ところが、なんの疑問も持たずに先輩の言うことをただ「はい、はい」といった態度で聞いていたらどうでしょうか。
質問も特にせず、仕事を始めたら案の定ミスの連続。
「一体何が分かったの?」と相手の人間性を疑ってしまうのも無理はないですよね。
常に好奇心を持って生きている人には目的意識が芽生え、やり遂げるためにはどうしたらいいのかを考えます。
だから自分から積極的に質問するのですが、これが仕事が出来る人と出来ない人の大きな差となって表れるのです。
人間が生きる術として持ち合わせている好奇心ですが、実は意外と重要なものなんです。
自分で調べると記憶に残る
「なんで?」と思われる事柄について紹介してきましたが如何だったでしょうか。
私たちの日常には、「なんで?」「何故?」と思われる事が山のように存在しています。
いつからか自分自身が世間の「常識」と呼ばれているものに支配され、「疑問」に思うことが減ってきてしまったのも認めざるを得ない事実です。
疑問に思ったことはすぐに自分で調べる。
これが一つの若返りの方法であるともいえるでしょうね。
「天才」は「変人」と紙一重です。
常識と思われている事に対して疑問を感じるからこそ、新しい発明や産業が生まれます。
「気付く」という才能は文化の発展には欠かせないものと言っても過言ではありません。