向上心の高い人は、そうやってコツコツ積み重ねることが翌日の、翌週の自分のモチベーションの維持に繋がることをはっきりと分かっているんです。
少しずつ積み重ねておけば、「昨日はやれなかった」「先週はさぼりすぎた」からの「今日は昨日のカバーまでもしなければならない」「先週のものもやらなくちゃ」なんていうネガティブな気持をうまないんですよね。
そのようなちょっとしたネガティブな気持ちがあるだけで、人というのは途端に仕事などに手をつけたくなくなるもの。
そしてどんどんその仕事を終わらすのが遅くなってしまうんです。
あなたもそのような経験はありませんか?
コツコツ行なうことで自信にもなり、それでいて向上心を高める理由にもなってくれるんです。
意識が高い
意識高い系という言葉がはやりましたね。
あなたは、そのような人に対してどう感じるでしょうか?「でたでた。
ありえないわぁ」なんて感じる方もいることでしょう。
しかし、もうそのように思うのは辞めましょう。
意識高い系というのは、自分に起こり得る未来を想定し、そのために行動できる人のことをいいます。
その人をバカにするということは、あなた自身は意識が高くない人間だと認めているんです。
そうなれば向上心の高い人間にはなりませんし、なれませんと認めているようなもの。
あらゆる問題に対して、高い意識でその物事を捉えることは次に起こることをイメージしやすくなるんですよね。
それに意識を高くしていて、損するということはありえません。
小さい仕事も真面目に取り組む
あなたは、小さな仕事に対してどのような気持ちでのぞんでいますか?
向上心の高い人というのは、その小さな仕事であってもどんなに予算の少ない仕事であってもマジメに取り組みます。
はたからみれば「そんなの手抜きすればいいのに」なんて思うようなことまでも、しっかりとこなすのです。
その行動をしっかり見ている人からは、正当に評価されることになりますし、それが向上心が高い人のコミュニティネットワークを広げるきっかけにもなるんです。
小さなことでも丁寧にこなす人に対して、誰も悪い気持ちはしません。
それに本人自身が、「これもしっかり思う存分に仕事をすることができた」と満足し、自信につながっていくのです。
自己評価が低い
実は、向上心が高い人というのは自己評価が低いんですね。
ちょっとこれには驚かれる方もいることでしょう。
「自信があるから、テキパキ行動できるのでは?」と思っているからなんです。
しかし、向上心が高い人は「自分はまだまだだ。
もっとできるようになろう」なんて思っていることが多いんです。
その気持ちを補うため、自分のスキルを自分が認めることが出来るまでにアップさせるために向上心を高く持っているんですね。
自分に満足してる人というのは、その先に成長はありません。
なぜならば、「自分はこれで100%だ。
すばらしいのだ」と感じているからです。
あなたはその傾向はありませんか?また、向上心の高い人というのは、常に自分の立場に恐怖を持っている方も少なくはありません。
「このままでは就職できないかもしれない。
そうならないためにできることをしよう」「このままでは期日までにこの仕事を仕上げることが出来ないかもしれない。
やるしかない」なんて恐怖の気持ちを向上心に変換させているんですね。
恐怖の気持ちというのは、人々の正確な判断を誤らせてしまう傾向があります。
それだけとても強いパワーを持っているんですね。
しかし、それをうまく向上心に変換させることができれば、かなり高い向上心を持つことに繋がるんです。