そのような芯がないなら、常に周りに押されて、望まない方向に向かっても、改善する力もなくなってしまう情けない状況に甘んじるしかなくなります。
そんなことにならないように、自分の意思を上手に伝えるコミュニケーション力を磨くようにしましょう。
相手との意思疎通がストレスなくスムーズのできるような技術が身に付くと、たとえ言葉が少なくても、相手にとって聞きやすい表現やタイミングで、自分の考えを伝えられるようになります。
能力がない
能力がないと言われると、絶望的な感じがしてしまいますよね。
能力にも様々な分野がありますが、何をやってもうまくいかず自暴自棄になると、自分には能力がないと思うかもしれませんし、職場で仕事ができなかったり、上司からいつも怒られている人を見ると、能力がないと考えるかもしれません。
また、どんなに教えてもできない人をみて能力がないから仕方ないと諦めるかもしれません。
しかし本当に能力のない人などいないという見方もあります、人によって、得意なこととそうでないことがありますし、だいたいの仕事上のトラブルは、意思や目的が伝わっていないことによって起きているそうです。
ですから、結果の出せない不甲斐ない人と思われる前に、自分の得意分野を見つけたり、多少時間がかかっても、指示されていることが理解できるまで確認するようにしましょう。
すぐ泣く
映画やドラマで感動して泣くのではなく、都合が悪くなると泣く人は、周りから情けない、弱い人と見られます。
そういう人は、面倒を回避したり、自分の願いを通すための武器として涙を使うのです。
たとえ泣いている本人が悪くても、目の前で泣かれてしまうのて、罪悪感を感じたり、話が先に進まないのでイライラしてきますよね。
ですから、ずるい、うざいという存在になってしまうのです。
どんなに可愛い女の子であっても、この方法を使って人を操ろうとすると、その根性の悪さが顔に出ますし、全うな大人は相手にしてくれません。
ですから、泣いて何とかやり過ごそうという考えは、早々に捨てましょう。
オロオロしている
目が泳いでいたり、落ち着きを失っていたり、動揺や焦りが表情や行動に表れている様をオロオロしていると表現します。
知らない場所に行ったり、近くで誰かが大声を出していた時に、ドキドキしたり、ビックリしたりしてそうなるかもしれません。
このような人のことを、小心者と表現することもあるでしょう。
少しのことで動揺してしまうなら、メンタルの弱い人と思われますし、それが、逃げ出したり、黙り込むなどのネガティブな行動に出てしまうなら、本当に弱い人だと思われ、威厳を失ってしまうので、多少ドキっと心が反応しても、表情はクールでいられるように、早めに心を整えるテクニックを身につけましょう。
この点での早道は、新しいことに対する恐怖感をなくすことです。
初めての場所、初対面の人、食べたことのない物、初めての仕事などに直面する度に、いちいち心が乱されていると、人生ずっとオロオロしていなければなりません。
新鮮さや感動を感じるドキドキならプラスに働くので、焦りや恐怖心をワクワクに切り替えられるようにしましょう。
受け身
受け身な人とは、主体性がなく、何も考えずに言われたことだけをするとか、他からの働きかけを待つ消極的な態度の人です。
つまり、自分で考えて行動することのない人です。
いつも、指示がない限りポケーとたっている人、職場にいませんか?できるだけエネルギーを消費したくないのか、そもそも持っていないのか分かりませんが、力を出し惜しみしているように感じますよね。
また、指示されるまで何もできないと、考える力がないのかとあきれてしまいます。
指示しないのが悪い、言われたことはしていれば悪くないだろうと本人は考えているのかもしれませんが、周りを観察して、自分の役割を認識し、それを確認しながら実行する力は、周りの信用を勝ち得、自分が成長するために欠かせません。
有意義な人生をおくるためにも、自分で考える習慣を身につけましょう。
見て見ぬ振り
悪事を目撃した時に、誰にもそれを報告しなかったり、何も行動を起こさない時に、見て見ぬ振りをしたと言いますね。
実際は見たのに、見なかったように振る舞うという意味です。
「黙認した」「スルーした」と表現することもあります。
そうする心理は、面倒に関わりたくない、トラブルに巻き込まれたくないというものでしょう。
確かにそのような心理になることもあると思います。
しかし、自分が困っている状況や、助けが必要な時に、見て見ぬ振りをする人のことをどう感じますか?不甲斐ない人と思いますよね。
そのようなピンチの時こそ、人の本性が出ます。
いつも仲間のように接してくれた人や、いつでもフォローすると言っていた人が、困った時にスーッといなくなったり、黙っていると裏切られた気持ちにさえなります。