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現代社会の闇だと思う13個のこと


「どうしてこんな生きにくい世の中になったのだろう」「昔は良かった」「人が心を失ってしまった」など、現代社会に対する嘆きの声を耳にすることがありますが、あなたもそのように感じられるでしょうか?

毎日のニュースで見聞きする血も涙も無いような事件や、悲惨な事故、職場や学校で感じるストレスやプレッシャー、家の中でさえ会話がなかったり、心が通じ合わないという寂しさなどによって、多くの人は生きにくさ、人情のなさや、冷え切った社会を感じるのでしょう。

皆が「幸せになりたい」「人を愛し、自分も愛されたい」と願い、小さな頃から「人には優しく、正直に」と教えられているのにもかかわらず、なぜこんなに現代社会は苦しみで満ちているのでしょうか?「闇」と表現される現代社会の問題点や矛盾点などを詳しく見ていきましょう。

この記事の目次

現代の闇はどこまで深いのか?

「闇」とは、「暗いことや光のないこと、またその状態」「道理がわからない」という意味があります。

「闇夜」「暗闇に包まれる」などの使い方からも、一つの意味としては、物理的な暗がりをさしている意味だとわかりますね。

ただ、最近よく言われる「現代の闇」「闇が深い」などはどんな意味があるのでしょうか?これは、物理的な闇ではなく、人や団体や物事の性質を表す言葉として使われます。

闇とは、光のない状態、見えない状態であることから、「希望がない」とか、「裏で何を考えているかわからない」「表沙汰にしないことが多い」「思慮分別がない」「理性を失った状態」という意味で使われることもあります。

「あの企業の闇は深い」とか、「別れた彼氏の闇が深くて困る」という使い方をする場合がそうです。

このことを踏まえるなら、「現代社会の闇」いうなら、後半の意味の「見えない部分」「裏」という意味になります。

「自然体」や「ポジティブ」が表とするなら、その反対が「不自然」「作られた」ということになり、そしてそこからこぼれ落ちたものを「闇」と表現しているのかもしれません。

たいていのことには表と裏がありますし、人間にも、表面に出していることと、隠していることがあります。

残念ながら100%表しかないという人はいないでしょう。

ですから人は、闇が存在するのを受け入れることには抵抗がありませんが、「闇が深い」という時はどんな時でしょうか?社会に裏があるのは知っていたが、いざ自分の身に降りかかった時や、絶望した時に、どうしようもない気持ちや、モヤモヤした行き場のない感情を表現するために使われるようになったのではないかと言われています。

そして最近では、流行語のように「闇が深い」という表現が様々なジャンルで使われているので、それだけ世の中に絶望したり、はがゆさを感じている人が多いことと、社会の隙間から滑り落ちてしまっているどうしようもない事態が至る所で起きていることがわかります。

闇はあなたのすぐそばにあるかも知れない


「闇」という言葉をどのような意味で使っているかを考えた時に、決して自分と関係ないことではなく、自分のすぐ近くでも見られたり、自分も巻き込まれたり関係していることも多いかもしれません。

ツイッターなどでも、現代社会に潜む闇について呟かれていたり、街で見かけた闇についての投稿が特集されていることがありますが、スーパー、公共のトイレ、職場など、私たちが生活しているスペースでたくさんの闇を感じる物や張り紙、人などが挙げられています。

それだけ現代の闇はどこにでも存在しているということなのでしょう。

闇に関わっている人の特徴とは?

「この人、心に闇を抱えているのかな?」と思うことがありますが、どんなところでそれを判断しているのでしょうか。

かなずしも、明らかに見た目が怪しいとか、暗いということだけではありません。

例えば、ニコニコして明るく見える人や、ポジティブな発言を繰り返す人でも、ちょっとした瞬間にでる素の表情や、発言によって「この人、実は相当な闇を持っている」とわかることがあります。

例を挙げると、数年前に行われた、心に闇を抱えていそうな芸能人ランキングで、タレントのベッキーが1位になっていましたが、当時のベッキーといえば、「元気印」「明るい」「優等生」などのイメージでした。

有吉さんがつけたあだ名も”元気の押し売り”というものでした。

そんな中でも、目が笑っていない、元気キャラで無理しているなどと見る人が感じる部分があったようです。

その後、彼女がミュージシャンとの不倫事件で、表面には現れない裏の顔が現れたと、世の中が一斉に反応したことからも、一見明るそうだったり、誠実そうなイメージの人でも闇を抱えていることがわかります。

ではこれから、闇を抱えている人や、闇に関わっている人の特徴を見ていきましょう。

1. 正義感を失っている


正義感とは、正義を尊び、不正なことに義憤を感じること定義されています。

ですから、正義感がある人は、道徳的な心情を優先して、絶対に嘘をつかなかったり、圧力を前にしても、自分の義を譲らないという特徴があります。

特に正義感が強いと言われる人もいますが、どんな人でも生まれながらに「良心」と呼ばれる、義を愛する気持ちを持って生まれます。

しかし、成長する過程で、世の中の低い基準に慣れてしまったり、自分だけ義を行なっても無駄であると諦めてしまうようになります。

周りとうまくやるためには、妥協しなくては、多少正義を崩すことは仕方のないことだと考えるようになってしまうのです。

そのような経験を小さい時から多く重ねている人は、正義感を失ってしまうことがあります。

裏切られたり、不公正な扱いを受けたり、義ではなく悪が常に勝利を納めているように見える環境に嫌気がさして、自分の良心を殺してしまうのです。

そうすると、正しいことを行おうという意欲がなくなり、闇の道を歩みはじめてしまうのです。

2. 人生の幸せを失っている

「幸せ」という感情は、人に良いことを行うエネルギーを与えます。