CoCoSiA(ココシア)

人間嫌いな人の特徴と、6個の直し方(続き5)

6、過去のトラウマを払拭する

人間嫌いを治すために過去のトラウマを払拭している
過去に人間関係で酷く傷ついた経験をしたことのある人は、人間嫌いになってしまうことがあります。

そしてその傷はトラウマとなり、ふとした時にフラッシュバックをしてはその人の心をさらに頑ななものにしてしまいます。

誰かに裏切られた経験があれば、人を信じることに抵抗が出来てしまう人もいます。

また、陰口を言われて傷ついた人は、例え人と仲良くなっても本当の意味で心を開くことは難しいでしょう。

しかしそのトラウマにいつまでも振り回されていては、人間嫌いを克服することは決して出来ません。

ゆっくりのペースでも良いので、心の傷を癒して人間嫌いを治していくように努めましょう。

環境を変えれば払拭されやすい

人間嫌いを治すために環境を変えている
大抵のトラウマは、トラウマを負った原因となる人物や当時の環境が大きく関係しています。

中学時代に同級生に虐められたことがトラウマになっている人では、中学時代を過ごした地域や当時の同級生たちがトラウマの対象となります。

そのため、それから何年経っても当時の同級生に対しては嫌悪感が消えないことは珍しくはありません。

また、両親から暴力を振るわれたことがトラウマになっている人の場合は、両親に対してはもちろんですが、乱暴な動作や怒鳴り声など、暴力を彷彿とさせることに対して強い恐怖心や拒絶の気持ちを持っていることも多いです。

それらのトラウマを払拭するためには、自分が今過ごしている環境を変えることがもっとも手っ取り早い手段です。

もし虐めがトラウマになっているのなら、思い切って全く住んだことのない地域へ引っ越しをすることで、当時の環境とは離れることが出来ますし、また同級生とも会う可能性がかなり低くなります。

また、暴力がトラウマであれば、自分の身近には暴力を連想させるような人物や物は一切置かないなど、自分で出来る限りのトラウマの払拭を試みましょう。

心の傷はそう簡単には癒えるものではありませんので、完全になくなるまでには長い時間を要します。

しかし、トラウマの原因となる環境から離れることで、払拭するペースが多少なりとも変わってきます。

生きていくと必ず関わる必要があるのが人間関係

人間関係
人は生きていく上で、誰とも関わらずに生きていくことは不可能です。

例えば生まれてから自立するまでの間、嫌でも多くの人たちの手を借りて生きていかなければなりません。

一人だけでお金を稼ごうと思っても、どこかの会社へ勤めたり、取引先と契約をしたりしなければ収入を得ることは出来ません。

例えSNSやネット越しの会話だけだったとしても、必ずそこには第三者の存在があります。

本当にまったく誰一人とも関わることなく生きていくことは、現代社会では不可能と言えるでしょう。

そして、不可能であればそれを受け入れて、ある程度他人と関わって生きていかなければなりません。

そんな中、人間嫌いでいることは、自らを生き難くしてしまっている状態なのです。

会社や学校など様々な所に出会いは転がっている

会社や学校など様々な所にある出会い
人は成長していく過程で、さまざまな場所に所属し、多くの出会いを経験します。

最初は家庭の中、そこから幼稚園や保育園、学校へと通い、成人してからも会社に所属することになるでしょう。

そしてまた、学校や会社などへ所属していなくても、外へ出れば思わぬ出会いがあったりもします。

すなわち人は死ぬまでの間、ずっと自分の周りには出会いの機会が転がっていることになるのです。

多くの出会いの中から、自分が何を選択するかで人生が変わってきます。

また、もしかしたら自分が無意識の内に出会いの機会を拾っているのかもしれません。

どちらにせよ、そんな風に出会いの機会が多ければ、嫌でも人と関わって生きていくことになるのです。

良い人間関係が築ければ嬉しい

良い人間関係が築けて嬉しい
どうせたくさんの出会いの機会があるのなら、出来るだけ自分にとって良い人間関係を築きたいと思いますよね。

良縁になれば誰でも嬉しいと感じますし、悪縁の場合には要らぬ巻き添えを食ったり引っ張りまわされたりしてしまいます。

どんな人との縁がどんなふうに実っていくのかは、自分の努力次第で大きく変わってきます。

あなたが人との縁を大切にしていれば、相手もきっとそれに応えてくれて良い人間関係を築くことが出来るでしょう。

すべては自分の気持ち次第なのです。

裏切られることも時にはある

裏切られた人
どんなにこちらが良い人間関係を築こうとしても、すべての人がそれに好意的に応えてくれるわけではありません。