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現代社会の闇だと思う13個のこと(続き3)

一昔前まで、うつ病や精神疾患というと、奇異な目で見られ、病気に対する情報も、治療方法も少なく、スペシャリンストも限られていました。

しかし、健康とは、心身ともに健康のことを意味するという理解のもと、心のケアにも力が入れられるようになったり、メンタルを整えることの重要さが認識されるようになって専門的な治療を行なってくれる、心療内科やメンタルクリニックが急増しました。

心の病に対する偏見がなくなったり、適切な処置が受けれるという点ではクリニックの増加は嬉しいのですが、それほどまでに心の治療を必要としている人がいるというのは、悲しくもなりますね。

2. 政治家の汚職

国を本当に良くしようと願い、献身的に働く政治家はもういないのではないかと思えるほど、自分の私利私欲のために権力を手に入れ、そして、それを活用して自分の利己的な願い通りに世の中を動かしている貪欲な政治家のニュースを聞きますね。

賄賂、献金、横流し、不正など汚職にまみれた政治家に嫌気がさしてきます。

しかし、そんな悪いことをしている彼らのことを、先生と崇める世の中にも嫌気がさしてしまうのではないでしょうか。

3. 薬物乱用事件の増加

「学校でコカインが売買される時代になった」と言われているので、薬物使用者が増えているのも残念ながら納得できます。

薬物乱用とは、薬物依存症まではいかないが、繰り返し薬物を使用していることにより、精神的にも身体的にも著しく有害な結果が生じていることをさします。

合法ドラックであろうがハーブであろうが、どんなものでも薬物は人を廃人にしていきます。

それが社会でも声高に叫ばれているのに、薬物に手を出す人もあとを絶ちませんし、薬物乱用事件も増加しています。

薬物を使うことによる高揚感や開放感を、なぜこれほど多くの人が必要とするのでしょうか?正常な状態でいることや、自分や他の人を傷つけないことよりも、ドラックを使用することによってみる幻覚や幻聴の方を好むのは何故なのでしょうか?闇を感じます。

4. 学校や会社でのいじめ

肉体的、精神的、立場的に自分よりも弱い人を、暴力や差別や嫌がらせによって、一方的に苦しめることを「いじめ」と言いますが、悲しいことに学校でも会社でも良く見られます。

しかも現代のいじめの特徴としては、いじめる側もいじめられる側も固定されておらず、短期間で入れ替わったり、次々といじめに関係する人が変わっていくという傾向があります。

また、ある特別なことや、際立った特徴があるわけでもなく、本当に些細な出来事や、ちょっとしたことがきっかけでいじめが始まってしまうのです。

学校や会社など、ある一定の人数が集まり、すぐには抜け出せない状況、しかも閉鎖的な環境は、集団心理が生まれ、集団特有のノリががエスカレートしていじめになる場合もあるそうです。

しかし、いじめは相手を傷つける目的で行われるので、当然受けた方には深い傷を与えることになります。

5. 少子高齢化

日本では、急速に少子高齢化が進んでおり、人口の4人に1人は65歳以上の高齢者です。

そもそも結婚する人も減っていますし、結婚したとしても、経済的な不安や、子育ての環境の厳しさ、キャリア重視のため子供を持たないという選択をする夫婦も増えています。

一方、昔は若い人を手伝ったり、適切な助言を与える存在だったお年寄りの多くが、暴走老人などと言われる、理不尽でわがままな態度をしたり、偉そうに振る舞う人になってきてしまっています。

これからますます少子高齢化が進んでいく日本は、一体どうなるのだろうと危惧している人も多いのも仕方がないですね。

将来の光が見えない、年金問題、待機児童問題、保険外治療問題など、少子高齢化の元になっている問題が山積みですので、少しでも人々が明るい気持ちになれるような解決が速やかにされることを祈るばかりです。

6. 格差社会

格差社会とは、主に資金面で改装が分断された社会のことです。

中間層がなく、富裕層と貧困層のさが広がった社会とも言えます。

の本国民の過半数は会社員で、その会社員は中間層とされてきましたが、日本経済の低迷とともに、会社員の給料が下がり、中間層から貧困層に低下してしまったのと同時に、富裕層は、インターネットの普及などにより、ビジネスが行いやすくなり、より収入がアップしたことが原因で格差が広がったと言われています。

ですから、リスクも伴うが、自分で事業をおこなったり、新しいことにチャレンジしたり、自分にしかできないことというのがないと、誰でもいいような仕事や、替えのきく人材のままだと、世の中の経済が厳しくなると、収入も減理、瞬く間に貧困層に落ちてしまうのです。

戦後の復興を成し遂げたと感じていた頃の日本は、貧困がなくなり、国民全体の平均的な暮らしが守られたと感じていましたが、残念ながら現代では、必死で働いても食べることもままならないワーキングプアや、生活保護に頼らざるをえない人が増えているのです。