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客観的に物事を考えるべき11個の理...(続き3)

なぜ客観的に物事を考えれば落ち着いて冷静に判断をすることができるようになるのかと言いますと、どうしても言い争ってしまったり何かに対して訴えかける場合は自分の立場に立って物事を発信してしまいがちです。

興奮してしまうと自分の立場でしか判断ができなくなってしまう様に、冷静さを欠いてしまうと相手の立場に立って物事が考えられなくなるからです。

なのでその逆を考えてみた時に冷静であればあるほど相手の立場に立って物事を判断できるようになるということがわかります。

興奮している時に相手の立場に立って物事を考えると言われたところでおそらく自分の頭の中には全く入ってこないでしょう。

しかしながら落ち着いている時に後から思い返してみれば相手の立場に立って見るべきだったと気づかされることは幾度となく経験したことがあると思います。

相手の立場に立って相手がどういうことを考えているのかということに思いを馳せてみると自分の一方的な主張に力を入れることなく相手の主張を受け入れた上で自分の主張を展開できるようになりますので、論議の場でもかなり有効なスキルとして使用することが出来ます。

自分だけのひとりよがりな意見を発信する事も少なくなりますので、質の良い意見を生み出す力や、協調性という面でも評価される人間になることが出来ます。

たった少しの考え方だけでこのように連結してたくさんのメリットが生み出されるという事がとても大切な事です。

新しい知識や価値観を知れる

客観的に物事を考えるべき理由としては新しい知識や価値観を知れるという事があります。

客観的に物事を考えることによって様々な立場の人の考え方や価値観を知ることにつながります。

例えば仕事の面でもそうですが、あなたがある商品を開発したいと思い、今の若い人達をターゲットにした商品開発をしたいと考えます。

例えば20代の女性が多く興味を持っていることを中心に考えたとして、今の若い方であれば誰もが持っているようなスマートフォンに注目を当てたとします。

スマートフォンはとても便利なものですがタッチパネル方式によって画面が大きくなっているので落とした時にひびが割れやすいという欠点があります。

そこで画面を保護したりプライバシーを保護したりする意味を込めて手帳型のスマホケースがあれば良いな、と考えたとします。

このように相手の立場に考えて物事を考えることで様々な人が持っている価値観を知ることも出来ますし、それに伴って新しい発想が生まれて、さらにその商品に関する基本的な知識を身につけることができます。

手帳型のスマホケースは既に存在しているのであくまで一例にすぎませんが、仕事に関してもプライベートに関しても客観的に物事を考えることで同じように新しい知識や価値観を知るチャンスはどこにでも存在しています。

どれだけ客観的に物事を考えて、新しい知識を学ぼうとするかという事によって、最終的な差はとても大きい物になりますので、普段から考える力を身に着けておけば必ず役に立ちますよ。

理解を得られやすい

客観的に物事を考えるべき理由としては周りから理解を得られやすいということにつながります。

客観的に物事を考えることで周りの理解を得られやすいと言う意味は、例えば何かに対する意見を自分が持っていたとします。

その意見が主観的なものであった場合におそらくその発言をしたとしても、客観的な意見が自分の意見を遮ってしまう結果になりやすいです。

しかしながらそこで主観的な意見を貫き通すのではなく、客観的に自分の意見を考えてみてそこから客観的に物事を考えた時の事をプラスしてさらに考えると、最終的には客観的な意見を取り入れた上での意見を編み出すことが出来るはずです。

主観的な意見だけではなく客観的な意見をプラスした考え方で最終的な結論を出した場合は周りからの賛同を得られやすい結果につながります。

なので客観的に物事を考えることによって最終的に周りからその意見に対して理解を得られやすいという結果につながるわけです。

これを応用して普段から客観的に物事を考える癖を身につけておけば自分なりの意見を発言した時に周りから突っ込まれたりする場面や、安易な考え方だけでものことを発言することを防止することにもつながります。

つまりより洗練された意見を作り上げることができるので普段から癖付けておけば絶対に役に立ちますよ。

誰がみても分かりやすい

客観的に物事を考えるべき理由としては誰が見ても分かりやすいということにつながります。

周りに対して何かを説明しようとしたときに自分だけの主観的な立場で物事を説明するとどうしても説明がわかりづらい部分が発生してしまいます。

例えばあなたが魚釣りが好きだったとします。

魚釣りが好きであるが故に、まわりは知らないような事でも、知っていて当たり前であると勘違いしてちょっと詳しい話をしたとします。

しかし、周りは魚釣りに対して予備知識がついていないのでなかなか話している内容が理解できないということが起こり得ます。

なので、ここで客観的な立場に立ってみれば、魚釣りが好きなのは自分だけで、興味がない人は周りにたくさんいるんだという事実に気づきます。

では、魚釣りの話を周りにするときには、まずは魚釣りの基本的な事や楽しい魅力的なポイントを踏まえた上で、話をすれば話が理解しやすく、興味を持って聞く事が出来ますよね。

少し極端な例だったかもしれませんが相手の立場に立って物事を考えてみれば相手が分かりやすいような説明をすることができるので、結果的に誰が見ても分かりやすい説明やを行うことができるということです。

みんなが納得できる

客観的に物事を考えるべき理由としては皆が納得できるということにつながります。

これは先ほどご紹介した理解を得られやすいという項目とも共通している部分になるかもしれませんが、客観的な立場に立って物事を考えることができる人間は周りの人がそれぞれ考えてる内容を踏まえた上で最終的な自分の意見を打ち出すことができるので、独りよがりな結論を出さないということにつながります。

独りよがりな結論を出してしまうと当然ながら周りの立場を考慮していない事になってしまうので周りから反発されやすいですが、周りの意見を踏まえた上で結論を出すことによって周りの皆が納得できるような意見に仕上げることができます。