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ポーカーフェイスな人が得すること・...(続き2)

ただ、周りを馬鹿にしているというわけではありません。

一人でやっていけるから、一人でいる。

彼らにとってはそれだけのことです。

自尊心が強い

屈託なく表情を変えれば、相手に弱みを見せてしまうという考え方の人もいます。

普通の人であれば悔しさやつらさを顔に出してしまうようなときでも、それを他人に悟られることを異常に嫌がります。

自尊心が非常に高いので、かわいそうだと同情されたり失敗したとあざ笑われたりすることについて普通の人よりもずっと敏感に反応してしまい、我慢がなりません。

そんな恥ずかしい事態になることをを事前に回避しようと必死なのです。

どんなに心の中が荒れていても、何食わぬ顔でいつも通り過ごすことこそがその人にとっての自分を守るすべなのだといえます。

このような人は、「弱みを見せても大丈夫」だと判断した人の前では別人のように明るかったりします。

負けず嫌い

上の項目にあるように、自尊心が非常に高い人たちの中でも「相手に自分の弱みや感情の起伏を見せたら負け」だと信じている人がいます。

この人たちはまさしくポーカーのような人生を歩んできたのかもしれません。

表情から自分の気持ちを読み取らせないよう、普段から努力していることでしょう。

とっつきにくく思われることが多いかもしれませんが、その実コンプレックスを抱えており自尊心を高く保たなければ生きていけないのかもしれません。

自らの手札を読まれてしまわないよう、必死に努力しています。

ストレス体質

どんなこともさらっと冷静に受け流しなポーカーフェイスの人は、ストレスとは無縁かと思われがちですがそんなことはありません。

彼らとて人間なのですから、些細な一言で傷つくことも失敗して落ち込むこともあります。

けれどそこで顔に出ないのが困ったところでもあるのです。

普通の人なら明らかに表情が沈むため心配されたり気遣ってもらえるところを、涼しい顔をしているため放置されてしまいます。

やがて「あの人はストレスに強い人だ」などと思われるようになれば、さらに多くのことを要求されるようにもなりかねず、さらにストレスが蓄積されていってしまう…という悪循環が出来上がります。

嫌だと言えないのもポーカーフェイスな人にありがちなことです。

度の過ぎた弄りもあいまいに受け流してしまうため、内心いやだなと思っていても伝わりません。

そして周りの人が思っているよりもたくさんのストレスをため込み、気が付いたら爆発してしまう…なんてこともあります。

昔からおとなしい人が怒ると怖いとよく言いますが、こういった人のことを指すのかもしれません。

あなたの周りにそんな人がいれば、「大丈夫ですか?」と一声かけてみてください。

すぐに心を開いてくれることはなくても、自分のことを気遣ってくれる人がいるというのはその人にとっても嬉しいことには違いないからです。

クールな自分に浸っている

「表情をコロコロ変えるなんて幼稚で恥ずかしい」という考えから、何があっても冷静でいられるクールな自分に酔っている場合もあります。

思春期の頃、ゲームや漫画に出てくるクールで謎めいたキャラクターにあこがれたことはありませんか?私の周りには真似をしたりしている子もいました。

昔からそのように「表情を変えないことがかっこいい」という価値観が刷り込まれていたとすると簡単には抜け出せないでしょう。

クールな人というのはなぜか人を引き付ける魅力のようなものがあるのかもしれません。

また、ポーカーフェイスな人はどんなときにも冷静で、はたから見るととてもデキる人にうつります。

なのでしばしば頼られることも多くなり、そうなるとますますクールな自分が大好きになるでしょう。

このような人は意図的にキャラを作っているため話してみると意外に面白い人だったりします。

思いやりがある

ここで表情を変えたら相手がどう思うか、ポーカーフェイスの人はいちいち考えて選択していることがあります。

もし相手が間違ったことを言っていたり、ミスをしていたりする場合、下手に笑ったりすれば傷つけてしまいます。

自分にとって嬉しくない話でももしあからさまにいやな顔をすれば引かれてしまうでしょう。