久しく会ってない時に使われる「ご無沙汰しています」という言葉。
あなたは正しく使えてますか?
ビジネスの場面でよく使われることが多い言葉ですが、使い方を間違ってしまってないか不安になることがありますよね。
そこで「ご無沙汰しています」の正しい使い方を、期間や言い回しも含めて紹介していきますね。
️使い所の多い「ご無沙汰しております」
使い所が多い「ご無沙汰しています」は、正しくは「ごぶさたしています」と読みます。
沙汰の意味
「ご無沙汰」の「沙汰」の意味は、「便り」や「知らせ」を意味してます。
そして、「無」がつくことで、便りや知らせがないということになります。
よって、「ご無沙汰しています」は、長い期間に相手を訪ねかった場合や、便りや知らせを出さなかった状態がしばらく続いて、そのことを申し訳無く思い、詫びるときの挨拶として使われます。
便り
便りとは、手紙や文書をさします。
知らせ
知らせとは、メールや言伝をさします。
音信
音信とは、電話をさします。
通知
通知とは、電話やコンピューターにおける知らせをさします。
沙汰が無いからご無沙汰
相手方から便りや知らせなどの沙汰が無いから、ご無沙汰といいます。
️「ご無沙汰しております」を使うタイミング
「ご無沙汰しております」をどのタイミングで使用するのが、相手の失礼にならないのか気になりますよね。
何でもかんでも、「ご無沙汰しております」を使えばいいとは限りません。
上手か使い方を紹介していきますね。
かしこまった手紙
手紙を受け取る相手にも寄りますが、最後に連絡を取ったりお会いしたのが1ヶ月以内なのであればご無沙汰ではないでしょう。
それほど長い期間でなければ、「お世話になっております」という文面が的確です。
例えば年賀状に一言添える場合、しばらくお会いしていない親戚の方や、昔お世話になった先生に対しては「ご無沙汰しております」です。
ですが、上司に送る場合など、会社で会っている人には「いつもお世話になっております」が適切でしょう。
かしこまったメール
かしこまったメールの冒頭でも必ず、「ご無沙汰しております」と入れると丁寧な印象を相手方にもたれるでしょう。
特に、メールでは久しぶりの相手にビジネスメールを送るときのメールの本文は、「ご無沙汰しております。」などの挨拶から始める書き方をしましょう。
他にも…
ご無沙汰してしまい、失礼いたしました。
ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
という書き方をオススメします。
実家へのご挨拶
自分の実家や、夫の実家に行った時の挨拶は、自分の実家であれば「ただいま〜」ですが、義実家の場合は「ご無沙汰しております。