職場や学校で、いまいち人柄が掴めない人はいませんか?仲良くなろうと話しかけてはみたものの、手ごたえがなく会話も盛り上がらない…そんなあの人は無愛想でノリが悪いのではなく、ポーカーフェイスなのかもしれません。

また、「怒ってるの?」「楽しい?」と周囲に気をつかわせがちだというあなたもあまり自覚がないだけで実はポーカーフェイスなのかもしれません。

ポーカーフェイスって何?いいことなの?そんな疑問を一つずつ解決していきたいと思います。

何考えているかわからない!ポーカーフェイスの人って!

ポーカーフェイスな人と聞いて思い浮かぶのがまず「何を考えているのか全くわからない」ということではないでしょうか。

みんながゲラゲラ笑っているのににこりともしない人もいますし、話し方に感情がこもっていないように見られてしまったりもします。

なにかとなんだかとっつきにくい印象をもたれがちかもしれません。

わたしたちはコミュニケーションをとる際、顔からたくさんの情報を得ています。

何か質問をして答えが前向きでも、顔が困った顔だと「あまり気のりしないのかな」と思いますし、誰かをからかって怒られても顔が笑っていると「あ、ほんとうに怒っているわけではないんだな」と感じます。

普段そのように表情を頼りにコミュニケーションをとることが多ければ多いほど、ポーカーフェイスな人を相手にすることは難しいと感じるかもしれません。

最初のほうは戸惑うことも多いでしょう。

ポーカーフェイスとは?


そもそもポーカーフェイスとはどういう意味で、現代ではどのような人のことを指すのでしょうか。

調べてみました。

意味

そもそもの由来は、名前の通り賭け事のポーカーから来ているようです。

ポーカーとは、5枚のトランプを引きその記号や数字の組み合わせによって強さが変わるゲームです。

このゲームにおいて大事なのは、強い組み合わせのカードを持つことではなく、持っているように見せかけること…つまりは心理戦を主とする賭け事であるわけです。

そんな中、いちいち感情を素直に顔に出していては負けてしまいます。

というわけで、ポーカーの最中はみんな弱いカードを引いても素知らぬ顔で余裕をかましていたことからこの言葉が生まれたそうです。

表情

ポーカーフェイスな人は基本的にあまり笑いません。

ほぼ無表情と言ってもいいかと思います。

また内心をまったくと言っていいほど表に出さないので自分が知らないことや自分に不利なことを聞かれても冷静さを崩さずに対応でき、凛としたクールビューティーな印象があるかもしれません。

なので勝負ごとにとても強く、異性からはミステリアスさからあこがれをもたれることも多いようです。

ポーカーフェイスの人の特徴


そんなポーカーフェイスな人たちの心の中はどうなっているのでしょうか。

これから挙げる例は一例にすぎませんが、こんな特徴のある人が多いようです。

一匹狼

たくさんの人とわいわい話をしたり、周りに合わせたりするのが苦手な人もいます。

浅く広い人付き合いを嫌い、本音で話せるごく少数の友人だけがいてくれればいいという考えです。

基本的に職場は職場だと割り切っているため仲良くなろうという気持ちがそんなにありません。

学生時代はさておき、社会人になると特に群れなくてもやっていけたりするため余計一匹狼に拍車がかかっているのかもしれません。

一人でいるため基本的には誰にも合わせずともよく、結果あまり表情に変化が見られなくなってしまうのです。

こういったタイプの人には自分の考えをしっかり持ったさばさばした人が多く、一緒にランチに行ったり飲みに行ったりといった同僚との付き合いそのものをばかばかしく考えていることもあります。

また流行にも流されにくく、独自の感覚を持っていることも多いため余計に周囲と話が合わなくなり浮いてしまったりすることもあります。

ただ、周りを馬鹿にしているというわけではありません。

一人でやっていけるから、一人でいる。

彼らにとってはそれだけのことです。

自尊心が強い

屈託なく表情を変えれば、相手に弱みを見せてしまうという考え方の人もいます。

普通の人であれば悔しさやつらさを顔に出してしまうようなときでも、それを他人に悟られることを異常に嫌がります。

自尊心が非常に高いので、かわいそうだと同情されたり失敗したとあざ笑われたりすることについて普通の人よりもずっと敏感に反応してしまい、我慢がなりません。

そんな恥ずかしい事態になることをを事前に回避しようと必死なのです。

どんなに心の中が荒れていても、何食わぬ顔でいつも通り過ごすことこそがその人にとっての自分を守るすべなのだといえます。

このような人は、「弱みを見せても大丈夫」だと判断した人の前では別人のように明るかったりします。

負けず嫌い

上の項目にあるように、自尊心が非常に高い人たちの中でも「相手に自分の弱みや感情の起伏を見せたら負け」だと信じている人がいます。

この人たちはまさしくポーカーのような人生を歩んできたのかもしれません。

表情から自分の気持ちを読み取らせないよう、普段から努力していることでしょう。

とっつきにくく思われることが多いかもしれませんが、その実コンプレックスを抱えており自尊心を高く保たなければ生きていけないのかもしれません。

自らの手札を読まれてしまわないよう、必死に努力しています。

ストレス体質

どんなこともさらっと冷静に受け流しなポーカーフェイスの人は、ストレスとは無縁かと思われがちですがそんなことはありません。

彼らとて人間なのですから、些細な一言で傷つくことも失敗して落ち込むこともあります。

けれどそこで顔に出ないのが困ったところでもあるのです。

普通の人なら明らかに表情が沈むため心配されたり気遣ってもらえるところを、涼しい顔をしているため放置されてしまいます。

やがて「あの人はストレスに強い人だ」などと思われるようになれば、さらに多くのことを要求されるようにもなりかねず、さらにストレスが蓄積されていってしまう…という悪循環が出来上がります。

