そして、そのような苦労の甲斐もあって、何とか自分の目標をクリアし、また別の目標を目指して頑張ろうという気持ちにもなれるものです。
しかしながら、これまでの人生の中で些細な事でも成功体験が無いという人は、約束を守らない人である可能性があります。
勿論、これまで挑戦してきたものが全て成功する事が難しいものばかりであったのかも知れません。
ですが、幼い頃から遡って考えてみれば何かしら自分の力で成功したものが一つや二つはあるものです。
自分の能力を過信している為か、ハードルが高すぎるのか、いずれにしても成功に至らない人は大人になった時に他人に言い訳ばかりをしてしまいがちです。
そして、そんな自分に嫌気が差し、最悪の場合は自分の事を信じられなくなってしまいます。
自分で決めた約束や決め事を守れない人は、他人の約束をする事も難しいでしょう。
7. 信頼の大切さを理解できていない
約束を守らない人には人を信頼する大切さを理解できていない傾向があるようです。
どんな小さな約束であっても、人と交わした約束を守るという事は、良い人間関係を築いていく為にはとても大切ですよね。
反対に言えば、約束を軽々しく破ってしまうという行為は、そんな大切な人間関係に自らヒビを入れてしまうような事と同じです。
その為、約束を守れない人とは信頼関係を築く事は叶いません。
簡単な口約束であっても、それを忘れずに守れるという事は、それだけ相手を信頼し合っている証拠です。
時に人は自分の都合ばかりを考えて嘘や言い訳を考えてしまうものですが、そんな人間だからこそ信頼関係は大切なものです。
そして、そのような人たちはきっと今後の人生においてお互いを助け合っていけるほどの関係にまで繋がるようになるのです。
8. 時間を無駄遣いする
何かと時間を無駄遣いする人というのも、約束を守らない人に見られる特徴の一つです。
そもそも、約束を破られてしまうという事が既に時間の無駄と感じるものですが、普段から呑気だったり、時間にとてもルーズな人は他人と交わした約束についても同様に扱ってしまう傾向があるようです。
例えば、人と待ち合わせをして遊びに出掛ける約束をした場合、時間を無駄遣いする人は、待ち合わせの時間を過ぎて集合をしても平気な顔でやってきます。
特に悪びれた素振りも見せず、他人に迷惑をかけているという自覚が無いようにも見えます。
また、会社へ出社する時間が決まっていても、大体いつも出社時間ギリギリでやってくるので、仮に遅刻をしたとしても慌てる事はありません。
このようなタイプの人は、常に自分勝手な為、周りの人が時間を気にしていても、本人はちっとも気にならないのです。
人を待たせてイライラさせるのは、どこかで時間の無駄遣いをしているからであり、本人はその事に全く気付いていないようです。
9. 根拠のない自信がある
できないのであれば最初から正直に言ってくれればいいのにと思う人っていますよね。
根拠のない自信がある人というのは、まさにそのようなタイプの人です。
人から頼み事や約束をされると何でも引き受けてくれるので、一見頼りになりそうに見えるのですが、自分の都合や力量をしっかりと把握できていない為に、こと如くそれらが失敗に終わってしまうという残念な結果になる事が多いようです。
そのような事がある度に、周りの人からはガッカリさせられてしまいますが、根拠のない自信があるせいか、本人としてはあまり気にならないようです。
恐らく悪気は無いのですが普段から過剰に「自分に任せておいて!」という言葉が口癖の人には注意した方が良いかも知れません。
言葉を信じ過ぎて重大な約束をしてしまうと、後で痛い目に遭ってしまう可能性があります。
10. 罪悪感がない
自分がした行いについて全く罪悪感を持っていないという人は約束を守れない人である可能性があります。
元々、自分の事しか考えておらず、他人の行動や気持ちを察知できないタイプの人である為、例え仕事で失敗をした時であっても、罪悪感というものがありません。
他人と約束をしたはずの事も、自分の都合で簡単に破ってしまえるタイプの人でもあります。
当然、そのような事があれば相手からなぜ約束を守らなかったのかと指摘をされるものですが、罪悪感がない人はどうしてそんな事を言われなければならないのかと感じ、反省をしません。
そのような考え方である為、約束を守れるはずも無く、何度でも自分の都合で約束を破る事ができてしまうのです。