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善行をするべき4個の理由(続き4)

偽善は、「相手のためを思っている」というような顔をしながら、相手のためではなく自分のために行動することです。

見返りを要求するので、相手にとっては良いことをされたという気持ちにはならないでしょう。

結局は自分がしてほしいことを要求するための好意が「善行」であるはずがありません。

善行に対して嫌なイメージを持っている人は、無意識に偽善と善行を混ぜて考えてしまっているのではないでしょうか。

確かに、とても似通った行動をするのが偽善と善行です。

善行は何も求めず与えるだけ

 善行は偽善とは違って、何も求めることがありません。

確かに、幸せのことは思っていますが、相手から代わりに何かをしてもらおうとは思っていません。

相手から何かをしてもらおうと思ってする行為は、偽善に区別されてしまいます。

そのため、最初は善行だったはずが、いつの間にか見返りを求める偽善になってしまうということはあります。

また、それとは反対に、最初は偽善だったものが前項になるということもあるでしょう。

善行は仏教の教えにも出てくる

 善行というと宗教的なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

説教くさいというイメージは、学校で教わる道徳に近いというだけではなく、宗教的な説教に近いからというところから作られているのでしょう。

実際に善行は仏教の教えにも出てきますから、部吉凶と無関係というわけではありません。

仏教においては、善行をすると幸せになると言われています。

つまり、誰かのために行うものではなく、自分の幸せのために行うということですね。

そのために、人々に善行を積むように門徒に勧めているのです。

宗教的な意味で使われるというイメージを持っている方は、そういった仏教の説教で聞いたことがあるからかもしれませんね。

自分から挨拶をするなど小さな善を積み重ねていきましょう

 いかがでしたか?
 善行を積むというのはそう簡単にできるものではないと考えている方もいるかもしれません。

大変な努力をしなければいけないというイメージを持っている人も少なくないでしょう。

ですが、善行というのはそう難しいものではありません。

善行を積むためには、まずはz分から挨拶をしてみるなど小さなことからで良いのです。

善行を積もうとして大きなことを行う必要はありません。

自分にできることから進めて行けば、いつか人に感謝されるようなこともできるようになるのではないでしょうか。