に「余裕がなく、疲れているだけ」かも知れません。

あなたにも「プライベート」があるように、学校や職場等での周りの人にも変わらず、あなたの知らない「プライベート」があるのです。

そういった「あなたの知らない」その人の環境で、その人は人知れず疲れ、傷ついているのかも知れません。

確かにそこが「職場」なら、「仕事に私用を挟むな」という論調もあるかとは思いますが、あなたも仕事中に家庭の悩みや、恋愛のいざこざなどを介入させてしまったという経験はあるはずです。

今、目の前で不機嫌な態度を取ってしまっている人もそうなのかも知れません。

人は余裕があれば、周りに気を遣えます。

しかし、余裕が無くなると、例え仕事と言えどもどうでしょうか?普段の温厚さとは違い、今日は不機嫌なら、ただただ「虫の居所が悪いだけ」かも知れません。

「すぐキレ人」とすぐさま決めつけてしまうのも、かわいそうな話でしょう。

キレるとは困っているということなんです

「キレる」という行為の裏には「焦り」が見え隠れしていると思います。

「もう自分の能力ではどうしようもない」というときに、焦りが爆発し、結果「キレる」という行動を取るのではないでしょうか?これは「すぐキレ人」だけではなく、全ての人がそうだと思いますが、人が「キレる」時には、その人にとって「耐え難い何か」があるのではないでしょうか?

それを知れれば、相手の考えや、好き嫌い、価値観など深い所で、コミュニケーションを図れる間柄に成るかも知れません。

その人がキレること自体は本人の勝手であなたに罪はない

ここまでいかがだったでしょうか?ざっくりとした「すぐキレ人」の概要が何となく見えてきたと思いますが、重要な点を整理すると、すぐキレ人は、「周りの目が恐い」、そのため「自分を過剰なまでに守る」、そしてその方法に「キレる」という行為を使う、というものです。

また、自分の立場や評価を脅かすような存在には、真っ向からは勝負は挑まず、「揚げ足取り」で対抗します。

こういったところが「すぐキレ人」の簡単な特徴なのではないでしょうか?つまりこの事から言えるのは、すぐキレ人は「キレたいだけ」なので、「あなたに非は無い」ということが言えると思います。

しかし全てが全て、「あなたに非が無い」わけではないかも知れませんので、相手が「手のつけられない人」だからこそ、よくよく「すぐキレ人」の話を聞いて、「何が嫌だったのかを代わりに整理してあげる」くらいに思って対処してあげましょう。

こうやって対処しよう!

つづいて「すぐキレ人」に対する、対処法のご紹介です。

上で簡単にはご説明しましたが、ここでは更に項目を細分化して、「すぐキレ人対処法」をまとめていきたいと思います。

納得がいかないところも多々あるかとは思いますが、対処のご参考に成れば幸いです。

まともに相手をしないのがポイントです

前述のように自分には非が無く、「手のつけられない人」と思った場合、素直に「相手にしない」のが得策でしょう。

変に突っかかると、相手はそれ以上の声量であなたを捲し立てるように怒るでしょう。

「すぐキレ人」は、「あなたよりも優位な立場で話が終わりたい」という子どものような小さな願望があるだけなので、それが満たされれば満足します。

「はいはい、あなたの言うとおりです」と軽く流して、あとは知らない顔をしておきましょう。

嫌かも知れませんが、「謝れば終わります」ので、「そうですか、すみませんでした、次回から気をつけます」とか言っておいて、話を数分聞けば終わりでしょう。

辛いかもしれませんが一番疲れない対処の方法です。

厄介な「すぐキレ人」を、まともに相手をしているだけ無駄です。

あなたの人生にそんな無駄な時間は無いはずです。

嫌いな「すぐキレ人」に人生の限りある大切な時間を浪費してしまうよりも、自分の好きな「大切な人のため」にあなたの時間を使うべきです。

職場の上司や同僚の場合

次に環境を「職場」に限定して、「すぐキレ人対処法」を探っていきましょう。

あなたの職場に居るすぐキレ人は、同僚ですか?はたまた上司ですか?

聞き流す

怒った人への対処法はさまざまありますが、その正攻法は、「とにかく肯定して、すぐ謝る」です。

なかなか納得いかない方法かもしれませんが、怒っている相手に「言い返す」と、更に相手は追い打ちを掛けてきます。

怒っているため、「冷静でない」場合が多く、理論が支離滅裂に成っている時もあります。

しかし、相手をそこで余りに刺激してしまうと、余計に無駄な時間が増えるので、「すいませんでした、次から気をつけます」と言って、すぐさま退散しましょう。

怒っているのが「すぐキレ人」だった時、あなたを怒って、「あなたよりも優位に立ちたい」か、「うっぷんを晴らしたい」か、「周りに怒っているところを見せつけて、ポイント稼ぎしたいか」のどれかでしょう。

あまり意味のないことで怒られる事も度々あると思いますので「テキトーに謝って、即退散」しましょう。

それが一番簡単な「すぐキレ人」の対処法です。

一度相手との距離を置く

上の方法に付随する対処法です。

「すぐキレ人」に謝って退散した後、相手はまだ「カリカリ怒っている状況」だと思います。

ですので「触らぬ神に祟りなし」の発想で、熱くなっているすぐキレ人には「近づかないようにしましょう」。

しかし、「あなたが怒られた訳ではない場合」、そしてその状態で、「すぐキレ人に何か用がある場合」は、気を遣うことなく、普通に話掛けた方が良いと思います。

これは私の経験上ですが、すぐキレ人は定期的に、「キレるパフォーマンス」をしたがります。

なので、一頻りキレた後に、「○○さんも大変ですねぇ」みたいな感じで、近寄ると、「そうなんだよねぇ、俺が言わないと本当ダメだからさぁ」と、ものすごく喜んで話しかけてきます。

すぐキレ人の標的が、自分の場合、「すぐには近づかない」のが得策です。

しかし、その日の内に近づいて話しかけた方が、嫌な空気もなくなるので、頃合いを見てあなたの方から近づく方が事態が丸く収まります。

本当に面倒臭い話ですが、すぐキレ人は「キレたいだけ」と、「キレて優位に立ちたい」だけなので、「周りに無視されるのは絶対に嫌」なのです。

また怒った手前、怒った側から話掛けるのも二の足を踏んでしまうのでしょう。

ですので、すぐキレ人が更に追い込まれ、「キレまくらないように」、「一度距離をおいて、しばらく経ってから普通に話しかける」のがいいでしょう。

逆ギレしてみる

前述の「すぐキレ人は小心者」と書きました。

これを逆手に使うと、「すぐキレ人を黙らせる事が出来る」かも知れません。

ただこれは、「かなり弁が立たたないと余計に話がややこしくなる」可能性が高いので、言い合いに自信の無い方はやめておいた方が良いと思います。

何故かというと厄介なのが、「すぐキレ人」には、「弁の立つ人もいる」ということです。