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変わった仕事14選(続き2)

3.ひよこ鑑定士

次のご紹介する変わった仕事はひよこ鑑定士です。

ひよこ鑑定士という名前が可愛らしいですが、世間一般的にはあまり知られていない職業だと思います。

求人サイトなどでもあまり見かけることはないかと思います。

ひよこ鑑定士は、ひよこの雄と雌を判別する仕事です。

周りが思っているよりも大変な仕事であり、瞬時に判断する必要があるという事と、完璧な精度が求められる仕事なので、実際は難しい職業だと言えます。

具体的なパーセンテージで精度を表現すると、実に99.8%の割合を誇るといわれています。

ほぼ間違えることは許されないという厳しい環境だといえます。

ひよこ鑑定士は初生雛鑑別師という名称でも呼ばれており、日本国内には養成所がなんと一か所にしかないという環境になっています。

なので、なりたいと思ってもなかなかなりづらい環境なので、携わっている人があまり多くないという実情もあります。

しかし、ひよこ鑑定士は年収が高い事でも知られており、平均給与はなんと約30~40万円といわれています。

年収ベースだと、500~600万円といわれており、ある程度高給であるといえます。

ひよこ鑑定士になるには、養成所に入り、終了後にかなり難しいといわれている資格を取得する必要があります。

また、養成所に入るのにも制限があります。

例えば、年齢が25歳以下で高校卒業の資格が必要です。

また、視力が1.0以上など、細かい身体検査などもあり、人によってはなりたくてもなれない人がいる職業だといえます。

ちなみに初等科受験料は113万円、そのほかの諸経費などもかかりますので、ある程度のお金が必要であるともいえます。

4.飛行船パイロット

飛行船パイロットも変わった仕事であるといえます。

当然ながら、飛行船があるからにはパイロットも存在しています。

しかし、身近にパイロットをしている人があまりいないので、珍しい仕事であると判断されがちです。

さらに、あまり知られていないのが、飛行船パイロットには三種類存在するという事です。

定期運送用操縦士、そして事業用操縦士、自家用操縦士という三種類が存在しており、それぞれ意味合いが違います。

例えば、一般的に想像されるのが定期運送用操縦士です。

ANAやJALなどの航空会社の飛行機を操縦する人達の事であり、一般的にパイロットと言われると大部分の人がこちらの職業を想像されます。

次に、事業用操縦士ですが、こちらは例えば農薬散布、航空写真、報道、遊覧、救急搬送など事業を目的とする場合や、副操縦士として操縦をする時に必要です。

最後の自家用操縦士ですが、こちらは自家用の飛行機などを個人で楽しむパイロットといえます。

なので、職業としてみると一般的には前者の2つが多く該当するといえます。

ちなみに、飛行船パイロットとして活躍するには3つの方法があり、まずは学校卒業後、航空会社に勤務し必要な技術を習っていくという方法です。

航空会社の正社員として必要な技術を培っていき、いずれパイロットとしてデビューするために毎日訓練を行うという方法ですが、こちらはライセンスを後から取得する方法だといえます。

それに反して、もう一つは学校に入学し、ライセンス取得のために学校で勉強し、必要な訓練を受けるという方法です。

ライセンスを後から取得するのか、先に取得するのかという違いになります。

それ以外にも、防衛大学に入学して自衛隊としてパイロットを目指すという方法もあります。

あまり目指す人がいないからこそ、必要な学歴や経験が気になる方も多いと思います。

学歴は大手航空会社は大学新卒者、もしくは大学院を卒業予定者が対象になっている場合が多いです。

ちなみに、絶対に大学を卒業していないとダメというわけではなく、場合によっては高卒でも雇用される場合があるそうです。

新卒以外でも中途採用なども存在しており、こちらは自費でライセンスを取得した人を積極的に採用している場合が多いそうです。

パイロットはその職業上、多くの人の命を預かる仕事なので、かなりの責任感と判断力が必要な仕事です。

しかし、大変な仕事だからこそ、年収もかなり高い事でも知られており、大手航空会社では平均年収2000万円以上といわれている仕事です。