「感銘を受ける」という言葉は様々な場面で使われます。
例えば、誰か尊敬する人の心に残る言葉や、息をのむほどの絶景を見たとき、さらには自然界の素晴らしい動物たちの生態を見たときなど。
就職活動をするときにも、「感銘を受けました」という言葉はよく使われます。
「あの人の生き方に感銘を受け、自分もその人のようになりたいと志しました」とか、映画の評価や説明をする人たちが、「感銘を受けた」という表現でその作品のすばらしさを伝えることもありますよね。
今回は、「感銘を受ける」の意味や、どんなことに感銘を受けるのかなどについて解説していきます。
感銘を受けるってどんな意味?
そもそも感銘を受けるってどんな意味だと思いますか?
「感」は、深く心が動かされるときに使う漢字ですね。
何かの物事に接した時に生じる心の動きなども表しています。
そして「銘」とは、「座右の銘」っていうように、心に刻み込まれている戒めなどの言葉を指す漢字です。
その二つが合わさった言葉が「感銘」ということになりますね。
深く感動して忘れないこと
それで「感銘」とは、心が動いたことと、心に刻まれるという意味が合わさって、深く感動して忘れられないほどのこと、を意味しています。
ものすごく衝撃的で、すごく心に影響を与える出来事ってありますよね?
きっと一生忘れられないほどの感動を心に感じることができるのって、すごく貴重なことです。
それくらい自分の人生の中で特別な出来事によって心が動かされたことを「感銘を受けた」というように表現します。
それは、ちょっとした感動とは全然違いますよね。
人生の中では、ちょっとした感動は時と共に忘れてしまうかもしれません。
でも、忘れられないほどのものは特別ですよね。
すごく深く感動し、それによって心がすごく事を自分でもすごく実感したことが「感銘」になるわけです。
人生に影響を与えるほど感動する
それで、深く心が動いて、その感動が忘れられないほどのことは、人生に影響を与えることもあります。
それで、人生に影響を与えるほど感動したことも「感銘をうけた」と表現します。
それで、就職活動なんかでは、「どうしてこの仕事をしたいと思ったのですか?」という質問に対して、「~に感銘を受けた」という答え方をすることがありますね。
自分の人生を左右し、その出来事によって自分の生き方が影響を受けたというような、心の動きを「感銘」というわけですね。
人生に影響を与えるようなことは、そう簡単に忘れることはできませんよね。
きっと一生覚えていたいと思うし、覚えていることができるでしょう。
心に刻みつけられるほどの感動
「銘」という漢字は、金属や器物などに人の名や功績や来歴などを刻むことも指しています。
それで、「碑文に銘を刻む」というように表現することもあります。
どうして金属や器物に刻むのかというと、それは消えないからです。
それで、消えないほど、心に刻み込まれるほど感動したことを「感銘」というようですね。
「心に刻む」または「心に刻まれる」という表現もありますけど、それはあることを忘れないようによく覚えておくこと、強く思い忘れないようにすること、そのことの重要性を強く意識すること、という考えが含まれています。
それで、重要性がかなり高く、強く思い、忘れられないようにしたいと思えることを、人は「心に刻む」わけですね。
そのように思えるほどの感動が「感銘」になるわけです。
感銘を受ける11個のこと
それで、「感銘を受ける」とは、人生に大きな影響を与えるようなかなり鮮烈な印象を残したこと、または衝撃などを指します。
さらに、忘れられないほどの感動、とも説明することができますね。