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エモいとはどういう意味?若者言葉を...(続き3)

このメランコリーな様子と恋人が居ない時の哀愁漂う寂しさを掛け合わせて『オランコリー』というようになりました。

ジョーク交じりの遊び言葉ですね。

1955年に流行語となった言葉なので、最近の若者は知らないでしょう。

ガシる

『ガシる』は、“目頭が熱くなる”ことを表す略語です。

感動や喜びでついつい感極まった時に思わず涙がこみ上げることを“目頭が熱くなる”と言いますが、きっと『ガシる』と聞いてもすぐに結びつく人は少ないのではないでしょうか。

2004年頃に生まれた若者言葉の一種です。

かまちょ

『かまちょ』は、主に若い女性たちの間で使われている言葉で“かまってちょうだい”の略語。

こちらも割と最近になって作られた若者言葉です。

暇なときなど、誰かにかまって欲しい時にSNSに「誰か暇だからかまちょ!」などと呟く人が多いようです。

これを頻繁に使っていると“かまってちゃん”だと認定されて、鬱陶しいと思われてしまうかもしれないので要注意。

LINEスタンプなどでも『かまちょ』という言葉が使われたものが多く、今の時代に浸透しているワードだということが分かります。

きまい

『きまい』は、“気まずい”の略語です。

たった一文字しか省いていないので略語と言ってもあまり短くなっていませんね。

周りの雰囲気が重々しかったりするようなときに使う“気まずい”という言葉自体は平安時代に作られた言葉ですが、『きまい』最近になって若者言葉です。

きもい

『きもい』は、結構聞きなじみのある略語ではないでしょうか。

これは“気持ち悪い”の略語として一般的によく使われており、耳にする機会も多いと思います。

1970年代後半に生み出されたギャル語、若者言葉の一種で似た言葉に“気色が悪い”を略した言葉で、“きしょい”というものもあります。

ナウい

『ナウい』は、“今”という英語の“now”に形容詞の“い”をつけて作られた言葉です。

意味合いは、“今風の”や“流行の”と言ったもので「このアイテムはナウい」「ナウなコンテンツ」というように使います。

流行したのは1970年代後半ですが、2000年代に入ってからも「~~なう」という言葉が流行っていましたね。

イモい

『イモい』は、田舎臭い人など、どこか垢抜けない雰囲気の人に使う言葉です。

野菜のいもを使った、“イモ臭い”や“イモっぽい”という言葉の略称です。

いま時ではなくカッコ悪い様子を表しているので、“ダサい”というのと同じような意味になります。

都会っ子が田舎者に対して蔑むときに使うようなイメージですね。

1970年代後半に流行りました。

キュン死に

『キュン死に(きゅんじに)』というのは、胸がきゅんとしてときめいている様子の最上級といったようなものです。

“胸がキュンとして死んでしまいそう”という言葉の“キュン”と“死ぬ”を組み合わせて作られた合成語で、好きな人やものに対して激しく心が突き動かされた時など、キュンとした感情が高ぶった時に「やばい!あの人カッコよくてキュン死にしそう!」
といったように使います。

2000年代後半に作られた比較的新しい言葉です。

サビラン

『サビラン』は、“サービス残業”を表す“サビ残”と響きが似ていますが、実はこれ“寂しいランチ”の略語。

1人で寂しくランチをしている会社員などを表す言葉で、常に『サビラン』している人を“サビラン族”などと言ったりします。

「今日もサビラン…」「あの人、サビラン族だよね」などと使いますが、どこか悲しい気持ちになります。