CoCoSiA(ココシア)

賢明な判断をするための5個の注意点(続き3)

すぐに行動できるかどうか

すぐに行動できないことを決めても、成し遂げることは難しいでしょう。

すぐには達成できないような大きなことや、たくさんのことが関係しているので、判断するのに時間がかかる場合もあるでしょう。

しかし、そのような場合でも、すぐにで自分がきることが思いつかないなら、それは賢明な判断とは言えないかもしれません。

もしかしたら、他人任せな考え方をしたり、あまりにも非現実的な構想を立てているのかもしれません。

ですから、もう一度具体的に考え直すことができるでしょう。

賢明な決定なら、すぐに自分ができること、もしくはやらなければならないことが必ずあるはずです。

それが見つかるまで、熟考を重ねるようにしましょう。

失敗が想定できるか

うまくいくようにという願いが強すぎて、失敗するかもということを考えないようにするのは、賢明ではありません。

現実逃避ということもできます。

自分の都合の良いことだけをイメージするなら、それは自分で作り上げた夢の世界になってしまい、現実社会とギャップが出てしまいます。

失敗を想定することは、冷静に物事が見えている証拠とも言えます。

賢明な人は、決して自分を過大評価しません。

失敗することもあれば、自分の思い通りのはいかないことが起きるものだとわかっていて初めて、現実的で、周りの人も納得できる判断ができるのです。

賢明な判断力をつけるための方法

「判断力」は生まれ持った性格や能力で決まってしまうのでしょうか?

それとも後からでも磨くことができるものなのでしょうか?

よく判断ミスをして怒られてしまう人も安心してください。

判断力は後から培い、訓練するなら賢明な判断ができるようになります。

そのための方法を早速これから見ていきましょう。

常に思考すること

考える習慣のない人に、賢明な判断は下せません。

自分で考えることをしないと、人の言いなりになったり、流れに任せたりという誰かの考えで決定を下すことになってしまいます。

また、適当に決めたり、思いつきや勢いで決めることを繰り返すと、正しい思考パターンを身につけることはできません。

そこで、自分の思考力を上げるためにできる訓練方法をご紹介します。

それは、歴史の教科書を読むことです。

その際は、ただ出来事を把握したり、覚えていくのではなく、「なぜ、それが起こったのか」「次はどうするべきだったか」の二つのポイントを常に考えるようにします。

そのようにして、過去に起きた出来事を参考に、歴史が生まれる時の背景や、選択肢、そして歴史上の人物はその道を選んだのか、登場人物たちの感情を考慮することによって、将来について、自分が判断する時に役立つ思考パターンを身につけることができます。

この方法は、成功している起業家の多くが実践している方法です。

そうするなら、不安定な未来を考えるのに、過去の出来事を参考資料とすることができると同時に、正しい判断を下すタイミング、考えるべきこと、実践するためのメンタリティを身につけることができるようになります。

他人の意見を積極的に捉える

結果を出せる人の特徴として、物事を前向きに捉えるということがあります。

例えば、優秀なセールスマンは「売ることは難しい」と考えるのではなく、「必ず売れる」と考えて営業をします。

そのように積極的に考えるなら、「どうすれば売れるか」に思いを集中するので、そのために学び、必要な工夫をしていくので結果が残せるのです。

学ぶ過程では、先輩にアドバイスを求めたり、お客さんからの要求やクレームを聞くことも含まれますが、自分の仕事を前向きに考え、目標をしっかりと立てているなら、人の意見も結果を出すための参考として積極的に捉えることができます。

耳が痛いようなことや、自分のやり方を否定されるようなことを言われても、それを自分の成長のためにいかすのです。

ひねた見方や、謙遜さがないなら、「偉そうなことを言って、自分はなんだ」とアドバイスをくれた人を避難することで終わってしまったり、「自分はだめだ」と落ち込んで次に進めなくなるかもしれません。

しかし、賢明な判断力を磨くのに、人の意見を聞くことは非常に大切です。

自分では見えないことや、知らないことを教えてもらえるチャンスを積極的に捉えるようにしましょう。