せいぜい2年くらいではないでしょうか?
転勤先であなたが業績を伸ばして、その部署に必要だと判断されたら、長くなるかもしれませんが、その場合は家族を呼び寄せるなど改めて考えれば良いのです。
家族を一番に考えて、家族のもとで暮らすことが一番幸せだと思っている方にとっては、家族と離れる転勤はとても辛いことだとは思います。
しかし、あなたの大切な家族を守るための転勤であることも確かなのです。
会社で仕事をしているから、あなたは家族を養えているわけですから。
ただし、家族と離れることで、介護について自分が関わることができないというような場合は、転勤や単身赴任は難しいと思いますので、会社に事情を説明して配慮してもらうこともありだと思います。
恋人と遠距離
パートナーがまだ恋人状態である場合、転勤をきっかけに結婚をするというカップルも少なくありません。
ですので、もしプロポーズを考えているような場合は、逆にチャンスかもしれません。
もしくは、恋人とはお別れしたいという場合でも、転勤を口実に切りだすことは可能ですよね。
恋人と結婚しない、別れもしない、結果遠距離恋愛を続けることを選ぶカップルも少なくないですが、長続きするとは言い難いです。
会いたい時に会えない、傍にいてほしい時に傍に居ないというような状況は、互いにとって試練ですし、それを乗り越えられるカップルはさほど多くありません。
しかし、恋人と離れたくないという理由では、転勤から逃れることは難しいでしょう。
あなた自身もまさか会社に「付き合ってる彼女と離れたくない」なんて会社に言えませんよね。
もし正直に言ったところで上司や会社から失笑されてしまうだけです。
慣れない生活でストレス
転勤すれば、当然慣れない生活でストレスがたまっていきます。
中にはどうしても職場になじめずに、病気になってしまうこともあります。
自分の慣れた環境であっても仕事をしているとどうしてもストレスは感じてしまいます。
しかし、ストレスの発散方法もわかっているので、心身のバランスは取れていたと思います。
新しい環境では、新しい環境になじまなければいけないというストレス、職場でのストレス、家庭環境でのストレスなどさまざまな要因がのしかかって来ます。
さらに、そのストレスを解消するための術がなかなか見つからないということもあり、どんどん悪化してきてしまいます。
酷い場合は、それがきっかけで精神疾患になってしまい、入院したり最悪の場合は退職せざるを得なくなるケースがあります。
しかし、このような場合は会社はたいてい責任を取ってくれることはありません。
もしかしたら左遷かもしれないと思ってしまう
転勤を言い渡された時に、転勤先を聞いて「もしかして、転勤と言う名の左遷では無いのか?」と思ってしまっているのではありませんか?
でもそれって本当にそうなのでしょうか?
退職するか転勤するか選べと言われた場合は、残念ながら左遷かもしれません。
しかし、あなたに特に心当たりが無い場合は、どうどうと転勤すればいいのです。
もしご自身で「自分は仕事ができない」「重大なミスをおかした」という自覚があれば厳しいようですが転勤は自業自得です。
まだ首を切られるよりマシだと思わなければなりません。
会社は慈善事業ではありません。
利益として還元できない社員はおいておいてもコストがかかるだけでしょうがないのです。
転勤をいいわたされたときに、自分でも堂々と断れる、自分はこの部署に必要な存在だと胸をはって言えるようになるには、日頃から仕事に真摯に向き合っている必要があります。
【左遷については、こちらの記事もチェック!】
転勤を前向きに考えるために
先程から述べて来ましたが、転勤は悪いことばかりではありません。
何をやっても転勤から逃れられずに、転勤することが決まったら、いっそのこと気持ちをスッキリと切り替えて、転勤を前向きなこととして捉えてみてはいかがでしょうか?
あなたがもし、転勤に同意すれば会社にとってはとてもありがたいことですし、それだけで評価をしてもらえます。
もし、まわりに左遷だと言われてあなたが気にすることがあっても、配属された場所で業績をあげれば汚名は返上できます。
転勤を命じられた場合は、会社はあなたにどんな期待をしているからなのでしょうか?前向きに考えれるような事例をいくつか挙げてみましょう。
昇格の可能性も
よくあるのが、身分が昇格する場合の転勤です。
転勤先でチームの長になったり、係の長として配置されることは普通に考えられます。
転勤を命じられる際も、そのように言われることがあるのではないでしょうか?
もしくは、転勤先では特に昇格しなくても、本社に戻るときには今より昇格したポストに戻されることもあります。
その場合は、昇格して戻って来た時にスムーズに仕事ができるようになるための訓練期間だと思って下さい。
人の上に立つと言うことは、部下を持ち、その部下を指導して行く役目も担うと言うことです。