なお、理由はよくわかりませんが、家を購入した・新築したことでローンを組んだら、よけいに転勤対象になるケースが最近では多いようです。
おそらくは、ローンを組んでしまえば会社を辞めるわけにはいかないですし、ローンを支払っていくのに、少しでも給料がアップする方が当人にとっても都合が良く、会社も転勤を言い渡しても社員側は断りにくいのがわかっているからかもしれませんね。
今の部署が自分にあっていると話す
今いる部署や役職が自分にあっている場合は、転勤するのは嫌だと思います。
もっともっとその部署でご自身の仕事を極めたいでしょう。
反対に、もっと違う部署で仕事をしてみたい、ご自身の可能性を伸ばしてみたいという人は、率先して異動や転勤希望を会社に出すはずです。
ですので、ご自身が今の部署が自分にあっているなと思ったら、それを前面にアピールしてもいいのではないでしょうか?
ここでの仕事はやりがいがある、ここでもっと業績を伸ばしたいという理由であれば、会社にも決してマイナスになる要素はないわけですから、転勤させずにここで頑張ってもらおうと配慮されることもあります。
もういちど、何故自分は転勤したくないのか、自分が転勤することが会社のメリットにはならない、むしろ今の部署で仕事を続けることこそ会社に取ってメリットになるということをアピールします。
部署内で成果を出す
今の部署に生きがいを感じていて、転勤せずにここで頑張りたいと思っているなら、当然その部署で成果を出さなければ説得力がありません。
成果はすぐにあらわれるものでもないので、配属されたその日から仕事に真摯に向き合って、真面目にこつこつ働くことが重要です。
部署内で成果を出せば、そこで昇進することも可能ですし、あなたはその部署にとってなくてはならない存在になりますので、会社側もそのような人をわざわざリスクを冒してまで転勤させることは無いでしょう。
部署内での成果を出す方法は、その部署によっても違いますが、ひたすら会社の利益を考えて、仕事をし、間違っても不正行為やプライベートでの事故や事件を起こさないよう心がけましょう。
思い切って転職する
これは最後の手段ですが、転勤したくないという理由を述べたり、転勤できない理由を述べたところで聞き入れてくれる会社ばかりではありませんよね。
また、あなた自身も会社に対してとても思い入れがあり、職場環境を気に入っておられたら、嫌だとしてもしぶしぶ転勤に従えると思うのです。
でも、どうしても嫌だ、絶対に転勤したくないと言う場合で、その理由が今住んでいる土地を離れたくないというような理由であれば、いっそ転職してみてはいかがでしょうか?
もし、今の部署が良い、今のメンバーが良いというような理由であれば、それはあなたが転勤しなくてもいずれは環境は変わります。
他の人が転勤する可能性が高いからです。
転勤が嫌であるという思いは、あなたが何にこだわっているのか、何にしがみついているので嫌なのかをよく考えてみて下さい。
本当に転勤が嫌なら、その会社に入社したこと自体、会社から言わせれば間違っていたのです。
転勤することで起こる被害とは?
では、転勤することでどんな被害をこうむるのでしょうか?
今まで転勤を避ける方法をいくつかお伝えしてきましたが、今更ですが、そんなに転勤って困ることなのでしょうか?
転勤することへの不安は誰しも持つものですが、これが確かに海外に転勤となるとおおごとですよね。
しかし、国内での転勤であれば、言葉がわからなくなるわけではないし、そんなに不自由なことが起こるのでしょうか?
もしあなたが転勤を言い渡されたら、どんなことが起こるのか、どんなマイナスなことが自分に降りかかってくるのかを予想して、いくつか挙げてみました。
当然当事者にしかわからないことはあると思いますが、よくよく考えて見ればそんなに大変なことは起こらないかもしれません。
転勤することで起こるデメリットばかりピックアップされがちですが、転勤することで起こるメリットも必ずあるはずです。
引っ越し
転勤することが決まったら、当然引っ越しをしなければなりません。
しかし、一人暮らしの場合はそんなに荷物も無いでしょうし、家族で引っ越す場合でも、ほとんどがその費用は会社持ちです。
引っ越し先が決められている会社もありますし、家賃等の負担も会社が一部持ってくれるところもあります。
引っ越しをするにあたって大変なことは、荷づくりと荷ほどきです。
こればかりは会社がやってくれるわけではありませんので、家族が多いとその分確かに大変です。
しかし、引っ越しを機に余分な荷物を処理できたり、部屋の片づけができたりとメリットもあります。
また、転勤といっても自宅から通える範囲内での転勤であることもあります。