嫌だと言えないのもポーカーフェイスな人にありがちなことです。

度の過ぎた弄りもあいまいに受け流してしまうため、内心いやだなと思っていても伝わりません。

そして周りの人が思っているよりもたくさんのストレスをため込み、気が付いたら爆発してしまう…なんてこともあります。

昔からおとなしい人が怒ると怖いとよく言いますが、こういった人のことを指すのかもしれません。

あなたの周りにそんな人がいれば、「大丈夫ですか?」と一声かけてみてください。

すぐに心を開いてくれることはなくても、自分のことを気遣ってくれる人がいるというのはその人にとっても嬉しいことには違いないからです。

クールな自分に浸っている

「表情をコロコロ変えるなんて幼稚で恥ずかしい」という考えから、何があっても冷静でいられるクールな自分に酔っている場合もあります。

思春期の頃、ゲームや漫画に出てくるクールで謎めいたキャラクターにあこがれたことはありませんか?私の周りには真似をしたりしている子もいました。

昔からそのように「表情を変えないことがかっこいい」という価値観が刷り込まれていたとすると簡単には抜け出せないでしょう。

クールな人というのはなぜか人を引き付ける魅力のようなものがあるのかもしれません。

また、ポーカーフェイスな人はどんなときにも冷静で、はたから見るととてもデキる人にうつります。

なのでしばしば頼られることも多くなり、そうなるとますますクールな自分が大好きになるでしょう。

このような人は意図的にキャラを作っているため話してみると意外に面白い人だったりします。

思いやりがある

ここで表情を変えたら相手がどう思うか、ポーカーフェイスの人はいちいち考えて選択していることがあります。

もし相手が間違ったことを言っていたり、ミスをしていたりする場合、下手に笑ったりすれば傷つけてしまいます。

自分にとって嬉しくない話でももしあからさまにいやな顔をすれば引かれてしまうでしょう。

そういった場合に気を遣いあえて表情を変えずに流すということがあります。

自分の表情一つで周りがどう感じるかまで考えているため、いつも何を考えているかわからないように見えてもかなり人間関係の機微に敏感な方が多く、空気を読めるということにもつながります。

見てみないふりをするのは意外と難しいですが、ポーカーフェイスの人にとってはそうでもないようです。

心を開きにくい

警戒心が強く、なかなか心を開いてくれないというのも大きな特徴です。

他人は他人と考え、常に一定の距離を保って話すため、表情も乏しくなるのです。

かといって、あなたのことが嫌いだとか避けたいとか、そういうわけではありません。

人間に対して平等に、そのような態度なのです。

しかしもし仲良くなりたいからといって無理やりプライベートな質問をしたり、相手の縄張りに土足でずかずか上り込むようなことをしてしまえば話は別です。

彼らはそういったタイプを一番苦手としているので、たちまち嫌われてしまいますしそれまで以上に距離を取られることにもつながりかねません。

もし仲良くなりたいのなら、長い時間を掛けてゆっくりと距離を詰めていくことが重要です。

無理に話を引き出そうとしたりからかったりせず、自分が心を開いても大丈夫な人間であることを示してください。

あなたが誠実な人であることを理解し信用してもらえたなら、きっと良好な人間関係が築けることでしょう。

何かのトラウマがある

もしかすると、そのポーカーフェイスは生まれついてのものではなく、過去のいやな経験がもとになっているのかもしれません。

小さいころ、お出掛け先で楽しくてはしゃぎ過ぎ怒られた…悲しいことがあって泣いていたら「それくらいのことで」と笑われた…など。

特に小さいころの記憶は、本人は忘れたつもりでいても根深く存在し人格の形成に大きな影響を与えます。

特に幼少期の親からの影響というのはたいへん大きく、感情を表に出すたび怒られていたような人は無意識のうちに「表情を変えるのは悪いことだ」と思い込み 自分を抑圧してしまいます。

無表情でなるべくおとなしくいることで、子供時代を生き抜いてきた人なのかもしれません。

このような人は一見毅然としている風に見えても周りの反応をうかがい過ぎて非常に気疲れしやすい性格だったりします。

幼少期から根付いたものはすぐにはなくなりませんが、自分は「感情を出してもいい相手」だとわかってもらえるように朗らかに接するようにしましょう。

人間関係で揉めやすい

また、「何を考えているかわからない」「怒ってるの?」といった疑問を抱かれてしまい、往々にしてトラブルに発展してしまうこともあります。

笑顔でしゃべるときとそうでないときとは、声のトーンが少し違い、無表情のほうが少し声が低くなりますよね。

なので、必要以上にぶっきらぼうに聞こえてしまったりもするようです。

私たちはだいたい相手の表情から気持ちを読み取り、それに応えようとコミュニケーションを取ります。

なのであまりに表情が乏しいとどうしていいかわからず戸惑ってしまったり、場合によってはイライラしてしまうこともありますが、ポーカーフェイスの人の場合本人に悪気はありません。

むしろまったく身に覚えのないことで相手を傷つけてしまいかねないので、普段以上によく会話をしコミュニケーションをとって真意をはかるようにしましょう。

友達から誘われにくい

新しく友達ができても、なかなか誘われにくかったりもします。

まずクールな印象があり話しかけづらいこともありますし、無表情で断られたら友達も「あ、嫌なのかな」と感じてそれから誘わないようになることも多いでしょう。

また、大人数でコミュニケーションを取ることが苦手な人も多いため、遊びに行っても結局あの人楽しかったのかな?何しに来たの…?と思われてしまったり、本人は楽しんでいるつもりがあまり周りにうまく伝わらないこともあるようです。

あなたがもし勇気を出して誘ってみたら、案外喜ばれるかもしれませんよ。