筆者もそうですが、「できない」と思っていると本当にできなくなります。
自分には無理だ、絶対できない、と思いながら行動すると、キャパを越えてしまい、「うあー、パニックだぁ」となってしまいます。
(筆者の口癖も「パニック!!」です。
笑)しかし、できないできないと暗示をかけてキャパシティを小さくしてしまうことは得策ではありません。
どうせ暗示をかけるなら、「できる、やれる」と言い聞かせましょう。
そして、まずはやってみることが大事です。
「できるぞ、やれるぞ」と思い込みながら挑戦してみたら、案外想像より簡単にできてしまったりするものです。
「自分には無理だ」「自分のキャパを越えている」と思うのは簡単ですが、これでは本当にキャパシティは小さいままです。
挑戦することで道が開けて、結果的にキャパシティも大きくなります。
考えすぎないで挑戦してみることも大事なことなのです。
もし人に何かを頼まれたとき、「自分には無理だ」と思う癖のある人は、「自分でもできるかもしれない」と思う癖をつけ、なんにでもチャレンジしてみるように自分を変えていきましょう。
少しの無理は頑張る
先ほどの「自分には無理だと思うより、自分ならできると思ってチャレンジする」と通じるものがありますが、少しだけ無理をしてみるのもキャパシティを大きくする方法です。
締め切りが迫っていて、あと3日で仕上げなければいけない仕事を、「あ~もう無理だ、間に合わない~」と決めてしまっては、キャパシティは大きくなりません。
「あと3日か。きびしいけど、絶対に終わらせてみせるぞ!」と意気込んで頑張ると、その頑張りがキャパシティを大きくします。
少しの無理を頑張ってみるというのが大事なのです。
こうして得た、やればできるんだという「経験と自信」から、次も余裕をもって仕事を受けることができますし、「自分はできる」ことを一度学んでいるので、気持ち的な余裕が生まれ、結果、キャパシティが大きい人間になれます。
常に無理をすることはありませんが、ここぞというときに少しだけ無理をして頑張ってみてください。
自分に余裕が生まれるのを実感できると思いますよ。
プレッシャーを味方につける
「絶対に間違ってはいけない」「やらなければ評価が下がる」「失敗したら多くの人に迷惑をかける」・・・こういったプレッシャーは、人間を縮こまらせてしまい、さらに余裕がなくなるような気がしますよね?しかし、これを逆手に取ってみましょう。
「間違わなければ問題ない」「やってしまえば評価が上がる」「成功したら多くの人の役に立てる」・・・このように考えれば、プレッシャーというのも悪いものではないはずです。
プレッシャーは「失敗できないという緊張」から来ますので、マイナスだと考えれば確かにマイナスです。
しかし、考え方次第でプラスになるのです。
「成功すればきっと自分のためになる」と思うことで、プレッシャーを前向きにとらえることができます。
プレッシャーに打ち勝つことができれば、「自分はプレッシャーをプレッシャーと感じない」ととらえることができて、それがキャパシティを大きくしていきます。
いつもプレッシャーに負けてキャパを越えてしまう人は、プレッシャーを味方にするという風に考え方を変えていきましょう。
簡単なことではありませんが、これができるようになれば必ずキャパシティは大きくなっていきます。
プレッシャーは自分にとってプラスなんだ。
そう考えるように意識してみてください。
理解しようとする
これもありがちなのですが、やるべきことを理解しないままで行動していると、やはりパニックになり、「キャパオーバー」の状態になってしまいます。
自分が何をすればいいのか、どう行動すればいいのかをしっかり理解することが、余裕を産みますし、キャパシティを大きくすることにつながります。
たとえば、人に何かを頼まれたときに、言われたことをぼんやりとしか理解せずに取り掛かると、当然ですが何をするべきかがぼんやりとしかわかりませんので効率も悪く、キャパも小さくなりますよね。
これを続けていては、いつまでも終わりが見えず、ずるずると行動する羽目になります。
こういった効率の悪い状態も、やり方を変えれば早く終わらせることができ、キャパシティの拡大につながっていきます。
相手が言ったことを何となくではなくきちんと聞き、内容を理解して、自分がやらなければいけないことは何なのかをピンポイントで理解すれば、効率よく仕事ができます。
効率が良くなれば、、やれることも増え、余裕ができます。
そうすれば、今まではぎりぎりだと思っていたことも、余裕をもってこなせるようになり、自分のキャパが広がったと実感できるでしょう。
何かを頼まれるごとに「自分のキャパシティでは難しいなぁ」と感じる人は、人が言ったことをしっかり理解するように意識してみてください。