努力は最大の才能という言葉がありますが、どんなに優れた能力の持ち主でもそれに胡坐をかいて何もしなければ才能は磨かれず、ずっと原石のままです。
また、努力の度合いも半端なものではなく、常人なら「もう十分だ」と考え納得してしまいそうな結果が出ても、自分にとって最良の結果だと思えない限りはずっと挑戦し続けます。
それが苦ではないため天才と呼ばれる類の人は自分がそうだとは全く自覚していないことが多いようです。
また、独創的なものの考え方をし、さらにその考えを周りにどういわれても貫き通せる意志の強さも特徴です。
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努力で実力を身につけている
いくら輝かしい才能の持ち主であったとしても、周囲から尊敬され一目置かれる存在の人にまったく努力をしていない人などいないはずです。
努力している人は、自分を極端に卑下したりすることもなければ、かといって必要以上に天狗になることもありません。
ただ、自分のありのままの姿を客観的に見つめることができます。
自分のことは自分が一番よくわかっているように思いますが、自分の能力を客観的に見つめることはとても大事なことです。
これができれば自然と自分に足りないものはなんなのか、何をこなしていくべきなのかがわかるのです。
また、「これでいいや」と満足してしまうということがありません。
ハングリー精神に富んでおり、目指すべき目標が常にしっかり定められています。
ひとつ目標を達成したら、次はこれ、その次はこれ…と、終わりがありません。
もしそれが今の生活にさしてかかわりのないことであったとしても、どんどん目標を達成していきたいという気持ちが強いのです。
また、努力を続けることが習慣になっており、もはやそれを努力とも思っていないようなところがあります。
当たり前のことなので、「頑張ってるね」と言われたところで「いや、普通のことしかしてないよ」と帰ってきます。
それは別に謙遜を言っているわけではなく、本当にそう思っているからなのです。
欠点が見当たらない
欠点のない人などまずいません。
しかし欠点が見当たらない人と言うのは少なからずいるものです。
どうしてそう思うのでしょうか。
まず私たちが注目するのはその人の人柄ではないでしょうか。
感じが悪かったり妙に人見知りな人はあまり印象が良いとはいえないと思います。
欠点が見当たらない人はもともとの性格がよく、さらにコミュニケーション能力にたけているためいつでも明るくユーモアもあり周りには人が絶えません。
ですが明るく社交的なだけではなく、まじめで誠実さもあり絶対にいい加減なことはしません。
他人の相談事にも親身になって答えてくれるような面もあります。
培ったコミュニケーション能力で仕事のやり取りも円滑に進めることができますし、ポジティブシンキングで人の悪口を言ったりしないため一緒にいて楽しい人、安心してなんでも話せる人だとみなされるでしょう。
性格の面でこれだけ美点があっても、仕事ができなかったり能力の面で劣っていては完璧とは言えません。
このような人は、仕事の精度やスピードにも定評があることが多いです。
また性格の良さやコミュニケーション能力も仕事に生かされており、思わぬ方向に人脈があったりします。
貸しをたくさんつくっている
職場などで毎日過ごしていると、時には周りの人に助けられたり助けたりすることもありますよね。
頭が上がらないと言われやすい人は、圧倒的に周囲に借りをつくるより貸しをつくっていることが多いです。
もし借りを作った時でも、自分の得意なことでカバーしてすぐに返すことができます。
貸しをつくるというと計算高い詐欺師のような人を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際このような人は見返りを期待したり下心を抱いているわけではありません。
相手は助けてもらったことをたいへん感謝していても、「自分にやれることをしただけ」だと本気で思っています。