そうなってくると仕事をすることも困難ですし、今までと同じような生活を送ることは難しくなってしまいます。
脳に問題があることも
はっきりとした原因についてはまだまだわからないことが多いようですが、パニック障害には脳の伝達物質が関係しているという見解があるようです。
脳内の神経伝達物質は二つあり、それがセロトニンとノルアドレナリンです。
セロトニンには気持ちをリラックスさせて落ち着かせてくれる働きがあります。
一方ノルアドレナリンは、体が危機に瀕したとき恐怖や不安を与え血圧や心拍数を与える働きをしています。
この二つはどちらもわたしたちが生きていくうえで欠かせないものです。
しかしパニック障害の人の脳内は誤作動を起こしていて、ノルアドレナリンが特に危険な状態であるわけでもないのに不安や恐怖を絶えず伝えてくる状態になっています。
患者さんの中には、薬でセロトニンを増やすことで症状が緩やかになっていく人が多いようです。
しかしこの薬も飲み過ぎてしまうと今度はセロトニンが多すぎてしまいよくないようなので、ゆっくりと脳内をバランスよく整えていくことが大事なようです。
まとめ
手がつけられないと思われがちなヒステリー気質の人の扱い方が少しお分かりいただけたでしょうか。
あなたの周りにいる何の我慢もなくすぐにぶち切れているように見える人たちにも、何かしら心の中に秘めたものがあるのかもしれません。
それは人それぞれ違うでしょうが、共通して言えるのがみんな自意識が高くそれでいてコンプレックスの強い人たちだということです。
なので、もし声を荒げて怒鳴られてしまったりしてもこちらが委縮するようなことは全くありません。
一番強いのは、いつでも笑顔で冷静な対応ができる人なのですから。
面倒なことも面倒な人も多い世の中ですが、適度に受け流し、適当な相槌を打ちつつ面倒な人間関係をやり過ごしていきましょう。