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キンブレって何?ライブに持っていく...(続き3)

ペンライトの歴史を考えていきましょう。

まず1979年に福岡県にて創業されたルミカと言う会社がありました。

そのルミカと言う会社は、ケミカルライトというペンライトを販売している老舗企業なのです。

その企業曰くペンライトの歴史は1960年代までさかのぼると言われています。

元々ケミカルライトの大元はアメリカのアポロ計画で発明されたものだそうです。

宇宙空間で安全な光を求められた際に、火や電気を使わないケミカルライトが発案されたと言われています。

ペンライトの歴史の中では、アポロ計画が発端になっていると考えられることがわかります。

宇宙での使用を目標にして開発が進められていき、最終的にその前にいち早く注目をしたのが日本のルミカの社長だったと言われています。

そしてルミカが発案したのがケミホタルという商品であり、水中でも使えるという特性を生かして夜釣りなどでの使用を目的とされていたそうです。

そこからアウトドア用品として用いられていました。

1974年に行われた西城秀樹さんのコンサートが夜のライブだったので、懐中電灯を持ってくるように呼びかけたファンがいたそうです。

そこからライブに光という物が話題を呼び、次第にライブに定着していったとされています。

ペンライトといえども、このような歴史が存在しているという事を理解いただけるととても面白いと思います。

サイリウムとの違いは?

ここまでは具体的にキンブレがどういう商品なのかということやペンライトの歴史について簡単に紹介をしていきました。

ペンライトと考えた時にペンライトではなくて、サイリウムを持ってライブに行くのは何が違うの?と思う方もたくさんいると思います。

実際にサイリウムを使ってコンサートで楽しんでいる方もたくさんいらっしゃると思います。

サイリウムとペンライトの違いについても併せてご紹介をしていきたいと思います。

サイリウムとは?

まずサイリウムを知る前に考えていただきたいところとしては、ケミカルライトというものが化学発光による照明器具の総称であるということを覚えてください。

そして、その前半を通称としてサイリュームやシアリウムと呼ばれており、日本ではサイリウムと呼ばれているものになります。

しかしながら、もともとサイリュームやシアリウムと呼ばれるものは商品名であり、登録商品としてアメリカのオムニグローコーポレーションが販売をしているものです。

日本ではサイリューム・テクノロジーズ・インコーポレーテッドというアメリカの会社と、釣具や玩具としては日本の株式会社ルミカが保有しているものになります。

そしてサイリュームは商品名ですが世界初のケミカルライトとして知られているものになります。

結局結論としてはサイリウムと呼ばれることも多いのですが、サイリウムという商品はケミカルライトの商標としては登録をされていません。

他社商品をサイリュームとして売ることができないので、販売名称をあえてサイリウムとして販売されているということです。

たった少しの違いですが、このような事もペンライトの成り立ちを考えると判明しています。

①半永久的に使える

具体的にペンライトとサイリウムの違いについてあげるとすれば、サイリウムに関しては基本的には使い捨ての商品であるということを知っていただく必要があります。

それを知らずにサイリウムを購入してしまうと、次のライブの時に使えなかったりして、不便な思いをしてしまうことにもなりかねません。

しかしながらペンライトに関しては、一度購入すればいい永久的に使用することができるのです。

最終的にライブに行く回数がとても多い方については、ペンライトをあらかじめ購入しておいた方が安く済ませることができます。

長期的にライブ参加をされる方についてはペンライトを購入するようにしてください。

②色を自由自在に変えることができる

そして次にペンライトとサイリウムの違いについてあげるとすれば、ペンライトに関してはサイリウムと違って色を変化させることができるということです。

この線がかなり魅力的に感じている方も多いと思います。

ペンライトの色を変えることによって様々な色を楽しむことができるのはもちろんですが、ライブの会場でその気分によって色を変えたりすることができるので楽しい使い道として考えることができます。

基本的に明るさの調整はできないということですが、明るい赤から青へ変化させるようなことが可能です。

発色も色鮮やかでとても綺麗なので、ペンライトを購入するのであれば色を変えられるタイプを購入した方がより楽しくライブに参加することができます。

ちなみに色を自由に変えられないようなペンライトもありますが、色がとても鮮やかに発色するので、自分自身がどの商品が良いのかということを考慮して購入することが大切です。