さらに、仕事で上の立場になったなら、即座に正しい判断力をもってチームを導いていかなくてはいけないこともでてくるでしょう。
でも、正しい判断力に欠けている人もいます。
選択する、決定するというときに、物事を冷静に考え整理して、今必要なことや、正しいことを選ぶことができないと、いつまでたっても人頼みで生活したり、人任せに仕事をすることになりかねません。
そのような判断基準があいまいな人は、周りの人の意見に大きく依存してしまう傾向があるでしょう。
そうすると、人からの意見や自分の一時の感情に大きく大きく左右されて失敗したり、さらに結局自分で責任を負えなくなる、という人もいます。
その判断の間違いによって、さらには判断が遅れることによって、周りの人は大きな迷惑をこうむることもありますよね。
正しい判断基準を持っていない人は、一人前の人として信頼されたり、責任を負える状態とは言えないので、かわいそうな人でしょう。
狭い世界で生きてる
とにかく、自分の中の世界だけで物事を見ている人っていますよね?
そして、それが世の中のすべてだと感じています。
だから、自分とは違った意見を持っている人、自分とは考え方や文化が違う人のことを受け入れられないのです。
そのような人は、自分とは違う人のことを批判したり、バカにしたりします。
しかし、周りから見ると「あの人は、なんて狭い世界で生きているんだ・・・」と、まるで井の中の蛙状態だと見られているのです。
さらに、自分の近しい人の中で自分が一番可愛かったり、自分が一番目立っていたりすると、さも自分が世の中でも高い立場にいるかのように誤解していることもありますよね。
もっと広い世界から見れば、かなりちっぽけな存在なのに、狭い世界で生きていると高慢になりやすくなるのかもしれません。
そのように勝手に狭い世界で思い上がって、人を見下しちゃっている人も、ちょっと外から見ている人からすると、なんだか惨めな人間に思えてしまいます。
変化を受け入れない
仕事でもプライベートでも、変化を受け入れようとしない人もいますよね。
仕事では昔からのやり方や考え方を変えることは絶対に反対で、それを変えること自体が悪というような考え方をしている人もいます。
なので、新しいことを始めようとする人をとにかくバッシングするわけです。
変化を好まない人は、変化に対する恐怖というものを持っているのかもしれません。
新しいこと、未知の世界に飛び込むのは勇気のいることだからです。
でも、変化が悪いということでもありませんよね?
むしろ、仕事でも普段の生活でも、現状よりももっと良くしようと向上を望むなら、変化も必要になるのではないでしょうか?
そのような変化を受け入れられない人は、頑固に”今まで”に自分で固執して、他人から置いてけぼりになってしまうかもしれません。
そして、変化しよう、変化を受け入れようとする人を非難したり、いつも消極的なことばかり言うと、周りから器の小さい可哀そうな人として見られてしまいます。
思い込みが激しい
被害妄想が強かったり、思い込みが激しい人も、かわいそうな人ですよね。
そのような人は、周りがどう説明しても、自分の思い込みから脱出できなくて、人のことを誤解したり、被害妄想から他人との関係を損なっていることがあります。
思い込みが激しい人は、自分が思っていることと他人とのギャップがあっても、それに気づけなかったりします。
というか、他人と自分の違いに気づこうともしません。
それで、物事を冷静に見れなかったり、広い視点で見れなくて、公平に判断できなくなって、偏った見方や一つの意見に固執してしまいます。
そのような偏った見方や考え方は正しい判断力をもつ妨げになるでしょう。
それに、自分の思い込みに絶対の自信を持っていることも多いので、周りからめんどくさい人と思われて、避けられてしまいます。
空気が読めない
日本人は空気を読むことを大事にしますよね。
言葉ではっきりと考えや感情を伝えるという欧米の文化に対して、日本はその場の雰囲気を感じ取って、それに基づいて話したり、行動したりすることが求められます。
もちろん、空気を完全に読むことはできないとしても、空気を読むというのは、現場の流れとか他の人の気持ちとかを察するとても大事な能力でしょう。
しかし、その空気を読めない、もしくは読もうとしない人は、言わなくてもいいことを言ったり、今それをしたらだめでしょ!ってことを平気でしたりして、人をイライラさせたり傷つけたりしてしまいます。