自分を他者を思いやれる責任感の強い性格だと考えているため、そのように行動できるのです。
これが逆に面倒なことは嫌いな性格だと自負している人ならそいうはならないでしょう。
人は自分がそう思っている通りに行動するわけです。
また、良い行いをすれば自分にやがては返ってくるものだと信じている面もあります。
情けは人のためならず、と言う言葉がありますがまさにその通りで、ある程度自分の行動は自分に跳ね返ってきます。
身近にそのような経験をした人がいるか、もしくは自分の身をもって体験したことがあるのかもしれません。
また、社会においての責任感が強く、困ったときはお互い様だと考えています。
誰かが困っているときに手を差し伸べるのは社会の一端を担う者として当然だと考えるのです。
そんな性格のため、自分に少なからず自信のある人だと言えるでしょう。
しかも根拠のない自信ではなく、今まで自分が人のためにやってきたことで幸せになれているため、家族や友人、会社の同僚などが困っている姿を見たときためらわずに手を差し伸べることができるのです。
もちろん助けてもらった側は感謝しますし、後になってもずっとそのことを忘れないでしょう。
困難に負けずに立ち向かう
何か大きな問題が起きたとしても、それをすぐに無理だと投げ出したりはしません。
パニックになったりする前に冷静に考えて、今やるべきことを的確にやります。
困難な状況になると不平不満が出てしまったり、場合によっては泣いてしまったりすることすらあるかもしれません。
が、このような人たちは困難な状況をこそ自分を成長させてくれるチャンスだと考えます。
確かに楽なほうへばかり行っていてはいつまで経ってもそのままです。
そしてどのように対処すれば事態が好転するか考えることすら楽しめるポジティブさがあり、「無理だ」「できない」「もうダメ」というようなネガティブな言葉は口にせず、自分を鼓舞する「大丈夫」「私ならできる」といった言葉を使います。
実際脳は自分が発した言葉をすべてそのまま受け取るそうなので、前向きな言葉ばかりを選んで話していると自然と気持ちも前向きになっていくようです。
そして成功した経験も多く、その経験を根拠に良い未来が想像できるというのも強みです。
前もできたんだから今回だって大丈夫。
そう思えるタフな気持ちは、成功へと繋がっていきます。
不正をせず正々堂々としている
不正に手を染める人は自分に自信がありません。
その割に見栄っ張りで周囲と競いたがる面倒な性格なので不当な所得を得て派手な生活をしたり、ずる賢い方法でほかの人の足元をすくおうとしたりします。
それに比べ、頭が上がらないと周囲から言われやすい人は、自分に自信があるため不正をはたらく必要がありません。
そして自分は自分、他人は他人だと思っているため人と比べたり競ったりすることもなくいつも堂々としています。
不正と言っても、暗黙の了解で周囲がみんなやっているような小さなものもあります。
しかしこのような人はそれでも正しいことを貫きます。
正義感が強いため、少しのずるでもしてしまうと良心が傷んでしまうのかもしれません。
それくらいなら、最初からやらないほうがましだと考えるのです。
また、非常に自分が不利なことでも、聞かれれば誤魔化すことなく正直に話します。
それにより何か問題が起きた場合は、責任をもって対処しようとする誠実さもあり、周囲から信頼される要因となるでしょう。
隙を見せない強気な態度
これまでの人生に裏打ちされた絶対の自信を持っており、そのためとても強気な場合もあります。
厳しい社会を生き抜いてきたため、隙を見せると付け込まれるのではないかとほかの人に自分の弱いところを見せることに抵抗を持っている人がいるのです。
このような人とは仲良くなるのに結構な時間がかかるかもしれません。
最初はとても冗談など言える雰囲気ではないでしょう。
しかし仕事上ではこの上なく頼れるパートナーになります。
恵まれた才能を持っている
何かしらの恵まれた才能を持っていることも多いですが、ここで勘違いしてはいけないのは才能のある人=努力せずともできてしまう人ではないということです。